ハイブリッド車 和製エコカーが「ガラケー」ならぬ「ガラカー」になる日、それでもいいじゃない
昨日付けのJBPRESSに「世界の中心にいないハイブリッド車 和製エコカーが「ガラケー」になる日」との気になる記事が載っておりました。世界の中心にいないハイブリッド車との文言にはあまり違和感は感じないのですが、和製エコカーが「ガラケー」、あの日本製ガラパゴス携帯電話のことですね、になる日とありました。私、ふらぬいは、まず「ガラケー」とはなんぞや、「ガラカー」、日本製ガラパゴス・カーの命名間違いと考えたものですから、「ガラカー」でいいじゃない。日本には「ガラカー」のハイブリッド車が似合います、とつれづれぶろぐしてみました。
まず、そのJBPRESSの記事ですが、貼り付けますね。ご一読下さいね。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/34289
まだ前編だけですから、後編もきちっと読んでからつれづれぶろぐにしたほうが良かったかも知れないのですが、「エコカー」を「ガラケー」にしたのは筆者の間違いです。私が思うには、「ガラカー」とすべきだったのではないか。日本には「ガラカー」のハイブリッド車が似合う、と考えたものですからね。拙速(せっそく)の誹(そし)りを受けることをものともせずにつれづれぶろぐしてみました。
かってブログで、トヨタ車が「スマホ(スマートフォン)」になり、自動車電話に乗っ取られたの?とトヨタ車を揶揄した私、ふらぬいとしましては、筆者に「ガラケー」と、「スマホ」の1世代前の呼称を使われたことに憤りを憶えるものですが、それは置いておきます。「ガラケー」は日本のあまりに高機能、高度に進化し過ぎてしまった携帯電話を揶揄するものですが、かって携帯電話システムの開発にそれなりに携わった私、ふらぬいとしては、ハイブリッド車が「ガラケー」、それなら喜んで揶揄されましょうとの気概はあります。あの、どこかの評論家が使う、特異な進化を遂げた携帯電話との評価は間違っていますからね。 と、言うのは、「ガラケー」の機能は、ほとんど「スマホ」に搭載されているではありませんか。ですから、あの「ガラケー」が「スマホ」を実現させたのです。日本の国内市場、社会に受け入れられるものとしての「ガラケー」、私は結構だと思いますよ。日本以外の諸外国は「ガラケー」に暫く遅れをとって、その後に「スマホ」の便利さを享受しているのではありませんか。日本のガラパゴス携帯電話「ガラケー」は、諸外国のかなり先を走っていただけなんですよ。ただ日本の携帯電話メーカが高度な技術を追いかけ続けることに疲れてしまった感じは否めないですがね。個人的には技術革新以上に進んだ超円高で日本企業が疲弊してしまったと考えています。日本企業が超円高に伴い、日本から本格的に海外に進出(開発、生産、すべてを海外移転すること)していたら、こんなに疲弊したかどうかは分かりませんからね。あの、すべてを海外移転、これでも、うまくいかなかった可能性はもちろんゼロではありませんよ。またまたダブルネガティブを使って、もと技術者、しかもIT技術者として忸怩たるものがあります。
それで、筆者は、世界の中心にいないハイブリッド車(HV)、つまり、日本の和製エコカーが「ガラケー」になると書いているのです。と、言うのは、昨年末に、トヨタ自動車が新型ハイブリッド車(HV)「アクア」を発表し、主要メディアの間で盛んにそのすばらしさを報じられており、国内の多くの消費者は新たなHVの登場を素直に歓迎しているのは認めているのです。
しかしながら、証券会社や運用会社のアナリストたちは手放しでこの状態を歓迎しているわけではない。かく言う筆者自身もその一人で、筆者は、最近のHVブームが近い将来「ガラケー化」する懸念を拭い切れないと感じているのです。「ガラケー」ですから、日本で高機能、高度に進化することですね。日本国内におけるHVブームに水をさしているようにも思えるのです。筆者がどこの所属でこのことを言っているのか少し分かったような気がしますが、一応、筆者の論陣を伺ってみますからね。
筆者は、マスコミが持ち上げる新型(HV)「アクア」、燃費向上、低価格化、エコカー補助も期待でき、今年初の大ヒット車となるのは確実だと視ているのですがね。これを、筆者は世界のガラパゴス(南米エクアドル領、ダーウィンの「ビーグル号航海記」で有名です)と揶揄される日本だけの状況と言いたいのでしょうね。
私、ふらぬいは、2011年の3月11日の東日本大震災やタイの洪水被害が、日本の自動車生産、そのサプライチェーンに与えた影響はあまりに大きいものだったこと理解しています。日本の自動車産業の復興は日本復興、再興の後(うしろ)を押してくれると考えていますよ。もちろん、ありとあらゆる製造業、1次、2次、3次とすべての産業復興が日本の復興、再興の後押しになるのは言うまでもありません。とりわけ日本の製造業で世界最強と言われる自動車産業がまず第一に復興することが求められる訳です。日本は今までも幾度の艱難辛苦を乗り越えてきました。今回の試練も必ずや乗り切っていくと考えています。日本沈没と揶揄されもしましたが、日本は浮沈空母ではありませんが不滅です。またまもなく日は昇る日本であることを是非世界に見せつけたい、見せつけて欲しいと願っています。そのためにも、日本の自動車産業が地震、津波、洪水で沈んだわけではない。日本の自動車産業の復活に日本復興をだぶらせてみたい気もします。少し力が入りすぎたきらいもありますが、我慢して下さいね。
だが、日本国内のHVブーム報道とは対照的に、海外では日本の自動車産業に厳しい受け止め方が増えていると筆者は言います。これからは筆者の記事の受け売りになりますが、私自身は、その通りと納得している訳ではありませんよ。
「それは、2012年1月初め、米国の専門調査会社オートデータが2011年の北米市場での販売実績を発表した。それによると、日系の2大メーカーであるトヨタは前年比6.7%減、ホンダも同6.8減とそれぞれ実績を減らした。東日本大震災発生によるサプライチェーンの被災、タイの大洪水被害による生産の遅れが主因であることは間違いない。「北米市場の顧客の多くは、契約後すぐに納車されることを望むケースが大半のため、(震災や洪水被害による)在庫逼迫はトヨタ、ホンダにとって致命的だった」(米系証券アナリスト)
ここまでの話題は多くの本稿読者もご存じのはずだ。だが、オートデータの集計には見逃せない点がある。2011年の1年間では日産自動車が同14.7%増、マツダが同9.1%増、富士重工業が同1.2%増とそれぞれ販売実績を伸ばしている。日本の主要メディアの見出しやまとめ記事では、ややもすると日本車全てが沈んだような印象を受けるが、事実は全く違う。株式市場では、「他の日系メーカーがプラスにしたことを勘案すれば、サプライチェーンの被災状況を考慮しても、トヨタ、ホンダは震災と洪水を言い訳にしている」(米系運用会社幹部)
と厳しい見方を示しているのだ。
ハイブリッドは世界の中心なのか、2011年、北米市場で販売実績を落としたトヨタ、ホンダの共通項は何か。冒頭から触れているように、HVであることは間違いない。過去5年程度を振り返ってみよう。トヨタがプリウスで先鞭をつけ、ホンダが簡易型のHVを投入。燃費性能のみならず、価格面でも両社が熾烈な販売合戦を展開したのは記憶に新しいところ。株式市場でも、一部の自動車担当アナリストが「トヨタ以外の自動車メーカーは存在意義を失う」とまで絶賛したものだった。ところが、先のオートデータの集計の通り、HV技術の最先端を行くトヨタとホンダは販売実績を落とした。
オートデータによれば、2011年の北米市場でのプリウスの販売台数は13万6000台だ。2010年度の日本市場でのプリウスの販売実績は約28万台(日本自動車販売協会連合会)。震災の影響を考慮しても、年間1300万台が売れる北米市場で13万台強の販売実績が多いか少ないかは一目瞭然。なお、2011年の北米でのホンダ「シビックHV」の実績は4700台だ。これは、HVが全米、ひいては世界市場全体でコアな技術ではない、いや、主流ではないということを示しているとも言えるのではないか」
と筆者は述べているのです。
生産、販売実績からの筆者のこの論理にはかなり無理がありますね。北米市場で販売実績が少ないHVが全米、ひいては世界市場でコアな技術ではない、いや主流ではないとね。もしかしたら、そのように言えないこともないのかも知れないのでしょう。またダブルネガティブ、失礼。しかし、日本ではコアな技術、主流になってきたHVエンジンであることは間違いないのです。筆者のHVは、今は、全米、ひいては世界市場では主流ではない、との論旨は正しいかもしれないが、それが未来永劫正しい訳ではありませんね。自動車産業ばかりでなく、いかなるビジネスの現場においては、現在(いまの)技術で稼ぎ、将来(あす)のための技術革新を行う必要はあるわけですからね。今が未来永劫今のままではあり得ないのです。そのために企業は技術革新を行うのですから。今回のトヨタとホンダの車が、売り上げ、販売実績を落としたのは、車を生産出来なかったのが原因ですからね。それも、東日本大震災とタイ洪水が大きく関わっています。なんと言っても自動車の心臓部である、自動車のエンジンを制御するCPU素子やメモリ、半導体が供給できなかったからでしょう。私はそのように理解しています。一方、日産やマツダはトヨタ、ホンダほど生産に影響はなかった筈ですからね。トヨタ、ホンダの不振はものづくり、つまり自動車生産ができなかったのが大きな原因でしょう。HVに傾斜したのが原因ではないと思いますよ。
HVに傾斜しすぎたトヨタとホンダの将来はどうなるか、筆者はここで、HVの販売実績が世界的に振るわないという事実に接し、ある事柄を思い出す読者は少なくないはずと問いかける。それは、「日本専用仕様」で、のちに「ガラパゴス」と揶揄されるようになった日本メーカー製の携帯電話端末、いわゆる「ガラケー」のことだとね。
さらに畳みかけるように、当時、日本の携帯電話を擁護したITの専門家までを非難します。彼らの多くが「日本の携帯電話は世界最先端」と声高にアピールした時期があったとね。
しかし、国内での評判の良さとは裏腹に、海外市場での販売は振るわなかった。「あまりにも高機能なため、海外ではユーザーが使いこなせなかった」ことがその主因とされてきたが、今やそんな説を展開する専門家は皆無だ。筆者には、HVに傾斜しすぎたトヨタ、ホンダの両社が、かつての「ガラケー」にだぶって見えてしまうのだ。
後は筆者の論陣を補完することに、ヨーロッパのメーカを出しに使っていますが、HVガラケー危うしとアナログ(?)エンジン(失礼)の高性能か効率化を述べています。まあ読んでいただけば良いと思いますね。
さらに、携帯電話のガラケー化だけでなく、最近では日系テレビメーカーの国際的なシェア低下が著しい。このままでは、日本の産業人口の裾野を支えている自動車業界までが体力をすり減らし、沈むことになりかねないとまで述べています。
こちらの論陣から言いますと、今から20年ほど前に、「もはや技術無し」を地でいった電気通信機業界のことがダブリます。結局は安価でそれなりの技術でも世界の通信は大丈夫ということで、すべてをインターネットの技術構築で我慢していったのでしたね。電機メーカも結局その後を追って、「もはや技術無し」で円高だけに負けてしまう体質になってしまいました。造船、鉄鋼その他業界、まだまだあった、日本が世界一の産業がことごとく敗れ去ったのでした。それでも、この筆者は日本の自動車HVを「ガラケー」と言ってくれるのは悪くはありませんよ。ただ、「ガラケー」が「スマホ」になったことを忘れてはいけません。HV、ガソリン自動車と電気自動車の良いとこ取り、それでハイブリッド、すばらしい技術と思いますね。この資源のない日本、油断して石油を遮断されたら、すぐさま干上がってしまう資源小国日本。ガソリンを湯水のように使って走る大きな自動車がたてる大音響が大好きなアメリカ、旧宗主国として石油利権をそれなりに今でも持つ欧州諸国、日本が生きる道、生き残る術は、石油、ガソリンを効率よく使うことにあるのです。そのための解の一つがHVでもあるのです。
ガソリンエンジンのさらなる小型化、燃費性能向上はもちろん必須のことでしょう。そして、ガソリンをまったく使用しない電気自動車の開発も行う必要もあります。HVはその両方の技術の進化にも役立つのです。HVは「ガラケー」でよろしいのです。でも「ガラケー」よりは「ガラカー」、ガラパゴス車、ガラパゴス・カーが良いのです。そして、それがさらに進化して、車は「スマホ」、なんと言うのかはまだ分かりませんが、になるのです。
私は、トヨタ車が「スマホ」になっても良いのではないかと言った豊田社長の言葉が、その自動車の将来とその成功を暗示しているようの思えてならないのです。つまり、筆者のハイブリッド車 和製エコカーが「ガラケー」を逆手にとって「ガラカー」化が進み、やがて車が「スマホ」になる訳です。その時には、和製ハイブリッドが「スマホ」に大きく変貌しているのです。車の「スマホ」化でさらに日本の自動車産業がHVをやっていたことが正しかったと証明される日もそう遠くは無いのではないかと思いますよ。つれづれぶろぐですからね。
ハイブリッド車 和製エコカーが「ガラケー」ならぬ「ガラカー」になる日、それでもいいじゃない、とのブログでした。
まず、そのJBPRESSの記事ですが、貼り付けますね。ご一読下さいね。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/34289
まだ前編だけですから、後編もきちっと読んでからつれづれぶろぐにしたほうが良かったかも知れないのですが、「エコカー」を「ガラケー」にしたのは筆者の間違いです。私が思うには、「ガラカー」とすべきだったのではないか。日本には「ガラカー」のハイブリッド車が似合う、と考えたものですからね。拙速(せっそく)の誹(そし)りを受けることをものともせずにつれづれぶろぐしてみました。
かってブログで、トヨタ車が「スマホ(スマートフォン)」になり、自動車電話に乗っ取られたの?とトヨタ車を揶揄した私、ふらぬいとしましては、筆者に「ガラケー」と、「スマホ」の1世代前の呼称を使われたことに憤りを憶えるものですが、それは置いておきます。「ガラケー」は日本のあまりに高機能、高度に進化し過ぎてしまった携帯電話を揶揄するものですが、かって携帯電話システムの開発にそれなりに携わった私、ふらぬいとしては、ハイブリッド車が「ガラケー」、それなら喜んで揶揄されましょうとの気概はあります。あの、どこかの評論家が使う、特異な進化を遂げた携帯電話との評価は間違っていますからね。 と、言うのは、「ガラケー」の機能は、ほとんど「スマホ」に搭載されているではありませんか。ですから、あの「ガラケー」が「スマホ」を実現させたのです。日本の国内市場、社会に受け入れられるものとしての「ガラケー」、私は結構だと思いますよ。日本以外の諸外国は「ガラケー」に暫く遅れをとって、その後に「スマホ」の便利さを享受しているのではありませんか。日本のガラパゴス携帯電話「ガラケー」は、諸外国のかなり先を走っていただけなんですよ。ただ日本の携帯電話メーカが高度な技術を追いかけ続けることに疲れてしまった感じは否めないですがね。個人的には技術革新以上に進んだ超円高で日本企業が疲弊してしまったと考えています。日本企業が超円高に伴い、日本から本格的に海外に進出(開発、生産、すべてを海外移転すること)していたら、こんなに疲弊したかどうかは分かりませんからね。あの、すべてを海外移転、これでも、うまくいかなかった可能性はもちろんゼロではありませんよ。またまたダブルネガティブを使って、もと技術者、しかもIT技術者として忸怩たるものがあります。
それで、筆者は、世界の中心にいないハイブリッド車(HV)、つまり、日本の和製エコカーが「ガラケー」になると書いているのです。と、言うのは、昨年末に、トヨタ自動車が新型ハイブリッド車(HV)「アクア」を発表し、主要メディアの間で盛んにそのすばらしさを報じられており、国内の多くの消費者は新たなHVの登場を素直に歓迎しているのは認めているのです。
しかしながら、証券会社や運用会社のアナリストたちは手放しでこの状態を歓迎しているわけではない。かく言う筆者自身もその一人で、筆者は、最近のHVブームが近い将来「ガラケー化」する懸念を拭い切れないと感じているのです。「ガラケー」ですから、日本で高機能、高度に進化することですね。日本国内におけるHVブームに水をさしているようにも思えるのです。筆者がどこの所属でこのことを言っているのか少し分かったような気がしますが、一応、筆者の論陣を伺ってみますからね。
筆者は、マスコミが持ち上げる新型(HV)「アクア」、燃費向上、低価格化、エコカー補助も期待でき、今年初の大ヒット車となるのは確実だと視ているのですがね。これを、筆者は世界のガラパゴス(南米エクアドル領、ダーウィンの「ビーグル号航海記」で有名です)と揶揄される日本だけの状況と言いたいのでしょうね。
私、ふらぬいは、2011年の3月11日の東日本大震災やタイの洪水被害が、日本の自動車生産、そのサプライチェーンに与えた影響はあまりに大きいものだったこと理解しています。日本の自動車産業の復興は日本復興、再興の後(うしろ)を押してくれると考えていますよ。もちろん、ありとあらゆる製造業、1次、2次、3次とすべての産業復興が日本の復興、再興の後押しになるのは言うまでもありません。とりわけ日本の製造業で世界最強と言われる自動車産業がまず第一に復興することが求められる訳です。日本は今までも幾度の艱難辛苦を乗り越えてきました。今回の試練も必ずや乗り切っていくと考えています。日本沈没と揶揄されもしましたが、日本は浮沈空母ではありませんが不滅です。またまもなく日は昇る日本であることを是非世界に見せつけたい、見せつけて欲しいと願っています。そのためにも、日本の自動車産業が地震、津波、洪水で沈んだわけではない。日本の自動車産業の復活に日本復興をだぶらせてみたい気もします。少し力が入りすぎたきらいもありますが、我慢して下さいね。
だが、日本国内のHVブーム報道とは対照的に、海外では日本の自動車産業に厳しい受け止め方が増えていると筆者は言います。これからは筆者の記事の受け売りになりますが、私自身は、その通りと納得している訳ではありませんよ。
「それは、2012年1月初め、米国の専門調査会社オートデータが2011年の北米市場での販売実績を発表した。それによると、日系の2大メーカーであるトヨタは前年比6.7%減、ホンダも同6.8減とそれぞれ実績を減らした。東日本大震災発生によるサプライチェーンの被災、タイの大洪水被害による生産の遅れが主因であることは間違いない。「北米市場の顧客の多くは、契約後すぐに納車されることを望むケースが大半のため、(震災や洪水被害による)在庫逼迫はトヨタ、ホンダにとって致命的だった」(米系証券アナリスト)
ここまでの話題は多くの本稿読者もご存じのはずだ。だが、オートデータの集計には見逃せない点がある。2011年の1年間では日産自動車が同14.7%増、マツダが同9.1%増、富士重工業が同1.2%増とそれぞれ販売実績を伸ばしている。日本の主要メディアの見出しやまとめ記事では、ややもすると日本車全てが沈んだような印象を受けるが、事実は全く違う。株式市場では、「他の日系メーカーがプラスにしたことを勘案すれば、サプライチェーンの被災状況を考慮しても、トヨタ、ホンダは震災と洪水を言い訳にしている」(米系運用会社幹部)
と厳しい見方を示しているのだ。
ハイブリッドは世界の中心なのか、2011年、北米市場で販売実績を落としたトヨタ、ホンダの共通項は何か。冒頭から触れているように、HVであることは間違いない。過去5年程度を振り返ってみよう。トヨタがプリウスで先鞭をつけ、ホンダが簡易型のHVを投入。燃費性能のみならず、価格面でも両社が熾烈な販売合戦を展開したのは記憶に新しいところ。株式市場でも、一部の自動車担当アナリストが「トヨタ以外の自動車メーカーは存在意義を失う」とまで絶賛したものだった。ところが、先のオートデータの集計の通り、HV技術の最先端を行くトヨタとホンダは販売実績を落とした。
オートデータによれば、2011年の北米市場でのプリウスの販売台数は13万6000台だ。2010年度の日本市場でのプリウスの販売実績は約28万台(日本自動車販売協会連合会)。震災の影響を考慮しても、年間1300万台が売れる北米市場で13万台強の販売実績が多いか少ないかは一目瞭然。なお、2011年の北米でのホンダ「シビックHV」の実績は4700台だ。これは、HVが全米、ひいては世界市場全体でコアな技術ではない、いや、主流ではないということを示しているとも言えるのではないか」
と筆者は述べているのです。
生産、販売実績からの筆者のこの論理にはかなり無理がありますね。北米市場で販売実績が少ないHVが全米、ひいては世界市場でコアな技術ではない、いや主流ではないとね。もしかしたら、そのように言えないこともないのかも知れないのでしょう。またダブルネガティブ、失礼。しかし、日本ではコアな技術、主流になってきたHVエンジンであることは間違いないのです。筆者のHVは、今は、全米、ひいては世界市場では主流ではない、との論旨は正しいかもしれないが、それが未来永劫正しい訳ではありませんね。自動車産業ばかりでなく、いかなるビジネスの現場においては、現在(いまの)技術で稼ぎ、将来(あす)のための技術革新を行う必要はあるわけですからね。今が未来永劫今のままではあり得ないのです。そのために企業は技術革新を行うのですから。今回のトヨタとホンダの車が、売り上げ、販売実績を落としたのは、車を生産出来なかったのが原因ですからね。それも、東日本大震災とタイ洪水が大きく関わっています。なんと言っても自動車の心臓部である、自動車のエンジンを制御するCPU素子やメモリ、半導体が供給できなかったからでしょう。私はそのように理解しています。一方、日産やマツダはトヨタ、ホンダほど生産に影響はなかった筈ですからね。トヨタ、ホンダの不振はものづくり、つまり自動車生産ができなかったのが大きな原因でしょう。HVに傾斜したのが原因ではないと思いますよ。
HVに傾斜しすぎたトヨタとホンダの将来はどうなるか、筆者はここで、HVの販売実績が世界的に振るわないという事実に接し、ある事柄を思い出す読者は少なくないはずと問いかける。それは、「日本専用仕様」で、のちに「ガラパゴス」と揶揄されるようになった日本メーカー製の携帯電話端末、いわゆる「ガラケー」のことだとね。
さらに畳みかけるように、当時、日本の携帯電話を擁護したITの専門家までを非難します。彼らの多くが「日本の携帯電話は世界最先端」と声高にアピールした時期があったとね。
しかし、国内での評判の良さとは裏腹に、海外市場での販売は振るわなかった。「あまりにも高機能なため、海外ではユーザーが使いこなせなかった」ことがその主因とされてきたが、今やそんな説を展開する専門家は皆無だ。筆者には、HVに傾斜しすぎたトヨタ、ホンダの両社が、かつての「ガラケー」にだぶって見えてしまうのだ。
後は筆者の論陣を補完することに、ヨーロッパのメーカを出しに使っていますが、HVガラケー危うしとアナログ(?)エンジン(失礼)の高性能か効率化を述べています。まあ読んでいただけば良いと思いますね。
さらに、携帯電話のガラケー化だけでなく、最近では日系テレビメーカーの国際的なシェア低下が著しい。このままでは、日本の産業人口の裾野を支えている自動車業界までが体力をすり減らし、沈むことになりかねないとまで述べています。
こちらの論陣から言いますと、今から20年ほど前に、「もはや技術無し」を地でいった電気通信機業界のことがダブリます。結局は安価でそれなりの技術でも世界の通信は大丈夫ということで、すべてをインターネットの技術構築で我慢していったのでしたね。電機メーカも結局その後を追って、「もはや技術無し」で円高だけに負けてしまう体質になってしまいました。造船、鉄鋼その他業界、まだまだあった、日本が世界一の産業がことごとく敗れ去ったのでした。それでも、この筆者は日本の自動車HVを「ガラケー」と言ってくれるのは悪くはありませんよ。ただ、「ガラケー」が「スマホ」になったことを忘れてはいけません。HV、ガソリン自動車と電気自動車の良いとこ取り、それでハイブリッド、すばらしい技術と思いますね。この資源のない日本、油断して石油を遮断されたら、すぐさま干上がってしまう資源小国日本。ガソリンを湯水のように使って走る大きな自動車がたてる大音響が大好きなアメリカ、旧宗主国として石油利権をそれなりに今でも持つ欧州諸国、日本が生きる道、生き残る術は、石油、ガソリンを効率よく使うことにあるのです。そのための解の一つがHVでもあるのです。
ガソリンエンジンのさらなる小型化、燃費性能向上はもちろん必須のことでしょう。そして、ガソリンをまったく使用しない電気自動車の開発も行う必要もあります。HVはその両方の技術の進化にも役立つのです。HVは「ガラケー」でよろしいのです。でも「ガラケー」よりは「ガラカー」、ガラパゴス車、ガラパゴス・カーが良いのです。そして、それがさらに進化して、車は「スマホ」、なんと言うのかはまだ分かりませんが、になるのです。
私は、トヨタ車が「スマホ」になっても良いのではないかと言った豊田社長の言葉が、その自動車の将来とその成功を暗示しているようの思えてならないのです。つまり、筆者のハイブリッド車 和製エコカーが「ガラケー」を逆手にとって「ガラカー」化が進み、やがて車が「スマホ」になる訳です。その時には、和製ハイブリッドが「スマホ」に大きく変貌しているのです。車の「スマホ」化でさらに日本の自動車産業がHVをやっていたことが正しかったと証明される日もそう遠くは無いのではないかと思いますよ。つれづれぶろぐですからね。
ハイブリッド車 和製エコカーが「ガラケー」ならぬ「ガラカー」になる日、それでもいいじゃない、とのブログでした。
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