パリ、観光客の国籍別「接客マニュアル」作成 日本人はどう扱われる?

本日、CNNが伝えるところによりますと、 パリの観光局と商工会議所はこのほど、外国人観光客に友好的に接するのに役立つとする各国国民に特有な行動形態などを盛り込んだ「接客マニュアル」を作成、タクシー運転手、ホテルやレストラン従業員らへの配布を始めたのだそうです。

私、ふらぬいはフランスには何度か出かけ(仕事、観光含む)、楽しい思い出も危ない思い出も経験しております。実は、私はパリのモンパルナスで二人のにせ警官と一人の囮(おとり)にからまれた経験がありましたので、私、ふらぬいの方がフランス人対応マニュアルを作っておりましたがね・・・。にせ警官対応マニュアルです。あの時、囮(おとり)は空港からのモンパルナス駅にバスでやってきた日本人ビジネスマン、私、ふらぬいです、に道を尋ねたのです。初めてパリ、モンパルナスにやってきて宿泊先のホテルを探していたのに・・・。囮君に道を訊かれ、その後にせ警官がからんできて、なんと君(私のことです)はドルのにせ札を持っていないかと調べだしたのですよ。私なんて、彼らの調査中、ずっとジャポネをバカにするなと叫び続けていました。偽ドル札は見つかる筈もなく、トラベラーズチェックの100ドルを見せたら、彼らは不満タラタラ離れていきましたが・・・。そんなパリのヒヤリ、ハットそして悲しい思い出もあったりして・・・。でも、フランス、パリは好きですよ。何度もブログで紹介しておりますしね。

パリ観光局のページ(日本語)を貼り付けますからね。観光客の国籍別「接客マニュアル」の掲載はしておりませんが・・・。

パリ観光局
http://ja.parisinfo.com/

それでその「接客マニュアル」についてCNNが伝えています。(ふらぬいの感情ではなくコメントも入っています)

パリのウエーターは無愛想で、ホテル従業員はがさつなどとする外国の不評の解消を狙った措置なのです。旅行客に粗野(そや)な態度が目立つ国を並べた昨年の国際調査ではフランスがトップに選ばれていた。そんなパリには毎年、観光客ら2900万人が訪れているのです。

その接客マニュアルが紹介した各国の国民性ですが代表的に①~⑨に取り上げます。

まず、
①英国人は個人向けの助言を評価し、午前7時半と同8時半の間に朝食をとるのが好きと説明しています。

これは午前10時のティータイムに小腹(こばら)がすいてないといけないからです。イギリス人は午前と午後のティータイムを非常に大事にします。フランス滞在中もこれらのティータイムが必須だからです。

こんな接客マニュアルでいいのかなと思いながら続けます。

②中国人は本物の高級品の買い物に役立つ情報をありがたがり、礼儀正しいと受け止められるには笑顔を見せ、中国語で「こんにちは」と言うだけでよいと指摘しています。

パリにやってくる中国人はお金持ちですからブランド品の買あさりを行います。接客マニュアルはパリのブランドショップが軒を並べるシャンゼリゼ通りを紹介しなさいとし、笑顔を振りまき、中国語で「你好 ニーハオ」そして「謝謝、シェシェ」と言えばよいと説明しています。でも、彼ら中国人は本物の高級品にはこだわりませんからね。同じ中国人に高級品と自慢したり、高額な値段で売ることができればそれでいいのですよ。あっ、フランス国内で中国人に偽物を売ってはいけませんよ。

③米国人は迅速な個人向けのサービスと英会話能力を期待している、とあります。

ですから米国人に接客する時には、とにかく必要とされえる商品やオーダされた料理は早く提供すること。また、彼らの行き先には正確に速く導く(届ける)ことですね。でも、この頃のアメリカビジネスマンはフランス人には英語をしゃべるよう要求はせず、彼らはフランス語もそれなりに堪能と伺っていますよ。あっ、フランス人の英語より米国人のフランス語が分かり易いとの意ですよ。日本人にはですけどね・・・。

④ドイツ人は清潔さと握手が好きですとね。

フランスとドイツは国境を接して何度も戦火を交えた国同志ですからね。今のドイツ人はいつもフランス人とは仲良くしたいと考えているそうですよ。でも、道路を汚す(道路になんでもかんでも捨てる)フランス人気質は理解できないそうですがね。でも、早朝の道路清掃ですべて流し去り綺麗にするのはフランス人の特技と認めているとドイツの友人から伺っていますよ。

⑤スペイン人は無料の提供品を求めがちで夕食は9時と11時の間なのです。

スペイン人というか南米のスペイン系の国民はあたり前のように夕食は午後9時以降と遅いのです。さらに夕食後に大きな楽しみなイベントが必ずありますからね。お酒を飲みながらフラメンコを楽しむとかタンゴの踊りに酔いしれるとかですね。私、ふらぬいも南米ではスペイン人になってタンゴに酔いしれていましたよ。でも、スペイン人やスペイン系の国民から無料の提供品を求められたことは私、ふらぬいはありませんが・・・。

⑥イタリア人は探検好きで子どもへの配慮を歓迎するなどと紹介しているとか。

やはりイタリア人はちょい悪親父が多くまた自分勝手な国民ですからね。でも彼らの気質を知ると怒る気にはなれない可愛げなところもあります。でも、フランス人観光客がイタリアの都市でスリや盗難に出くわすことになったとはよく伺いましたけどね。これはイタリア人は探検好きということ? ミラノのスカラ座ででしたか・・・。

⑦デジタル情報好きとされたのはオランダ人だったそうです。

オランダ人の特徴は一口(三口?)で言えば、「質素」「個人主義」「合理主義」の国民でしょうか。江戸時代に日本はオランダから科学、医術そして世界情勢を学びました。なんといっても長崎の出島で交易ができた唯一の外国ですからね。蘭学、オランダ語から世界の情勢を学んだのでした。中国とは交易は認められていたのでしょう。有名企業と言えば、フィリップス社やロイヤルダッチシェル、ユニリーバとかビールのハイネケンくらいでしょうか。
デジタル情報好きが何を意味するのかはちと分かりませんね。私、ふらぬいも個人的にはデジタル情報は好きですよ。でもどう接客するのでしょうか? フランス人、もっとデジタル情報に興味を持てと言いたいのかも。

⑧自国のフランス人については各国料理の試食を好み、観光客と見られることを嫌うと指摘しているとか。
自国、フランスのことは国籍別「接客マニュアル」にはいらないと思いますけどね。

⑨日本人の場合は、時々安心させる必要があるほか、決して不満を口にせず、ひんぱんにおじぎすると描かれた。
国籍別「接客マニュアル」の日本人の項は意味が分かりませんね。にせ警官が出現した時には、私、ふらぬいはこのフランスと言う国はなんと恥ずかしい国だと思いましたよ。不満たらたらでしたし。彼らが逃げ出したときには小さなバッグで彼らを叩いてやりましたからね。不満は(フランス語で)口にしませんが、態度には出します。お辞儀など頻繁にするわけはありません。このパリ観光局作成の国籍別「接客マニュアル」日本人の部分は間違っています。
あっ、それよりフランス人は日本のアニメや漫画が大好きですからそちらを使って日本人をおだてるとか・・・。日本人の接客には役に立つとか・・・、違うか?

そして、こんなことも付け加えているそうです。

パリ観光局の幹部は英紙テレグラフの取材に「日本人観光客に対しイタリア人観光客と同様の方法で接触してはいけない。考慮すべき規範がある。それに適応しなければならない」と説いているとのことです。まあ当たり前と言えば当たり前ですからとやかく言うものでもありません。

その考慮すべき規範、手本、模範が⑨であるとすれば間違いもいいところでしょう。

なんでこのような観光客の国籍別「接客マニュアル」が作成されたかと言いますと、
パリではここ数カ月間、世界屈指の観光都市としての評判をおとしめかねない事件が相次いで起きたのです。
皆さんご存知と思いますが、4月には窃盗事件が多発していたルーブル美術館が閉鎖に追い込まれ、5月はノートルダム寺院で男性が銃で自殺し居合わせた観光客をおびえさせる騒ぎがあったからです。どちらもパリの観光名所です。ルーブル美術館にもノートルダム寺院も外国人観光客には怖くて見学できないとの噂でもちきりだったと言います。その現状を打開するのが観光客の国籍別「接客マニュアル」作成の目的でもあるのだそうですが、このように各国の観光客の分析もきちんとできていない「接客マニュアル」では先が思いやられると考えているのは私、ふらぬいだけではないと思いますけどね。

ちとピント外れというが突然かもしれませんが、日本の横浜における接客業のパリ、フランスかぶれの情報を取り上げますよ。

ご存知の方もおられるかも知れませんが、横浜ではウエイターズレースなるものが毎年行われております。これはフランス・パリを発祥としてウエイターの地位の向上と、プロとしての意識を高めることを目的として始まったそうなのです。

ちとそのウェイターズレースなるものの薀蓄です。
ウェイターズレースは20世紀の初めにパリでウェイターの仕事の認識を改善するために開始されました。以降、ロンドン、ベルリンはじめ、ヨーロッパ中に広まったとされます。グラス、ボトル等を載せたお盆を持ち、各店のサービスの正装を身にまとい、速さと優雅さを競います。様々な種類のレースが開催されていますが、 職業ウェイターと料理学校関係の学生のみが出場できるものが最も伝統的なレースとされます。
フランスに本部を置く、国際的なウェイターレースコミュニティサイトWaitersRace.comによると、最近では世界中の61カ国以上の国で開催され、724のレースが認定されています。(http://www.waitersrace.com/ http://en.wikipedia.org/wiki/Waiters'_Rac
横浜大会もWaitersRace.comからの認定を受けています。

ウエイターズレース横浜2012の紹介が以下WEBにあります
http://www.welcome.city.yokohama.jp/ja/tourism/eventinfo/ev_detail.php?bid=yv1920

あの、フランス、パリの接待業、ウェイター、ウェイトレス、タクシーの運転手に観光客の国籍別「接客マニュアル」を作成して、外国人観光客に友好的に接するのに資するマニュアルを順守させるのも悪い試みとは言いませんが、パリの接客業をお手本に自国の接客業者の仕事の認識を改善するために努力している国民もおりますゆえ、ゆめゆめピント外れな国籍別「接客マニュアル」を作成し、パリのウェイター、ウェイトレス、タクシーの運転手に押し付けたりされないことを願っております。

もちろん、自国の接客業務につかれている方たちに仕事の認識を改善するために、また自分の仕事にプライドをもっていただくための「接客マニュアル」作成は賛成ですよ。

パリ、観光客の国籍別「接客マニュアル」作成 日本人はどう扱われる?とのつれづれぶろぐでした。

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