日本の軽乗用車嗜好、外国勢に障壁―「ガラパゴス化」懸念も。だから何?

 日本の軽自動車(排気量660cc以下の車のこと)が海外の自動車メーカから貿易障壁だと非難されているのだそうですよ。そう言えば、アメリカの自動車業界がTPP交渉時日本の軽自動車の税金が安いのは非関税貿易障壁だとか訳の分からないこと言っていたりしましたね。そもそも日本国においては外国からの自動車輸入に関税はかかっていなかったのではないかと思っているのですけどね。しかもアメリカの自動車メーカーはそもそも小型車を製造していないのだし、日本に輸出はしていない筈でしたしね。つまり自動車については自由化が完了し、関税をかけているのはアメリカ側だったように思いますけどね。それでアメリカ車が日本国で売れないのは、日本国の自動車市場が外国車にとって障壁があるからだと言いだしているのだそうです。でも、日本人は欧州車は大好きですよね。特にドイツ車やフランス、イタリア、スウェーデンの車はよく見かけます。私の友人も半数以上が欧州車(ベンツ、BMW、AUDI、VW、ルノー、プジョー、アルファロメオ・・・・)のユーザですけど、あっ、アメリカのフォード車に乗っているユーザもおりました。ただ小型車、しかも軽自動車は日本車の独壇場なのだそうです。それで、こんな世界標準から外れた小型車を走らせている日本は、外国勢には障壁であるとして、日本の自動車市場をいま流行りの「ガラパゴス」と(揶揄して?)呼び始めたのだそうですよ。
それで、日本の軽乗用車嗜好、外国勢に障壁―「ガラパゴス化」懸念も。だから何? とのつれづれぶろぐです。

日本のフィーチャーフォン、つまり高機能携帯電話を「ガラケー」と言いますね。これは日本だけで通用する携帯電話、呼び名だそうです。外国(日本国外)に行って「ガラケー」と言っても通用しません。あっ、「ケータイ」はこの頃は通じるらしいのですが、私、ふらぬいはきちんと英語で「フィーチャーフォン」と言いますし、「ベーシックフォン」、「スマートフォン」と区別してますから問題はありません。どうも「ガラケー」の呼び名は使っている本人、ふらぬいです、も卑屈な感じがしてしまいますけどね。

でもその「ガラケー」の出どころ、出自であります「ガラパゴス」のガラパゴス諸島は南米のエクアドルにありまして、それはそれは是非訪れてみたい場所、人気沸騰の観光地、島なのですけどね。日本語のホームページ「ガラパゴス諸島」がありました。貼り付けます。

ガラパゴス諸島
http://www.galapagos.co.jp/
どうです。素晴らしい観光地のようですよ。

ですから、「ガラパゴス諸島」にちなんで名づけられた、「ガラケー」も世界に冠たる?日本の高機能携帯電話と理解しましょう。

それで今回のブログです。携帯電話「ガラケー」に対する、もう一方の雄、日本の軽自動車、日本人の軽乗用車嗜好が、外国の自動車メーカーにとっては市場参入ができず貿易障壁になっており、日本の軽自動車市場をなんと、「ガラパゴス市場」だと言い始めているとか・・・。

そう言えば、
2014年度の税制改正で、軽自動車税の引き上げが決まりました。自家用乗用車の場合、これまで年間7200円だったものが、2015年5月以降の新車購入分から年間1万800円に増税となります。今回、軽自動車税が増税されるのは、消費税増税に合わせて自動車取得税が引き下げ・廃止されることで生じる税収減少分を埋め合わせるためだと言われています。
軽自動車は小さく安価で性能は低い(とは言えない?)ものの、庶民の足として重要という理由から、いままで税負担は軽く設定されていました。普通車を持つ人に課される自動車税は、排気量1リットル(1000cc)以下の小型自家用乗用車で、年間2万9500円。排気量0.66リットル(660cc)の軽自動車の4倍以上になる。私、ふらぬいの愛車は年間3万9500円払っていたような・・・。もうそろそろ車の買い替え時と考えておりましたので、もう年金生活者でしかも高齢者(予備軍?とは言えない)でもありますので、是非、日本の優良で経費の安い軽自動車に乗り換えようかと考えておりましたが、どうしたものか・・・。

日本経済新聞に自動車の税負担、こう変わるの図がありまっしたので貼り付けます。
画像


なんと言いましても、日本においては、自家用車は維持・運用(運転?)にお金がかかります。自動車取得税はいざ知らず(消費税の通りの意です)、ガソリンに含まれる税金、自動車保険、6ヶ月、12ヶ月点検そして車検、さらに車庫代、高速道路通行料金、年金生活に入って確かに遠出は減りましたが、かかるものはかかるのです。ふらぬいは、もういっそ、レンタカー、カーシェアリングに代えようかと思っていますけどね。
ただ万が一に私、ふらぬいが自家用新車購入の機会があるのなら日本の誇る軽自動車購入と考えていたのですよ。今回の軽自動車の税金負担が高騰?することにより、もう新車購入の機会は無くなったように思いますが・・・。

その日本の誇る軽自動車、「ガラパゴス市場」の自動車と言うことになるのかも・・・。先日、12月17日付け、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)記事にありました。ふらぬいが少し手を入れておりますことご承知おき下さい。

WSJ記事の筆者は
「日本の自動車市場は、かつて世界のトレンドセッター(流行を仕掛ける人、 感性豊かで時代 の趨勢をいち早く見抜き、一般に流行する前に取り入れる人々のこと)だったが、他の外国市場と最も切り離された市場の1つになっており、孤立してしまうリスクをはらんでいる。当地の自動車メーカー幹部の見方だ」
と指摘しています。
当地の自動車メーカー幹部ですから日本車メーカー幹部になるのでしょうか。日本の自動車市場がガラパゴス市場になるリスクをはらんでいる? そのリスクですがうまく分析できているのでしょうか。リスクがゼロではないと言うのはどなたでも言えますからね。一時期大いに流行りましたが、もうリスクがゼロではないを使う方は少なくなりました。「リスクをはらんでいる」、良い表現です。

そのガラパゴス分析です。
「日本で販売された乗用車の90%強は日本のブランドだ。そのうち3分の1を占める超軽量の小型車(軽乗用車)は日本以外のどの市場でも販売されていない。こうした軽乗用車は当初、第2次世界大戦後の日本の安い乗用車ニーズを満たすために開発された。だが、海外市場にとっては余りに小さいかあるいは余りに割高という短所がある。
日本では燃費効率の良い乗用車に強い嗜好があり、その結果、乗用車メーカーはハイブリッド車のような一連の高度技術車を開発してきた。だが、それは必ずしも他の外国市場で容易に通用するものではない。
日本は自動車輸入に関税を課していない。日本で展開している自動車メーカー幹部は、世界の自動車メーカーが中国と米国に次ぐ世界第3位の自動車購入市場である日本で勢力を伸ばせない大きな理由は、日本国内のこうしたユニークな嗜好にあるとしている。外国自動車メーカー幹部は、軽乗用車に対する日本の優遇税制と、その特殊な安全・環境規制が日本を外国の競争から保護している非関税障壁になっている」
と述べています。

私、ふらぬいは軽自動車の黎明期を憶えておりますよ。あの360CCのエンジンを搭載した車が最初だったように思います。まず富士重工のスバル360でその後ホンダN360とかが発売されました。それらの小型車は日本人にとって当時はなんとか購入できる自動車として垂涎そして羨望の的だったのです。日本人の自家用車はそのような小型車から始まったのです。日本人にとっていくら小型車とはいえ、800CCエンジン搭載のパブリカ、1000CCのサニー、1100CCのカローラはまだ高値の花だった時代です。あっ、私、ふらぬいにとってかも知れません。(うろおぼえなところ気合で書いていますからちと不安ですが・・・)

それで、
「米国のビッグスリー(3大自動車メーカー)は、先月開かれた東京モーターショーに3回連続で参加しなかった。その一角であるゼネラル・モーターズ(GM)の日本法人トップは、日本でのGM車の販売状況を考えると参加するのは経済的に難しいと述べている。
ある意味で、日本での自動車業界の軽乗用車嗜好は日本のスマートフォン(多機能携帯電話)メーカーを思い起こさせる。これら携帯電話メーカーは日本の消費者向けに過度に機能を適応させた結果、海外進出では四苦八苦している。そうした欠陥は、この特殊な日本スマートフォン市場を表現するのに「ガラパゴス化」という言葉を生んだ。チャールズ・ダーウィンが進化論の着想を得たといわれる南米の諸島に倣ったもので、ユニークに進化し、その孤立ゆえに最終的には不利になる」
というものだと言っております。

日本の自動車市場は日本の消費者向けに過度に機能を適応させたユニークに進化した市場とみなしていますね。そして携帯電話同様に孤立するとまで言っています。市場がガラパゴス、ガラパゴスは南米エクアドル沖にある観光の島です。観光客の来訪も息を切らせない?状態であると。その世界の観光の島と日本の自動車市場を同じとみているのですね。確かに日本国は小さな島に大勢の国民が暮らしている。道路は狭いし、駐車場も狭い。でも燃費や環境保全には他の国、他国民より非常に気にかけます。それゆえ自動車が極端に進化を遂げたのです。なにも後ろ指を指される筋合いはないと、私、ふらぬいは思いますけどね。

記事の筆者はさらに、
「トヨタ自動車、ホンダ、日産自動車といった日本のメーカーは、世界中で多数の乗用車を販売しており、評価の高い高級車、SUV、ピックアップトラックなどでグローバルなデザインとテーストをマスターした。にもかかわらず、東京の一部のメーカー幹部は、国内での需要に余りに強く適合し過ぎると、迅速にギアを切り替えられなくなるリスクを抱えてしまうと懸念している。とりわけ、世界の多くの自動車メーカーが規模の経済を展開するため出来るかぎり多くの国で新モデルを導入しようとしているだけに、なおさらだ。
「日本は確かにガラパゴスだと思う」と、独フォルクスワーゲン(VW)グループジャパンの庄司茂社長は東京モーターショー会場で語った。同社長は「(日本で新製品の)実験はできるが、成功したものを普遍的にグローバルなものにできるかといえば、できないだろう」と述べた。それは、日本の乗用車メーカーにも打撃になり得る。日本勢は中国で大型の高級車を導入するのに遅れ、欧州でディーゼルエンジン乗用車を導入するのに遅れている。
他の関係者は、日本市場の特殊化の結果、自社製乗用車を日本市場に適合させなければならない外国勢にとって厳しくなると述べている。ゼネラルモーターズ・ジャパンの石井澄人社長は「日本は独特なマーケットではある」と指摘、「グローバルにやるには壁になり得る」と述べた」
とあります。

やはり日本の自動車市場を「ガラパゴス市場」と発言していたのは独フォルクスワーゲン(VW)グループジャパンの日本人社長でした。「(日本で新製品の)実験はできるが、成功したものを普遍的にグローバルなものにできるかといえば、できないだろう」と述べていますが、その考えは少し違うと思いますけどね。
話を日本製軽自動車に限ればと付け加えますが、日本の軽自動車メーカーは日本で製造した軽自動車そのものを世界市場に出さなくてもよいのです。660CCエンジンおよび軽自動車製造技術をもって海外市場に打って出るとよいのです。インド市場やインドネシア市場は小型の車を市場のユーザが求めており、その市場にマッチした車を提供するとよいのです。欧米市場は燃費の良い環境に配慮した車で、かつ乗り心地のよいものを、ユーザ嗜好にあわせ提供すればよいのです。

日本では、自動車が「ガラケー」ではなく「スマホ」に進化しつつもありますからね。2年前に私がブログに書きとどめておりました。貼り付けます。

車が・・・スマホに? えっ! 車が自動車電話に乗っ取られたの?
http://470830.at.webry.info/201111/article_10.html

しかも、日本の自動車メーカは技術革新ならびにその進化、「ガラパゴス」化に並々ならぬ力を注いでおりますからね。
WSJ筆者はその証(あかし)を述べます。
「一部の日本のメーカー関係者は、軽乗用車やハイブリッド車への注力は、将来の成長市場のための技術を育成し、改良する一助になると述べている。
小型車専業メーカーのスズキは、今やインド市場で首位に立っている。インドで最も人気のある同社製モデルは日本の軽乗用車を基礎にして開発したものだ。またホンダは日本国内で培った技術を使って、2016年までに中国で現地パートナーと協力して割安なハイブリッド車を導入する計画だ。
それでも、日産の志賀俊之副会長は、日本だけで販売されている軽乗用車を製造し続けることが業界にとって意味があるかどうかと疑問を投げ掛けている。同氏は昨年、そういう現状を考える時期に今まさに来ている、と述べている。
小さくて低コストかつ燃費効率の良い乗用車の人気は、幾つかの要因が複合している。日本の狭い道路、高いガソリン価格と自動車税だ。20年間にわたる景気低迷は言うまでもない。日本経済が好転するにつれて、自動車市場も復活している。しかし来年4月の消費税引き上げによって、自動車販売は打撃を受けると予想されている。
ホンダの「N Box」やダイハツ工業の「ムーヴ」といった軽自動車販売は昨年の日本の乗用車市場の34%を占めた。20年前の17%からみれば飛躍的な拡大だ」
とまで書いておりますからね。

今年の車の出荷台数は日本国では軽自動車の台数が、小型・中型・大型車の出荷台数に比べ勝っているそうですけどね。それは日本の消費者が軽自動車を求めているからに相違ないと思います。

私、ふらぬいは自動車をあくまで移動する手段でありそれを支援してくれるものとの考えでおります。ですから、乗用車が大型化、高性能、高排気量にまっしぐらだった時代にもその影響は受けなかったと思います。ですから、新車が発売されても、大型車、高性能、高排気量車には乗り換えなかったこと自負しています。残念ながら国内で自家用車を乗り回す時間がありませんでした。今の前の車は、12年で1万2000Kmしか走らすことが出来ずに手放すことになりました。仕事柄、土日しか運転せず、しかも海外出張が多く、ほとんど運転できずに車の寿命が尽きてしまったのでした。ですから個人的にも車にはコスト・パフォーマンスを求めます。それで購入したのが今の愛車です。もう4万Kmを走りましたのでそろそろ買い替え時とは考えています。これから日本国中を走破する気持ちはありませんからね。住んでいる横浜界隈、坂道が多くしかも道が狭い、車庫も小さいなどを考えたら、次は日本の誇る「ガラパゴス車」、軽自動車がその車選びの選択肢に燦然と輝いているように思うのですけどね。
あっ、思い出しました。横浜のベイサイドエリアを走行するにはカーシェアリンの車、電気自動車です、が配備されています。必要な時、必要なだけお金をかけて利用できます。欧米では自転車が好きな時に好きなだけ使えるように準備されていると伺っていますね。日本国では近い将来、車、電気自動車、が好きな時に好きなだけ使えるそんな時代がくるのです。その時は日本製電気軽自動車、「ガラパゴス車(ガラカー)」と名付けられると思います、横浜ベイサイドエリアばかりでなく、が東京大阪名古屋の大都市圏ばかりでなく日本各地の公道を走ることになると思います。期待しましょう。
日本の「ガラパゴス自動車市場」の公道を「電気ガラパゴス車(ガラカー)」が走るのもそんなに先のことではないと思います。

日本の軽乗用車嗜好、外国勢に障壁―「ガラパゴス化」懸念も。だから何? とのブログでした。

JAFレポートによりますと
マイカーには毎年、自動車税・自動車重量税・ガソリン税・消費税を含め約11万3100円の税金が課せられています。9割以上(98%)のマイカードライバーがこれらの税金を負担に感じているとのことです。また、
自動車重量税についてどう思う? との質問にマイカードライバーは、自動車重量税は道路整備のための税金でしたが、現在は一般財源化され、課税根拠を失っている。また自動車重量税と自動車税・軽自動車税はどちらも自動車の保有にかかる税で、1つのものに二重に税金がかけられており、自動車重量税は廃止すべきと考えているドライバーはこちらも9割以上(94%)いるのですけどね。
日本の車の税金、これこそ「日本ガラパゴス」税制と言えるのではないかと思います。あっ、エクアドルの方、ガラパゴス諸島の住人の方、ゴメン。ガラパゴスは世界中の観光客を魅了する観光地です。失礼しました。(12月28日 ふらぬい追記)

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