「世界初製法」裏目に…「極ZERO」販売終了 税務署が濡れ手に粟ならぬ泡?

<慣用句>誤用していませんか?とのブログを認めたのが4月中旬でした。でも、慣用句として使い方が間違ってはいないのに、漢字(文字)が間違っていたと気づいた慣用句がありました。「濡れ手で粟(あわ)」、意味は皆さんご存知ですね。

濡れ手で粟
【読み】 ぬれてであわ
【意味】 濡れ手で粟とは、何の苦労もしないで多くの利益を得ること、骨を折らずに金をもうけることのたとえ。

濡れた手で粟をつかむと、たくさんの粟粒がくっついてくることから。
「濡れ手に粟」、「濡れ手で粟のぶったくり」また 「濡れ手で粟の掴み取り」ともいう。

私、ふらぬい、生まれてこのかた「濡れ手で泡(あわ)」と使っていたのでした。粟は五穀の一つで、イネ科の一年生作物。日本では昔、重要な食用畑作物。今ではほとんど栽培しない。果実は小粒で黄色。お米と混ぜて食する。飴・酒の原料。また小鳥の餌として使われることは存じ上げております。

それで、ある事件?に遭遇して、「濡れ手で泡」が「濡れ手で粟」の間違いだとわかったのです。それはビールの泡ならぬ酒税のしくみ、ビールの中でも、第3のビールの酒税が発泡酒やビールのそれに比べ非常に安かったことから起こった事件?だったのです。

国税庁のお酒について調べるページです
http://www.nta.go.jp/shiraberu/senmonjoho/sake/qa/01.htm

さらに、
酒税一覧表です
http://www.nta.go.jp/shiraberu/senmonjoho/sake/qa/01/03.pdf

お酒と酒税の知識が増したと言うことで、濡れ手で泡?のブログ続けます。

つい先日来、新聞、TVマスコミを賑わしている事件です。私、ふらぬいが、ただ単に注目している事件かも知れませんが・・・。
プリン体と糖質をゼロにするため「世界初製法」で製造した酒税の安い第3のビール、サッポロビールの「極ZERO(ゼロ)」でしたが、今年1月、国税庁から「極ZERO」の製法に関する問い合わせを受け、社内で検証した結果、区分が異なる可能性があると判断し、販売の終了を決めたのでした。サッポロは「具体的な製法は販売上の秘密事項」として基準との食い違いを明らかにしていないのですが・・・。

国税庁がなぜ「極ZERO」の製法に関する問い合わせをしたか、「世界初製法」の製造方法を調べたいからではもちろんありませんね。国税庁ですから、そんな製造技術的な難しい問題を調べようなんてことはありません。やはり酒税に関する問い合わせですね。第3のビールを「世界初製法」で製造した。しかも、プリン体と糖質がゼロにしたため売れに売れているらしい。第3のビールは酒税が安い。これでは国税庁が集める税収に影響を与えかねないと考えたのかも知れません。酒税はしかるべくルールで課税され徴収されてもおりますからね。しかも国民のため、酒飲み(私、ふらぬいも含みます)からきちんとルールに則って徴収しなければいけないと考えたのでしょう。きっとその性善説と思いますよ。でも違いますね。国税庁が税金を徴収する相手を性善説で考えていたら、苛斂誅求の税務署、税金の取りはぐればかりを起こしますからね。

ですから、国税庁の問い合わせの意図は明確ですね。「世界新製法」の第3のビール「極ZERO」、第3のビールとは認められないのではないかい、との問い合わせだったのですね。繰り返します。国税庁は、その「世界新製法」の「極ZERO」、第3のビールとは言えないんでないかい? と問い合わせてきたのですね。もしかしたら第3のビールのワンランク上の酒税をかけられる発泡酒なのではないかい? とですね。問い合わせを受けたメーカ、サッポロは「世界初製法」とは言え、相手があの苛斂誅求の国税庁ですから、あの「競馬の外れ馬券は経費」裁判を考えたのでしょうか、戦っては(ビジネスが出来なくなり)損と判断し、「自主的な判断で「極ZERO」の製造販売を中止とした」のです。裁判に持ち越され、裁判が長引くと、「競馬の外れ馬券は経費」の被告の二の舞になりかねないのかもと考えたのでしょう。それで、サッポロ社長談ですが「商品の安全性も、表示の問題もないが、重要な部分であり、販売の終了を決めた」と発言したのでしょう。

でも、新聞やTVマスコミはこのままでは多分終わらない。もし「極ZERO」が第3のビールでなく、発泡酒であったとしたら、今まで売り上げた「極ZERO」に発泡酒税から第3のビール税率の差分をメーカが納入しなければならなくなり、それはなんと116億円以上にもなるそうです。第3のビールで売り上げた酒税に加え、発泡酒の売り上げ分の酒税との差額をあとから徴税することになるのかもと。
でも、第3のビールだからこそ、安くて美味しい分、数量が売れたのですよね。もし、発泡酒の税金が始めから上乗せされた値段なら、第3のビール「極ZERO」の数量までは売れなかったのではないですかね。発泡酒の市場は現在、完全に干上がった?状態にありますからね。でも、苛斂誅求の国税庁ですからね。税金の差額分は払えと言ってくる筈と、新聞やTVマスコミの論調です。
それで、私、ふらぬい、「国税庁さん、少しおかしいんでないかい」、と考えました。そして思いついたのが、ブログ文頭に掲げた、「濡れ手で粟」ならぬ、文字通り、ビールの泡での徴税、「濡れ手で泡」と考えてしまったのですね。国税庁、税務署、まだそこまでやってはおりませんが・・・。

私、ふらぬい、もし「極ZERO」を発泡酒として売り出したら、第3のビールとしての「極ZERO」ほどは売れなかったように思いますけどね。(サッポロさん気にしないでください)
「極ZERO」が第3のビールとして売れた分、そのまま発泡酒として売れたとして数合わせして、税金を取り立てるのは、それはあまりにひどい。苛斂誅求の国税庁、税務署でしょうね。

それで、「濡れ手で粟」ならぬ、ビール、発泡酒、第3のビールだけに、税務署殿が「濡れ手で”泡”」と考えたのですけどね。

まだ税務署が最終決断してはおりませんゆえ、先走りのブログであることは否めないのですが、メーカー側が濡れ手で粟ならぬ泡、利益が泡と消えるのか、税務署側が濡れ手で粟ならぬ泡を税金徴収するのか、ちと考えてしまいますね。

先日、6月6日の読売新聞ニュースにその記事はありました。

「サッポロビールが2013年に発売したヒット商品「極ごくZERO(ゼロ)」が1年を待たずに販売を終えることになった。ビール市場は縮小が続いており、各社は、酒税が安く、価格を低く抑えられる「第3のビール」に力を入れてきた。税収を確保したい税務当局と、メーカーのいたちごっこから生み出された第3のビールは人気だっただけに、今回の問題は消費者に波紋を広げそうだ。
サッポロビールの尾賀真城(まさき)社長は6月4日の記者会見で、「当局からの指摘ではなく、自主的な判断。商品の安全性も、表示の問題もないが、重要な部分であり、販売の終了を決めた」と述べた。

サッポロビールのホームページ
http://www.sapporobeer.jp/

「極ごくZERO(ゼロ)」販売中止のニュース記事です
http://www.sapporobeer.jp/news_release/0000020824/index.html

「極ゼロ」は、サッポロが、ビール類の中でも酒税が最も低い「第3のビール」として売り出した。
第3のビールにかかる酒税額は350ミリ・リットル当たり28円だが、極ゼロがビール(77円)など税額の高い区分に入る可能性があるためだ。品質に問題はなく商品回収は行わない。
サッポロは、製法を変え、発泡酒の「極ゼロ」を7月15日に発売する。発泡酒の税額は46・98円と第3のビールより高いため、価格は現行商品より20~30円値上がりする見通し。

ビール類の違いは原材料や製法にある。麦芽の割合が「50%未満」だと発泡酒に分類され、それ以上はビールと同じ酒税がかかる。麦芽の割合が50%未満である第3のビールは、大麦を発酵させた酒を混ぜるなど、原料や製法も細かく決められている。

酒税の知識です
http://www.sapporobeer.jp/book/tax/

サッポロは今回、健康志向の消費者を取り込もうと、プリン体と糖質をゼロにするため、「世界初の製法」(時松浩営業本部長)を取り入れた。しかし、その影響で、税法上、第3のビールの区分から外れ、ビールと同じ酒税がかかる可能性が分かったという。

酒税法では、麦芽の使用量や製法によって異なる税額が定められている。サッポロは今年1月、国税庁から極ゼロの製法に関する問い合わせを受け、社内で検証した結果、区分が異なる可能性があると判断した。サッポロは「具体的な製法は販売上の秘密事項」として基準との食い違いを明らかにしていない。

税務当局が第3のビールに該当しないと判断した場合、サッポロはビールと同じ77円の税金を納付する必要があるため、これまで納めた税額との差額分約116億円を追加納付する。

都内で記者会見した尾賀真城社長は、「極ZERO」問題、事件? 「ご迷惑をおかけしておわび申し上げます」と陳謝したそうです。

まあなんと言いましても、国税庁、税務署が徴収した税金は日本国民のために有効に使われているそうですから、苛斂誅求などと揶揄してはいけませんね。

国税庁も企業もルールの則って活動しなければいけませんからね。

でも「濡れ手に粟」の粟はそんなに高価、高額なものではありませんけどね。国税庁の「濡れ手に”泡”」は大きなもの、高額徴税になりそうです。どちらも、何の苦労もしないで多くの利益を得ること、骨を折らずに金をもうけることのたとえには使えますね。あっ、国税庁さん、せっかく集めた税金ですから、それらを”清く””正しく”使うようにしかるべく人にきちんとご指導してください。

「世界初製法」裏目に…「極ZERO」販売終了 税務署が濡れ手に粟ならぬ泡?のブログでした。

時事通信が6月20日報じておりました。
「サッポロホールディングス(HD)は6月20日、傘下のサッポロビールが販売していた「極ZERO(ゼロ)」が税率の低い「第三のビール」に該当しない可能性がある問題で、ビール類に掛かる基本税率との差額分と延滞税、計116億円を追加納付すると発表した。 2014年6月連結中間決算に特別損失として計上する。サッポロHDの2014年12月期の連結最終利益予想は50億円のため、赤字転落もあり得る。
今年1月に製法をめぐって国税庁から問い合わせを受け、サッポロビールは検証を続けているが、現時点では第三のビールであると引き続き主張している。今回の納付は将来的に異なる税区分であると判明した場合、「延滞税などが膨らむのを防ぐため」(広報)と説明している」
とのこと。
やはり濡れ手に粟ならぬ泡は税務署、国税庁でしたね。なんの努力もせずに利益を・・・。 あっ、違いますね。税金は清く正しく使いましょうね。(2014.6.20 ふらぬい追記)

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