札幌学 北海道弁をつれづれぶろぐ 続きの続き

 札幌学 北海道弁をつれづれぶろぐ 続きの続きです。と、いうことは「札幌学 北海道弁をつれづれぶろぐ」の第3回目ということになります。

ふらぬいの北海道弁ブログ、今まで2本書いてきました。貼り付けますね。

札幌学 北海道弁をつれづれぶろぐ
http://470830.at.webry.info/201012/article_11.html
札幌学 北海道弁をつれづれぶろぐ 続き
http://470830.at.webry.info/201106/article_11.html

それで、今回が3本めで3回目です。しかも3年ぶりの北海道弁ブログなのです。

実はひょんな(出来事の意外なさま。とんでもない、妙な)ことから、私、ふらぬいが今まで当然のように使っていた言葉、「きかない:負けず嫌い、気性の激しいこと)」が、北海道弁(北海道地方の方言)であったと言うことが分かったのです。ですから、この「きかない」との言葉、上記2本の北海道弁ブログには採りあげておりませんでした。

先日来、本ブログで紹介した安藤憲一著「雪虫」を読んでおりまして(もちろん読了しております)、主人公靖男(やすお)と千恵子の会話、靖男の友人中村、靖男の祖母、千恵子の母親、さらにその他登場人物たちの会話に、北海道の訛り(なまり)をそれなりに感じ取っておりました。
でも小説と言いますか純文学表現にしてしまうと、北海道人の会話における北海道の訛り(方言)が文章上で表現するのが難しくなるのかなと考えてもおります。北海道弁丸出し(表現が?)ですと、室生犀星文学賞を受賞するような美しい文章表現にはならないし、純文学表現にはそぐわないのかなとの感じも致しております。
あっ、これは、私、ふらぬいが理系であって、文章表現が下手?とのことですからね。「A=B しかも B=C ならば A=C である」との論理を振りかざし、電気通信設備の装置設計一筋で生きてきた者ですから・・・。文章表現が下手。あまり関係ありませんね。失礼。

小説「雪虫」の中では確かに北海道弁の表現は少なく感じましたが、北海道人の優しい言葉がそこかしこにあらわれてはおりました。靖男の祖母が使う、「なんもなんも」の言葉はその最たるものですね。また、挨拶言葉の「お晩です」はご承知でしょうが、標準語の「今晩は」の意味ですからね。これらの挨拶からみの表現はあまり北海道弁を意識することはありませんからね。さらに「内地(ないち)」が使われておりました。「内地」は北海道人には津軽海峡以南、つまり本州、四国、九州を表現しますね。「内地」を北海道人が使っていた当時、沖縄は日本国に返還されてなかったような・・・。「内地」との言葉、今では北海道人も使わなくなりました。あの青函海底トンネルが開通し、北海道と本州が繋がって以降、使わなくなったように思いますね。そう言えば、津軽海峡に引かれていた生物分布境界線ブラキストン線も北海道民の話題に上ることもなくなったように思います。私、ふらぬいはブログの中でしっかりと説明したような気がしますが・・・。

実は、小説「雪虫」の中で私、ふらぬいが気になった表現がありました。それは”気の強い”千恵子との表現でした。”気の強い”はその表現通り”気性の激しい”、”負けず嫌い”の意ですよね。でも、北海道人は”気の強い”の代わりに”きかない”を使いますね。私、ふらぬいも「きかない」を今でも使います。それで、”きかない”との言葉を広辞苑で調べてみましたら、その辞書には載っていないのです。北海道の女性がすべて”きかない”女性ではもちろんありませんが、北海道の自然環境が厳しいことから、自立精神の旺盛な女性が多いのです。男性には頼らない、自分が何かしなければいけない、そのように「しっかりした」女性のことです。男に負けない”気の強い”、”きかない”女性です。”利(き)かん気(き)”な女性と広辞苑にはありましたが・・・。

ところで話は逸れますが、皆さんは日本の3大頑固(がんこ:かたくなで意地っ張りなこと)ってご存知ですか?多分それなりに聞いたことはある筈です。

まず、熊本県の肥後もっこすです。
次に、高知県の土佐いごっそうです。
そして、青森県の津軽じょっぱりです。
これらの3大頑固ものは、主として男性でしょうか。鹿児島県の薩摩隼人は入っていないのですね。

一方、女性はと言いますと、どの都道府県を調べてもしっかりものの女性が表現されていますね。

まず、熊本県の女性は”おてもやん”ですか。民謡にもなっておりますね。
次に、高知県の女性は”はちきん”ですね。
そして、青森県の女性は”津軽娘”なのですかね。なんと言うのか存じ上げてはおりませんが・・・。
あっ、忘れるところでした。鹿児島県の女性は薩摩”おごじょ”と言いますね。
どの県の女性も、女性陣は頑固者の男性を支えるしっかりものの女性です。

じゃあ北海道はと言いますと、男性は道産子で女性は道産娘でどちらも”どさんこ”と言います。なんか北海道ラーメンのチエーン店のような呼び名ですが・・・。道産娘はしっかりものの女性ですが、必ずしも”きかない”、”気性の激しい”、”負けず嫌い”の道産娘(女性)ばかりではありません。

もっと調べてからブログにした方が良かったかも知れませんが・・・。

それで、その”きかない”道産娘(女性)の”きかない”との言葉は北海道弁(方言)なのです。私、ふらぬい愛用の広辞苑に”きかない”との語彙が掲載されておりませんでした。ふらぬいは不覚にも”きかない”が”気性の激しい”、”負けず嫌い”の意を表す北海道弁とはまったくもって知らなかったのです。切歯扼腕の極みでした。そんなことはありませんが。

それで、いろいろ調べましたよ。(ネットでですからそんなに大変なことではありませんでした) なんと北海道新聞がそれなりにまとめてくれていたのです。2014年1月の記事ですから、私のブログよりかなり後に公開したものです。というか、さすが新聞社・・・、現代の北海道弁をアンケート調査で、1位から10位を整理したものです。

「つい使ってしまう北海道弁」で整理しておりました。理系のふらぬい、サンプル数が気にはなりましたが・・・。

タイトルは、「Oh! 札幌 つい使ってしまう北海道弁」にまとめて発表しておりました。

「ビジネスの場でも、ちょっと気取った席でも、ついつい北海道弁が出てしまう。場合によるけれど、方言のおかげで何となく場が和んだりする。そんな経験はないだろうか。北海道新聞札幌圏部は読者を対象に「つい使ってしまう北海道弁」のアンケート調査をこのほど実施、その結果「ごみを投げる」が第一位に。ベスト20の発表とともに、読者の「北海道弁体験」などを紹介する。初回は第一位から第五位まで(第六位までが正解)の北海道弁とエピソードを・・・・。

読者へのアンケート調査による「つい使ってしまう北海道弁」<上>やっぱ道産子だべさ(1~6位)
http://www5.hokkaido-np.co.jp/sapporokenbu/oh-sapporo/hokkaido-ben/

読者へのアンケート調査による「つい使ってしまう北海道弁」ベスト20。第七位以下を読者の「北海道弁体験」を交えて紹介する。また、北海道方言研究会副会長の菅泰雄北海学園大教授にも北海道弁について聞いた。

読者へのアンケート調査による「つい使ってしまう北海道弁」<下>いいっしょ 温かい言葉(7~10位)
http://www5.hokkaido-np.co.jp/sapporokenbu/oh-sapporo/hokkaido-ben/ge.html

つい使ってしまう北海道弁ベスト20(1~20位)を整理したもの
http://www5.hokkaido-np.co.jp/sapporokenbu/oh-sapporo/hokkaido-ben/20.html

第1位の「ゴミを投げる」(ゴミを捨てること)は横浜在住44年の今でも北海道弁を使いこなしておりますよ。でも、北海道で使う方が自然で良いように思いますね。

第2位の「手袋をはく」はふらぬいもかって北海道在住時はそのように言いました。でも、横浜在住44年の今は「手袋をはめる」と言います。「北海道弁をつれづれぶろぐ 続き」に「手袋をはく」でも「手袋をはめる」でも、いいんでないかい、との論陣を張りました。

第4位の「きかない」、私、ふらぬいは横浜在住44年の今でも「きかない」と言います。北海道人の性質が抜けていない証拠でしょうか。でも、女性に面と向かって、気の強い性格であることを、「きかない」性格などとは言えませんし、言いませんからね。どんなことがわが身に降りかかるか、火を見るよりも明らかですからね。北海道弁を意識して、しかも高位にランクされていることに驚いた次第です。

私、ふらぬいは、「なんもなんも」とか「いいんでないかい」、「~だわ、だべさ」との響きに北海道弁の優しさ(やさしさ)を感じいるのですけどね・・・。

札幌学 北海道弁をつれづれぶろぐ 続きの続きでした。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 4

なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス ナイス

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック