東海道53次(つぎ)歩きますか? 東海道中膝栗毛、どうでしょうのつれづれぶろぐ

 先日、私、ふらぬいの友人の一人からメールで東海道53次(つぎ)を踏破(とうは:歩くぬくこと)した旨の連絡がありました。健脚の彼のことですから、あまり驚きはしないのですが、ほぼ毎日40Km以上を歩いて東海道53次(つぎ)500Kmを踏破したのですから驚きです。その友人の頑張りに敬意を表して「東海道53次(つぎ)歩きますか? 東海道中膝栗毛、どうでしょう」のつれづれぶろぐです。

東海道、東海道53次(つぎ)、学生時代、日本史で学びましたよね。

東海道:
五街道の一つ。江戸日本橋から西方沿海の諸国を経て京都に上る街道。徳川幕府はこの沿道を全部譜代大名の領地とし五十三次(ごじゅうさんつぎ)の駅をもうけた。

と説明があります。東海道53次の宿(じゅく)を記載したページ貼り付けますね。

東海道53次
http://www.jinriki.info/kaidolist/tokaido/

さらに五街道です。

五街道:
江戸時代、江戸日本橋を起点とした五つの街道。東海道・中山道・日光街道・甲州街道・奥州街道の称。

上記、東海道、五街道の説明は釈迦に説法(しゃかにせっぽう:よく知っている者になお教えること)ですよね。でも、高齢者のふらぬいには、調べて、書いて、声に出して読んで、知識がリフレッシュされますので・・・。失礼。

昔は、京都の三条大橋から東京日本橋まで歩くことは大変難儀なことでしたからね。幕末、坂本龍馬もこのように健脚でもって、大坂・京(都)、江戸を往復したのではないかと感じ入りましたね。司馬遼太郎著の「坂本竜馬」には東海道53次を歩く竜馬の姿が書かれておりません。書いてくれたら良かったのにとおもいますが・・・。そして、あの大井川(江戸時代に橋は架かっておらず、大井川の川越え人足が旅人を運ぶ)を渡るのは難儀でしたでしょう。大井川が雨で増水した時には、映画「雨あがる」の世界が演じられていたのです。さらに箱根路、箱根八里(小田原から箱根まで4里10町、箱根から三島まで3里20町、合わせて約8里あることから箱根八里の称があります)の半次郎、氷川きよしの世界にも浸れますね。あっ、違います。失礼。

東海道53次と言えば「弥次(やじ)さん喜多(きた)さん」、あの十返舎一九「東海道中膝栗毛」の弥次郎兵衛、喜多八の珍道中の世界が見かけられたのでしょう。こちらの世界ですよ、きっと・・・。

東海道53次踏破の彼からのメールに次の記載がありました。

「4/13(日)~4/24(木)まで12日間をかけて、日本橋~三条大橋まで歩いて来ました。結果は、
総歩数:669,600歩
実際に歩いた距離:555.74Km(旧東海道は492Kmです)
でした。
幸いに途中、二日ほど雨となりましたが、比較的良い天候も幸いして、予定通りに完走する事が出来ました」
との報告でした。

ちと筆が滑って?”完走(かんそう)”と書いてはおりますが”歩く”ときもあり”走る”時もあったことが偲ばれます。本当は”踏破(とうは:歩きぬくこと)”を選んだほうがよかったかなと思いますけどね。でも、彼も私、ふらぬいと同じ会社でしかも理系ですから、彼担当の新規開発装置、なんとか客先納入の期日(納期)に間に合わせるべく頑張りぬいたこと知っておりますから、走って次の宿(じゅく)へということもあったのかなと微笑ましく?読みましたが・・・。

そして、理系としての彼の面目躍如が示されます。きちんと数字で確証を明示することです。
つまり、東海道53次踏破がどのように行われたかを数値で示します。

「(東海道53次踏破の)総経費は昼と夜の食事を除いて、69,401円でした。(宿泊費用には朝食は含まれていました)。
なお、小生は、40Km/日を一応の目処として歩きましたが、一日だけ80歳の方とご一緒になりましたがこの方は30Km/日との事でした。
また、スルーで日本橋~三条大橋まで歩く人は非常に珍しい様で、大抵の人は、自宅から電車等で在る区間まで行きそこから前後数宿を歩き、電車で自宅へ戻る様な歩き方を繰り返しているとの事でした。従い、東海道53次を歩ききるのに数ヶ月~数年掛かる様です。

最後に、東海道を歩いての印象となる地点は多々在りましたが、主な箇所は順に
下記の通りでした。
①小田原~箱根宿への旧東海道石畳
②箱根宿の杉並木
③由比宿の案内所
④舞阪宿の脇本陣
⑤亀山宿の旧街道町並みの看板群
⑥関宿の昔の町並み

(追伸)今朝自宅に帰りましたが、疲労感と達成感が現在入り交じっています」
と東海道53次踏破報告のメールを締めておりました。

なお、彼のメールに、「一日45Km以上を歩くと消費カロリーは2,000キロカロリーを超えますので、12日でXXKg減量になる云々」の記述がありましたが、私、ふらぬい含め、人によっては必ずしも良好な結果が得られるとは思えず、私、ふらぬいの独断と偏見で削除致しましたが・・・。

なんとなれば現代においては東海道53次(日本橋から京都三条大橋まで)を完全踏破したとしても、京都から東京の戻りは新幹線利用になる訳ですから、江戸時代の東海道53次踏破は現在のものに比べれば、往復することを考えると、1000Km超の距離を歩く大変な旅行であったと思うのですね。

あっ、現在の平成の時代に、東海道53次を昔、江戸時代の旅人のように往復踏破が必要などとは言いませんよ。東海道53次片道踏破の偉業?で素晴らしいと思います。よく、高い山への登山は登るだけじゃなくて登った山から下山するのも登山のうちと仰る方がおりますからね。あの、三浦雄一郎氏の80歳ヒマラヤ登山、ヒマラヤ登頂に成功した後、途中からヘリコプターを使って下山?したので、登頂成功と言えるのかと議論になりました。私は登頂成功で是、との考えです。ですから、京都三条大橋から日本橋の復路も踏破して東海道53次完全踏破になるなどと口が裂けても言いませんからね。

皆さん、十返舎一九「東海道中膝栗毛(とうかいどうちゅうひざくりげ)」の名前は聞いたことがありますよね。弥次さんと喜多(北)さんの東海道中記ですね。当時流行っておりました伊勢神宮詣でに二人して出かけます。江戸日本橋から四日市宿までは東海道53次の宿ですが、四日市から伊勢神宮をめざし、伊勢神宮に詣でた後、京都三条大橋に至りますね。ちと確かめたいので東海道中膝栗毛の旅のページ貼り付けます。

東海道中膝栗毛の旅
http://www013.upp.so-net.ne.jp/gauss/hizakuri.htm

弥次さん喜多さんの四日市宿到着が江戸を出発してから11日目ですから、先人たちの歩く速度は現代人に比べ速かったのでしょうね。

どこかの本で読んだ知識ですが、江戸時代、一般庶民は東海道126里(1里は約4Kmですから、約500Km)を平均15泊で歩いたそうです。
東海道126里、踏破、完走、最も速いのは幕府お抱えで老中や京都所司代、京都町奉行、勘定奉行などだけが使えた「継飛脚(つぎびきゃく)」で、最速の「無刻(むこく)」で大井川などでの川止めがなければ江戸~京都間126里を60~70時間で走った(完走した)そうです。 江戸の伝馬町から品川宿、東海道の各宿52カ所に飛脚が待機し、昼・夜関係なくリレー形式で公文書を運んだそうです。
じゃあ馬、早馬(はやうま:速く走る馬)、はどうかと言いますと、馬は全速力では18~20Kmほどしか走れず、馬を継いでという訳には、コスト・パフォーマンスの点でうまくいかず東海道では使われなかったとか・・・。船はどうか?ですか。船は大海原、海路を行くもので、東海道を走行できませんからね。

十返舎一九は伊勢参りをした二人、弥二さん喜多さんの話を聞いて「東海道中膝栗毛」を著したのでしょうから、弥次さん喜多さんの帰りを待って一冊の本に仕上げていったのでしょうか。弥次さん喜多さんは東海道を往復して江戸にもどったのでしょう。東海道53次往路、片道であれだけ面白い材料があったのだから、復路でも膝栗毛の材料には事欠かなかったでしょうね。と言うことは、東海道中膝栗毛は往路の話題だけでなく復路の道中記も合せて一冊の本にしたのではないかと勘繰るのですけどね。(多分、違いますけどね)
東海道中膝栗毛、なんと一冊の本ではありませんでしたね。なんと18冊もでておりました。

東海道中膝栗毛:
十返舎一九作の滑稽本。初版本は初編から8編までに発端を加えて18冊。1802~09年(享和2~文化6)刊。発端のみ14年刊。弥次郎兵衛と喜多八が随所に失敗や滑稽を演じつつ東海道・京都・大坂を旅する道中記。のち20年にわたり続編を出す。本称「道中膝栗毛」または「膝栗毛」。

道中記、膝栗毛は今で言う、旅行記とか旅行ガイド、地球の歩き方みたいな内容だったのでしょうか。

十返舎一九は江戸時代のベストセラー作家?であったようですね。筆一本(文筆)で生計をたてていたとか。しかもその滑稽本を購入にて読む人がそれほど大勢いたくらい江戸の庶民(武士も読んだのかも)の文化(教養)レベルは高かったことになりますね。

それで、旅行ガイド、「地球の歩き方」にあやかり、「東海道53次の歩き方」で東海道53次(つぎ)歩きますか?と「東海道中膝栗毛」、どうでしょう、と、かの十返舎一九は江戸の庶民に売り込んだのではないかと思うのですね。それでベストセラー本になり今でも読み継がれる古典になってしまったとか。
私、ふらぬいは「東海道中膝栗毛」と言うより、「弥次さん喜多さんの東海道珍道中」としか思い浮かびませんがね。ですから漫画か児童小説で十返舎一九原作の「東海道中膝栗毛」を読んだのだと思いますけどね。

東海道53次(つぎ)歩きますか? 東海道中膝栗毛、どうでしょうのつれづれぶろぐでした。

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