アラル海ほぼ消失 中央アジア、旧ソ連時代の灌漑で縮小、人為的自然破壊の爪痕まざまざ

 今年もはや10月に入り、先日来、日本国では御嶽山(おんたけさん)噴火による大被害がありました。死者が50人以上(10月6日現在)、行方がわからない方もまだおられるのですから大災害と言えます。また、本日(6日)は台風18号が静岡県そして首都圏を直撃、縦断して被害をもたらしつつあります。(ブログを書いているうちに通り過ぎましたが・・・) どちらも自然災害です。
これらの災害は日本国が地球上にできた段階で、享受しなければならない自然災害であります。ですから、日本国はいつもそれなりの自然の脅威にさらされており、その国土に住む日本人は日本民族の知恵と工夫で自然災害を最小化すべく努力してきたわけであります。つまり、どのようにして、これら自然の猛威に対処しなければいけないのかと、先人の知恵と工夫、そして歴史、経験から自然の猛威による自然及び環境破壊に対処、対抗(戦いを挑んだり?)してきたのであります。約70年前、第二次世界大戦敗戦により破壊された日本国土復興、再興、また、日本国の経済成長著しい、あの経済高度成長時の国土汚染(空気汚染も含みます)も、先人(私たちも含みます)たちの知恵と努力でなんとか持ち直してきたわけであります。(あのぅ、一部自然破壊が残っているとか、汚染がひどくて、住民が住んでいないところもあるかも知れませんが・・・) ちと拳(こぶし)を振り上げすぎたのかもしれませんが・・・。災害復興、何事も日本人の英知と工夫で乗り切ってきたと言いたいのです。

一方、人為的な自然破壊の凄まじさが中央アジアの海、アラル海を巡って行われていたこと新聞各紙が報じておりました。私、ふらぬい、旧ソ連のアラル海が世界で4位、66千平方Kmの広さをもち、日本の琵琶湖(674平方Km)の約100倍の広さを持つ海(塩湖)として高校時代地理で学んだのでした。あのぅ、私、ふらぬいの頭には、1位カスピ海、2位スペリオル湖、3位ビクトリア湖、4位アラル海、5位ヒューロン湖、そしてミシガン湖、バイカル湖と続く、とあるのですが、それらがもうどの国に属し、いまでもその地位にあるのかは定かではありません。

ただ、2000年くらいですかね、アラル海が縮小して大小のアラル海に分かれたことは存じ上げてはおりました。どこかのテレビ局で放映したのを視聴したのだと思いますけど・・・。 まさか、あの大アラル海がまもなく消えて無くなる運命にあるとは知りませんでした。

一昨日、10月4日付け朝日新聞に、「アラル海 ほぼ消失 中央アジア、旧ソ連時代の灌漑で縮小」との記事が写真付き(広さ世界4位(1964年)→水減り分断(2000年)→無残な姿(2014年))で掲載されておりました。

私、ふらぬいのアラル海は2000年まででしたから、大小、二つのアラル海に分かれたことまで存じ上げておりました。2000年までのアラル海です。

縮小するアラル海
http://www.geocities.jp/msakurakoji/004Localmaps/26aralsea.htm

このうち南側にあった大アラル海が干上がり、消滅する危機にあるのだそうです。

朝日新聞記事です。ふらぬいが少し手をいれております。

「中央アジアのカザフスタンとウズベキスタンにまたがる塩湖・アラル海が、北部や西部を残して消滅しかかっていることが米航空宇宙局(NASA)の観測でわかった。NASAが9月末に公表した衛星写真では、湖水の減少で分かれた東アラル海が完全に干上がっていた。
 旧ソ連時代からの灌漑(かんがい)で湖水が大幅に減ったことに加えて、今年は周辺の降水や降雪が特に少なかったことが影響したとみられる。
 アラル海は、かつては琵琶湖の約100倍となる世界第4位の広さがあった。NASAによると、1960年代以降、当時の旧ソ連政府が農業用水の確保などのため、湖に注ぐ川を迂回(うかい)させて大規模な取水をしたことなどで縮小が進んだ。
湖面は、小アラル(北)と大アラル(南)に分断。その後、大アラルは東西に分かれた。2009年にも東側の湖面がほぼ干上がったが、翌年の多雨で持ち直していた。
 今後もしばらくは、降雨量による湖面の広さの変動が続くとみられるが、湖水の減少とともに周辺の砂漠化が深刻化しているという」
とのことです。

これも、私、ふらぬいの地理の知識ですが、

「アラル海には1960年代までアムダリヤ川とシルダリヤ川の2つの川が注ぎ込み、雪解け水や雨水が流れ込んでいた。しかし旧ソ連が60年代、農業用水を確保するため、この2つの川の流れを変え、水を運河に流入させた」
のです。

これは旧ソ連、もともとこの地は旧ソ連の地で、カザフスタンもウズベキスタンも旧ソ連を構成する共和国(おのおのカザフ共和国、ウズベク共和国)でしたからね。当時(いつだったかは失念しておりますが)は旧ソ連の国策で綿花の大増産が行われたのでした。綿花は換金作物で外貨を稼ぐのには重要な作物でした。しかしながら綿花栽培には大量の水が必要で、アムダリヤ川とシルダリヤ川の流れを変えて綿花畑に流れ込ませたのです。二つの川からの流水が無くなった湖はやがては干上がりますね。そして、もともと海、塩湖ですから、真水(まみず)の流入が途絶えると湖の塩分濃度は当然上がります。

「この影響でアラル海は縮小を始め、塩分濃度が上昇。肥料や化学物質で汚染された湖底が露呈した。この土壌が風に吹かれて周辺の耕作地に広がったため、耕作用にさらに多くの水が必要になったという。
水位の低下に伴いこの地域の気候も変化した。気温の変化を和らげてくれる水がなくなったため、冬は一層寒く、夏は一層暑くなった」
とのことです。

CNN.co.jpにアラル海が縮小した様子の写真が掲載されておりました。1960年と2000年~2014年の様子が分かります。

アラル海が縮小した様子(アラル海砂漠化)
http://www.cnn.co.jp/photo/35054536.html

2010年に大アラル海の大きさが少し戻っているのが分かりますね。この年は雨が多かったのだとか・・・。ここで策を施して頑張れば、なんとかなったのかも・・・・。

旧ソ連時代には綿花栽培が成功裏(本当かは?)に行われたことで、多分社会主義、共産主義国家としての大義名分は立ったのでしょうか・・・。一方、アラル海が干上がりつつあること(があってアラル海の漁民がなんと言ってこようが)は認識しておりながら、アラル海干拓事業が行われていると、文言を言いかえると、政府(国)?は何もしなくても良かったとか・・・。まして、旧ソ連がロシアとなり、旧ソ連のカザフ共和国はカザフスタン、ウズベク共和国はウズベキスタンになったのだし、人為的破壊を行った旧ソ連の後継ロシアとしても、もともと同じ船に乗り合わせて自然破壊をやった、カザフスタンとウズベキスタンでなんとかしたらとの考えであるようですしね。

なんと、アムダリア川とシルダリア川を復活させ、アラル海に注がせるとの試みもあるやに伺っておりますが、もうここまでアラル海が干上がってしまうと、「覆水盆に返らず」だそうです。覆水はアムダリア川とシルダリア川の水流で、盆はアラル海で今では(アラル)砂漠です。わかりますよね。失礼しました。

アラル海ほぼ消失 中央アジア、旧ソ連時代の灌漑で縮小、人為的自然破壊の爪痕まざまざ、とのブログでした。

日本国は確かに活火山や台風の被害をこうむることも多いのではありますが、火山や台風の恩恵も受けておりますよね。火山からは温泉や地熱発電、一方、台風からの豪雨は恵(めぐみ)の雨になる場合もありますし、海をかき回し、豊饒の海に、また美しく綺麗な海に代えてもくれます。
横浜若葉台に火山はありませんが、立派な横浜温泉が近くにあります。若葉台の山中そして近隣に火山といえる山は見当たりませんが・・・。一方、本日、10月6日の台風18号は我が横浜若葉台に大量の雨をもたらしました。若葉台に降った雨は横浜港に注ぐ帷子(かたびら)川の支流に流れ込みます。今回の台風18号は帷子川を氾濫一歩手前まで増水させました。それゆえ、我が横浜若葉台に降った雨は一時的に若葉台遊水池を満水域まで(通常の遊水地の水域ばかりでなく隣接する若葉台球場をも水域に拡大し)増水させました。写真でお見せしますね。今回の台風18号が横浜のチベット、若葉台にあの青海湖を甦らせました。(ふらぬいが冗談で名付けております) さまよえる湖とはちと違いますが、急遽出現した大池?というか湖(みずうみ)です。

その青海湖とポタラ宮(若葉台団地の雄姿?)です。
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若葉台球場も青海湖の中にあります。少年野球の歓声、グラウンドゴルフの歓声も今は水の中?です。
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青海湖(若葉台遊水池と若葉台球場が水に沈んで一時的に出来た湖)に大きな鯉と大きな亀が泳ぎます。(あのいくら拡大しても写ってはおりませんからね)
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台風18号が通過した横浜若葉台にまもなく少年野球の歓声と、グラウンドゴルフを遊ぶ高齢者の大きな声が響き渡ります。

あっ、そうそう。アラル海を復活させるため、台風で潤う日本から真水(まみず)をかの国に輸出(運ぶ)ことで、なんとかならないのでしょうか。こんなにも豊かな日本の水が、ただ単に海に流すだけなんてもったいないと思いますけどね。でも、輸送手段が難しいのですよね。石油パイプラインがあるのだから、真水を運ぶパイプラインがあっても不思議はないと思いますけどね・・・。
(10月6日 ふらぬい追記)

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