横浜若葉台入居35年 老いる親たちのつれづれぶろぐ

先日、6月14日の朝日新聞、横浜地方版に我が横浜若葉台団地が衝撃的な見出しとともに紹介されておりました。
まず、その衝撃見出しの第一弾はブログタイトルそのものでありまして、「入居35年 老いる親たち」でした。若葉台団地の第1期入居開始が1979年ですから、入居後35年、当時、若かった親たち、働き盛りの親たち、また第二の住処(すみか)、終(つい)の棲家(すみか)として若葉台に入居してきた親たちも、入居後35年、老いるのもやむを得ないのかなとは思います。私、ふらぬいも、横浜若葉台入居は働き盛りの1984年です。つまり、横浜若葉台入居30年、その老いる親たちに属します。でも、そのことに何の衒(てら)いも恥じらいも不満もありませんけどね。

その衝撃見出しの第二弾です。「65歳以上38% 市内平均の1.7倍」とあります。横浜若葉台住居者の平均年齢が、横浜市内平均の1.7倍であると。これについても、もっとも新しく分譲された住宅(1995年の3丁目11棟)の後、分譲が行われていないのですから、平均年齢が上がっていくのも仕方がないのかなと思いますけどね。(4丁目31棟分譲問題が発生したのがいつなのかは忘れました・・・)私、ふらぬい、「65歳以上 市内平均の1.7倍」を構成する住民に属します。

そして、衝撃見出しの第三弾です。「迫る2025ショック」とまでありましたね。2025年にはいわゆる戦後生まれの「団塊の世代」が75歳以上になり、医療・介護の提供体制が追いつかなくなるのだそうです。2020年には東京オリンピック開催が決まり、少し日本に明るい展望が見え始めた感じがしておりましたが、その後に2025年問題があったとは・・・。 私、ふらぬいもまた「団塊の世代」に属しておりまして、忸怩たるものがあります。2025年以降に予定される、リニア新幹線開通とか、北海道新幹線札幌延伸など、「そんな先の計画は計画ではない」などと息巻いておりましたし、福島原発廃炉に40年もかかるとしたら、そのような無責任な発言(発言した当の本人がこの世にいない?)は認められないと息巻きました。
私、ふらぬいは、2000年問題(多分、皆さんにとっては忘却の彼方?)についてはある国のプロジェクトでその問題解決にあたり、孤軍奮闘も致しました。その経験を踏まえ、2007年問題は問題提起を何度か致しておりました。2007年問題、「団塊の世代」がシステム設計したものが次の世代に受け継がれ、きちんと引き継がれること無くそのまま運用が続けられていることです。何事も無ければそのままですが、何か問題や、異常事態が発生すると、このようなこと、「経験したことは初めて」と、問題の所在が分からず、また異常事態に対処できない事象が発生することです。これらも忘却の彼方でしょうか・・・。
私、ふらぬい、逃げも隠れもせず? 2025年問題が我が「団塊の世代」の存在にかかわる問題と真正面から受け止めます。

そう考えますと(考えなくても)、私、ふらぬいには、朝日新聞横浜版で指摘のこれら衝撃見出しの三弾すべてが関わってきます。じゃあどのようにすればよいのかは、かってブログで書いたことがありました。でも、そのブログを貼り付けてお終いとはまいりませんので、新しくつれづれぶろぐにしてみました。題して「横浜若葉台入居35年 老いる親たちのつれづれぶろぐ」です。

まず、横浜若葉台団地そのものの紹介からいきますね。でも、立派な紹介ページがありますので、そちらに任せ、貼り付けます。

横浜若葉台団地(若葉台まちづくりセンター)
http://www.wakabadai-kc.or.jp/
若葉台団地紹介のページ
http://www.wakabadai-kc.or.jp/intro.html
横浜若葉台団地ヒストリー
http://www.wakabadai-kc.or.jp/history.html

それで、衝撃見出しの元凶?朝日新聞の若葉台団地紹介記事です。記事の筆者(記者)が若葉台団地を訪ねて目で見て、耳で聞いて書き記しています。

「横浜市旭区の東名高速横浜町田インター近くに広がる「若葉台団地」。東京ドーム19個分、約90ヘクタールの敷地に、75棟の分譲住宅や賃貸住宅などが並ぶ。若葉台1~4丁目に、約1万5千人が暮らす。65歳以上が全体の38%を占め、横浜市平均の約1.7倍の高齢化率だ。「団塊の世代」が75歳以上になり医療・介護資源がひっ迫する「2025年の姿」を見られるのではと考え、団地を訪ねた」
と書き始めます。

記者が見たのは、1丁目の公園で遊ぶ、幼児、児童が少なく、近くの診療所の所長から幼児、児童の数がこの35年で極端に少なくなったこと。その例として若葉台の小学校が3→1、中学校が2→1に減ったこと。団地の商店街もシャッター店舗が増えたこと、お年寄りの買い物客が増えた、診療所の患者数、患者層も大きく変わったことなどを述べておりました。独居世帯も増え、診療所に通う患者も変化し、高齢者の患者、うつ患者、孤独死、認知症患者も増えていると。
診療所の所長が語るには、
若葉台団地は今、35年間で進んだ高齢化の問題に直面しており、「老人を孤独死させない、そのためあらゆる方法を考えなければいけない」と、潤いのある団地づくりに取り組んでおり、団地に混声合唱団を結成、30年前から団地内の小中学校を巻き込み、音楽祭を開催してきたと。
それは、
横浜若葉台は人工的な街だから、文化の薫り高い街づくりをし、人と人との心の交流を深めてもらいたかった。そうすれば、子供にとって、帰ってきたい「ふるさと」になると。

記者は横浜若葉台の「団地再生」のために、何ができるのか。動き始めた人たちがいると書き記していました。

その朝日新聞、横浜地方版の見開き、もう一方の紙面には、高齢化が進む横浜若葉台団地、「医療・介護 態勢つくり急務」の大きな文字がめにつきます。高齢化が進む横浜若葉台団地の課題を取り上げておりました。

こちらの記事でも、まず横浜若葉台とは・・・から書き始めます。
「若葉台団地(横浜市旭区)は、神奈川県住宅供給公社一大プロジェクトとして、1979年から95年にかけて供給した分譲・賃貸住宅など6304戸からなる。駅から離れ、外周道路で遮断された「閉鎖型郊外団地」として開発された。当時としては珍しく、電線を地中に埋設しているため電柱はない。自然林など緑も極力残した公園として整備し、子育てに適した空間をつくった。「森の中の団地」とも言われる。また、団地内は車道と歩道を分けて立体交差させ、お年寄りや子供の安全にも配慮している。団地の中心部にはバスターミナルや商店街がある。バスは東急田園都市線青葉台、長津田やJR横浜線十日市場、相模鉄道線三ツ境、鶴ヶ峰など7駅とつながる。若葉台地区センターでは住民票をとる手続き(週2日に限定)などもできる」
と。

横浜若葉台地区センターのページを貼り付けますね。
http://homepage3.nifty.com/wakabadaitc/

私、ふらぬいは横浜若葉台団地を「横浜のチベット」、「ハマのチベット」と呼んでおります。私の友人が若葉台団地にやってくるたびにそのように感じるとして名付けたものですが、言いえて妙、本当にうまく言い当てている、と思います。横浜若葉台は横浜市の外れの高みにあって、東京都町田市にも近く、鉄道の最寄り駅(ほとんどの最寄り駅からそのようなのです)から上りこう配を上りきったところにあります。おおきな貯水池、若葉台遊水地を有しておりまして、そちら側から眺めた若葉台商店街や3丁目の高層建築の建物群が、まるで、あのチベットのラサ市にあるポタラ宮殿のように見えるからとも言われております。

「横浜若葉台団地の人口は1992年の約2万1千人をピークに下がり続け、今年は約1万5千人になった。65歳以上の高齢者は98年の約1500人から約5800人に増える一方、65歳未満は約1万7千人から約9400人に減った。神奈川県住宅供給公社によると、高齢化率は現在の38%から、このまま推移すると10年後に50%を超えると予想される」
とのことです。

このことはどこの団地でも言える話でありまして、団地に入居時には両親と子供たちが家族構成だったのですが、子供たちが独立して団地を出ていった家庭には言わずもがなの高齢化が忍び寄りますね。我がふらぬい家も若葉台入居時は子供のお蔭で20歳代の世帯だったのですから。今では夫婦だけで、高齢化世帯に属します。ほとんどがそのような世帯なのではないでしょうかね。

朝日新聞記事は、横浜若葉台団地が目指す「地域包括ケアシステム」についてその取り組みを述べておりました。

「横浜若葉台団地の課題を整理するには高齢者住宅財団が2011年度に行った「地域包括ケアシステムによる公的住宅団地の再生に関する実証的研究」が参考になると指摘している。横浜若葉台団地の全5856世帯を対象にアンケートを実施、2473世帯から回答を得た(回収率42.2%)。

高齢者住宅財団
http://www.koujuuzai.or.jp/
地域包括ケアシステムによる公的住宅団地の再生に関する実証的研究
http://www.koujuuzai.or.jp/pdf/project_20120410_03.pdf
(本資料のW団地が横浜若葉台団地)

世帯主の年齢をみると、65~69歳が約21%と最多で、60~64歳、70~74歳がそれぞれ約19%と続く。年をとるにつれ「単身(独居)」「夫婦のみ」の世帯が増える。独居世帯は、70代後半で約16%、80歳以上で約29%になる。今後、その割合はますます増えるとみられ、どう支えるかが大きな課題になると分析している」
とのこと。

調査を担当した佐藤由美・奈良県立大学地域創造学部准教授は「住民組織や地域ケアプラザなどによる見守りや生活支援は充実しているが、要介護認定を受けた後を支える医療・介護の専門的サービスは不足している。今後、認知症高齢者らが増えていく中で、その充実は急務だ」と指摘する。その上で「訪問看護・介護などコーディネーター的な人を置くなど、集住のメリットを生かしてみてはどうか」と提案する。
高齢化への危機感を共有し始めた連合自治会やNPO、神奈川県住宅供給公社などは2011年、各組織のトップが一堂に会し活性化策を話し合う「未来づくり協議会」を設けた。連合自治会の山岸会長は「若葉台は、まちづくりの各組織がうまく連携できている。こうした連携を生かし、地域の関係団体や医療機関の協力を頂きながら、若葉台にマッチした地域包括ケアシステムの実現を目指したい」と話す。

後付(あとづけ)でなんですが、厚生労働省が主唱、主導しております「地域包括ケアシステム」を貼り付けます。

厚生労働省 地域包括ケアシステム
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/chiiki-houkatsu/
地域包括ケアシステム(地域包括ケアシステムの姿)
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/chiiki-houkatsu/dl/link1-4.pdf

厚生労働省の地域包括ケアシステム(地域包括ケアシステムの姿)の図にありますように、地域の自主性や主体性に基づき、地域の特性に応じて作り上げていくことが必要なことは言うまでもありません。(言っております。失礼)

横浜若葉台団地入居35年 老いる親たちにとって、医療・介護の態勢作りが急務であり、若葉台団地にマッチした地域包括ケアシステムの実現を目指していることを報告致しました。

私、ふらぬい、「横浜若葉台入居30年 老いる親たち」の一人として、いつまでも健康であれと、1日100分の若葉台散歩、または1日1万歩の若葉台歩きを心掛けております。ただ、いつまで続くかが心配ではありますが・・・。

横浜若葉台入居35年 老いる親たちのつれづれぶろぐでした。

横浜若葉台団地のローカルなブログですが、現在話題の地域包括ケアシステムはひょっとしたら参考になるのかも知れませんが。

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