「危ない中国製航空機」に追い詰められる「トンガ王国」 それって「ただより高い物はない」とのこと?

昨日のサンケイmsnの記事です。

王国揺るがす中国からの危険な「贈り物」と題して興味深い記事が掲載されておりました。王国とは日本でもなじみの深いトンガ王国のことです。親日の国で日本にはかぼちゃを輸出しているとか。昔、お相撲さんにトンガ出身の南乃島(みなみのしま)という関取もいたように憶えていますが・・・。ラグビーが盛んな国でもありますね。

外務省のページにトンガ王国の紹介がありました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/tonga/

そのトンガ王国に中国製の旅客機、新舟60旅客機が無償供与、つまり徒(只:ただ)です、されたことから、ちと大きな事柄(大問題:ビッグ・イシュウ)になっているらしいとのことです。

それで、「安物買いの銭失い」・「安物は高物」:安い物は品質が劣るから結局は高い物につく。
「徒(只)より高い物はない」:ただで物をもらったり何かしてもらったりすると、返礼に金がかかったり義理ができたりして、かえって高い物につくこと。
などの昔、両親や祖父母から教えてもらった諺(ことわざ)をからめ、不遜?にも、危ない中国製(メードインチャイナ)の航空機に追い詰められる「トンガ王国」に思いを馳せるブログです。

そのサンケイmsnの記事です

「南太平洋のトンガ王国に中国が無償供与した小型旅客機が、トンガとニュージーランドの外交問題を引き起こしている。この中国製飛行機「新舟60」は2年前の墜落事故に続き、今年も3件の事故を起こした札付きの「危ない飛行機」。安全性への懸念を理由にニュージーランドがトンガへの観光援助を停止し、これにトンガが不満を表明して批判の応酬になった。カメルーンの航空会社が導入を見合わせるなど、メード・イン・チャイナ機への安全懸念も広がっている」
のだそうです。

私、ふらぬいは不勉強で中国製つまりメード・イン・チャイナの航空機(商用機)、新舟60があるとは知りませんでした。まして中国以外の世界?の空までを飛んでいるなどと考えもしませんでした。それで、理系のふらぬい、新舟60、調べました。一部コピペです。

この新舟60、旧ソ連の製作したAn-24旅客機(1959年初飛行)をコピー生産(ライセンス?生産)したもののエンジンや操縦機器を近代化した機体で、珠海国際航空宇宙博覧会(1998年)において初めて公表されたという。
日本では西安(シーアン)MA-60と呼ばれることがある。2000年3月21日に初飛行し、8月には四川航空が就航させ、中国当局から量産の許可が出たため年間12-15機が製造されているが、完成度が低いため、また国際的な安全基準に達していない為に受け取りを拒否した航空会社もあるとのことです。

なぜ国際的な安全基準に満たないこの中国製航空機、新舟60が中国国内だけでなく世界の空に羽ばたけるかと言いますと、それはかの中国が国策で、無償援助、または、ただ(徒、只)同然で、中国と相手国との友好のために供与しているからなのです。それゆえこの新舟60は”世界で最悪の“安全記録”誇る飛行機”と言われているのだそうです。

サンケイmsnは続けます。
「2013年7月6日、トンガの空港に中国・西安飛機工業製作のターボプロップ機「新舟60」の姿があった。国王ツポウ6世臨席のもとに行われた引き渡し式だ。交通相を兼ねるバイプル副首相は、中国への感謝とともにこんな言葉を口にした。
「この飛行機が米国やニュージーランドで承認されていないのは残念だ」
西安飛機工業は国有の軍需関連企業である中国航空工業集団の傘下にあり、新舟60は航空産業の世界進出を担う。2000年に開発され、中国国内ほか、英紙ガーディアンによると、今春までに80機が各国に納入され、3年先までの予定も165機にのぼる。ただし欧米先進国は含まれず、アフリカやアジア諸国への販促を狙った無償供与も多い。先進国で飛べる安全性を備えているかは疑問視されてきた。

疑いを強めたのが5月から6月にかけて立て続けに起きた事故だ。

インドネシアの空港ではハードランディングでエンジンと翼が折れ曲がり、ミャンマーでは滑走路からはみ出す2件のオーバーランを起こした。いずれも人身への影響は軽微だったが、ミャンマー航空当局は「機体に問題がある可能性が高い」として、同型機の国内での運行を停止した。

2011年5月には、インドネシア国営メルパティ航空の新舟60が東部の西パプア州で墜落、25人が死亡している。オーストラリアABCラジオによると2009年以来、新舟60の事故は11件にのぼる。同ラジオは「世界で最もひどい安全記録を持つ飛行機のひとつ」と評した」
とのことです。

小型機はもともと事故が多いことは伺ってはおりますけどね。カナダやブラジルで設計・製造した航空機でもそのような話は聞いておりました。ただ新技術の採用や新しい機体に変更して初期不良の段階でそちらの不具合は解決され安全性は増していったのではないかと思いますけどね。でも、この新舟60、国際的な安全基準を満たしていないらしいのですけどね。なんで中国国内だけでなく世界の空(アジア、アフリカが主)に飛ばしたがるのでしょうか。中国国内の安全基準が世界の安全基準に比べずっと緩いのでしょう。

あっ、前にブログで、中国の技術について述べたことがありますね。メード・イン・チャイナ(中国製)の製品のことでした。中国は日本(どこの国からでも同じかな)から技術導入する時には、中国の技術者が日本人技術者の指導の下、一生懸命努力して日本の技術水準にあった製品を作ります。その後、中国人技術者が自分たちの力だけで製品を作ろうとします。ここでまがりなりにも自分たち中国人が満足できる製品ができると、それ以降の製品は品質が落ちていく一方なのです。ですからコピーまでは使えるものができたが、それ以降は使えないものが混ざってくることが多いのです。このようなメード・イン・チャイナをブログに書きました。中国製商用機新舟60にそれがあてはまるかは知りませんが、その可能性はゼロではないと思いますね。
ですから、もし、新舟60に搭乗し事故にあったら自己責任で解決してくれと言われているとか。と言うことは中国国内では心してこの飛行機に乗らないといけません。

サンケイmsnはさらに続けます

「トンガに供与された新舟60は同国内で旅客機として使用される予定。この事態を受けてニュージーランド政府は7月、トンガの観光発展を促すために使われる約820万ドル(約8億円)の援助を停止した。
ニュージーランドのマカリー外相は同国メディアに「新舟60には重大な安全懸念があり、国民の税金を支出することはできない」と指摘。「安全性を調べる航空専門家の派遣費を持つという提案もトンガは拒んだ」と述べた。ニュージーランドはトンガへの旅行者に対し、「新舟60は多くの事故に関与しており利用は自己責任で」と、外務省ホームページで注意喚起の情報を流しはじめた。

トンガも黙ってはいない。新舟60の導入の中心人物であるバイプル副首相はニュージーランドのメディアに「中国で飛んでいるのだから国際基準は満たしているはずであり、中国の飛行機のことはトンガではなく中国に言うべきだ」と、不満をぶちまけた。
トンガでは今年はじめまでニュージーランドの会社が国内線を運行していたが、新舟60の提供を見越した新会社「リアルトンガ」が設立されたため撤退。今年末までさらに1機の新舟60が届く見込みだ」
とあります。

トンガのバイプル副首相の発言、「中国で飛んでいるのだから国際基準は満たしているはずであり、中国の飛行機のことはトンガではなく中国に言うべきだ」とは間違っていますね。中国は共産党独裁国家ですから国策でどんなことでもしますからね。まして中国で飛んでいるからといって国際基準を満たしているとは限りませんよ。というか、中国以外の国でこの新舟60が飛んでいる国を見てみればわかりますね。多分、かの中国が無償援助またはただ(徒、只)同然で供与、くれてやった航空機なのでしょう。

ですから、ニュージーランド政府は日本の諺、「安物買いの銭失い」・「安物は高物」とか「徒(只)より高い物はない」との考えを友好国として「トンガ王国」に伝えているのだと思いますよ。
なんとなれば欧米先進国で中国(メード・イン・チャイナ)の新舟60を購入した国は無いことからそのことは分かります。徒(只)より高い物はないのですよ。

でも「トンガ王国」の経済事情もあるようですね。
人口10万人の小国に今では中国人があふれているのだそうです。

サンケイmsnはさらに続けます。

「ニュージランド政府が援助を停止した背景には、中国傾斜を強めるトンガに対するニュージーランドのへの政治圧力という側面もある。
ニュージーランドの庭先ともいえる南太平洋の国々で、中国の存在感は飛躍的に高まっている。トンガは1998年、台湾との外交関係を断ち中国に乗り換えた。道路や官公庁などの建物の多くに中国の援助や融資が入り、2006年の民主化暴動で破壊された首都ヌクアロファ中心部の復興にも約7千万ドルの融資を行った。米紙ウォール・ストリートジャーナルはトンガの対外債務の6割以上は中国に負っているとし、「中国は米国にとって戦略的重要な南太平洋の貧しい小国に静かに影響力を広げつつある」と指摘している。
人口約10万人の小国に、いまでは数千人の中国人が住む。日本の外務省が「中国人と間違われて白昼に暴行を受けるなどの可能性がある」と海外安全情報のホームページで注意を促すほどで、ビジネスなどで成功する中国人に対する現地の人々の感情は複雑だ。
トンガ指導層と中国政府の癒着の噂も渦巻く。今年5月にはオーストラリアのABCラジオが、王族系企業に中国の不透明な金が流れているとの民主化団体の告発を伝えた。また英BBCは7月、雨が降ればあふれて道路脇の家に流れ込む側溝や、冷房や維持費がかかる大仰な建物などを現地の気候や事情に配慮しない援助を報じている。
新舟60の安全性に関心を寄せているのがアフリカなどの国々だ。供与された1機を軍用に使用しているカメルーンは、予定していた3機の旅客機導入の一時停止を表明した。中国は連鎖反応による安全懸念の高まりを懸念しているとみられるが口を閉ざし、沈静化を待っているようだ。
ニュージーランドと中国にはさまれたトンガは、新舟60の扱いに苦慮しはじめている。「国際的な安全基準を満たすまで運行は許可しない」との声明を出すなど、ニュージーランドにも配慮を示してバランスを取ろうとしているようだ」と、
しばらくはこのようだったのですがねぇ。やはりもらったもの(飛行機)は飾っておくより使った方が良いとの結論ですかねぇ。運行を開始してしまったそうです。

サンケイmsnは締めでそのことに触れます。

「トンガからの報道によると、リアルトンガは8月に入ってから新舟60の運行を開始した。操縦にはトンガ人とともに中国人もあたっているという。国際機関からの認証を得たとしているが、ニュージーランドが警告を発するなかでの運行開始。小さな王国に贈られた「危ない飛行機」はいまや、政治的にも危険な飛行機になってきた。
いまでは格安航空のメッカとなった関西空港だが、新舟60は日本の空には就航していない。ただウクライナの航空会社が新舟60を導入するなど商圏は途上国から拡大の様相。海外旅行で新舟60に乗り合わせる“危険”は増大しそうだ」
と、このように結論付けています。

ボーイング787の不具合調査にあれだけ慎重を期した世界、日本の航空機業界ですから、新舟60が日本の空を飛ぶことはないと思いますが、日本人が中国や中国の友好国に出かけ、この新舟60に乗り合わせる危険は増大していると思います。

いいですか皆さん、海外出張時、いくら上司、先輩から「自己責任で乗ってくれ」などと言われても、「君子危うきに近寄らず」ですからね。絶対、「君子豹変す」などとして、自己責任で乗ってはいけませんよ。観光旅行はすべて自己責任ですからね。中国旅行、しっかり保険を掛けて飛行機に乗りましょう。

私、ふらぬいは今まで生きてきて、両親ならびに祖父母からの教え、「安物買いの銭失い」・「安物は高物」と「徒(只)より高い物はない」は経験から真実の言葉と実感じておりますからね。

「危ない中国製航空機」に追い詰められる「トンガ王国」 それって「ただより高い物はない」とのこと?のブログでした。本当は?は不要です。真実ですから。

メード・イン・チャイナの商品が世界中にあふれています。今回の新舟60、お客さんからの品質改善要求があっても自己を正当化し決して品質改善に取り組まないのがメード・イン・チャイナのメード・イン・チャイナたる所以です。


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