「名古屋走り」 それって何?

名古屋市営バスの運転士が「名古屋走り」をして反則切符を愛知県警から切られたと時事通信が昨日、4月11日、報じておりました。
名古屋市営バスの運転士が地元名古屋で「名古屋走り」をしたら交通違反なのですか? 名古屋市営バスの運転士がたとえ名古屋市内においても「名古屋走り」、「名古屋流の運転(ドライブ)」をしてはいけなかったのだそうです。どうしてでしょうか? それで、「名古屋走り」 それって何?のつれづれぶろぐです。

時事通信が昨日、報じていました。

「営業中の名古屋市営バスが信号無視をしたとして、愛知県警中署は4月11日、市交通局の男性運転士(36)を道交法違反で検挙し、青切符(反則切符)を交付した。同市交通局の運転士が信号無視で検挙されたのは今年2件目。名古屋近郊では信号が切り替わっても交差点に進入するなどの危険運転が散見され、「名古屋走り」と呼ばれている」
とありました。

「名古屋走り」ですから、名古屋市内を走ることですね。ですから”なんたら”走りと言えば、東京走りもありそうですね。東京を走ることですから、東京都内を自動車でドライブすることや東京マラソンも東京走りと言うのかも・・・、なんて言いますと、東京走りとの言葉は無いのだそうです。さらに、名古屋に近いからありそうに思いますが、大阪走り、京都走りの言葉も無いのだそうです。ですから、名古屋から遠く離れた、福岡県の博多走り、北海道の札幌走りの言葉もないのだそうです。あるのは「名古屋走り」だけなのですと。
あっ、そういえば「欽ちゃん走り」がありましたね。両腕を降って横向きに走る? バスや車ではそんな走り方はありませんね。どのように走るのか、まっすぐ? 横向き? 多分、走る方向、走り方に関係ありませんね。
「名古屋走り」のブログに戻します。

私、ふらぬいはその「名古屋走り」、ネット検索で調べましたよ。名古屋市内で行われている名古屋市民による自動車の「名古屋走り」運転のことなのです。

名古屋走り運転とは:
①信号を無視する
交通信号の切り替わり前後に交差点へ進入する、いわゆる信号残りと呼ばれる事象において、黄信号にあってはためらいなく進入し、赤信号に変わっても状況判断によっては進入することが見られ、名古屋走りの典型例とされている。これを「黄色まだまだ、赤勝負」と形容することもある。
名古屋走りにおいては信号残りのぎりぎり進入が多い一方、大阪府近郊で見られる見切り発進は少ない。岐阜県・三重県において出会い頭の事故が多い現象について、信号残り(名古屋走り)と見切り発進(大阪府近郊の走行)が錯綜する為であるとする交通工学者の意見がある。
②速度超過をする
道が広いことで速度を上げる車が多い。愛知県警は、トラック・バス・タクシーといった職業運転手に対しては、一般の車の流れをつくるペースカーとなるよう要請した。
③ウィンカーを出さずに車線変更する
車線変更する際にウィンカーを車線変更の直前に出す、又はウィンカーを出さないまま車線変更を行う。
また車線の多い道路では2車線以上を連続で車線変更をしたり、交差点内において車線変更をする。
④車線またぎをする
車線をまたぎながら走行する。

上記①~④が「名古屋走り」運転の典型例なのですが、一つ一つなら普通に運転マナーの良くないドライバーとの認識ですね。でも「名古屋走り」運転ドライバーは上記①~④をすべて併せ持っているドライバーのことのようです。しかもこのようなドライバー、愛知県名古屋市内のどこにでもいるのだそう(本当かどうかは?)ですが、「名古屋走り」をする公共交通の運転手(市交通局の男性運転士)だから愛知県警からやり玉にあがったのでしょうかね。

時事通信は続けます。

「中署などによると、男性運転士は4月11日午前10時45分ごろ、同市中区新栄町の交差点で、青色の矢印信号が消えた後に右折し、取り締まりをしていた署員が見つけた。バスには客1人が乗っており、その後もほぼ定刻通り運行した後、運転士が中署に出頭した。 市交通局自動車運転課は「処分を検討する。改めて厳しく指導したい」としている。反則金1万2000円は本人が負担する」
とのことです。

ほとんどの名古屋市内のドライバーが「名古屋走り」をしているのに取り締まりでたまたま捕まった?バス運転士も可哀想といえば可哀想ですがね。でも、愛知県警は、トラック・バス・タクシーといった職業運転手に対しては、一般の車に対し指導的な運転をして、上記①~④を正すよう要請していた手前、今回の措置は仕方がないのかなと私、ふらぬいは思いましたね。なんといいましても「名古屋走り」は危険運転でもありますからね。

実は私、ふらぬいはこの「名古屋走り」については存じておりましたよ。岩中祥史(よしふみ)さんの名古屋学(NAGOYALOGY)に載っておりましたからね。岩中祥史さんは札幌学の本もあり、私、ふらぬいも札幌市の旧住民として札幌ブログを書くときに参考にさせていただだきました。私の札幌学ブログもこの頃、書くのをとんとご無沙汰しておりますが・・・。その名古屋学(新潮文庫)の表紙、貼り付けます。
画像


岩中祥史さんは名古屋のご出身でもあり、その著書名古屋学で、名古屋の「社会学」「歴史・地理学」「経済学」「経営学」「言語学」「栄養学」の講義をされております。さらにその名古屋学の締めに同じ名古屋出身の竹下景子さんとの名古屋対談まで掲載されています。あの、その中身、内容につきましては是非その名古屋学の本をお読みになっていただければと思います。

その名古屋学の名古屋の「歴史・地理学」の章で、”文化不毛の地”と言われても気にしない、名古屋人として、さらに”絶対に直らない⁉ 名古屋人の運転マナーの悪さ”の節で「名古屋走り」に触れていました。

引用しますね。

「名古屋では、
「名古屋走り」といって、乱暴な運転がまかり通っているため、他の都道府県からやってきたドライバーを震え上がらせている。
黄信号で停まる車はほとんど皆無、逆にアクセルを思い切り踏んで、一刻もすばやく走り抜けようとする。時には赤信号でも平気で突破してしまう。「黄色だゆーのに、前の車が急に停まるもんだで、おかま掘ってしまったがや」などという言葉が出てくるのも名古屋ならではのことである。他府県ナンバーのクルマが、黄信号だからと言って停車したりすると、追突事故の原因になるというわけだ。一車線の道路でスピード制限を守って走っていたりしようもんならクラクションを鳴らされる。(中略)
名古屋人は必ずしも短気なわけでなく東京、大阪に比べ同じ大都市でもおっとりしており言葉づかいものんびりと間延びした感じが強い。
じゃあなぜ「名古屋走り」かというと、名古屋人は何事にも他の者と一緒でいたいとの気質からくるのだろう。同じ青信号に出くわしたのに、自分だけ取り残されて次の信号まで待つことができないのだ。
名古屋人は元来、突出することを嫌う。信長、秀吉が天下人になったがため死期を早めた史実から「出るクイは打たれる」との教訓が身に染みているせいだろう。
逆に言えば、他の多くの人がやっているのだから、それに従って行動する。だから信号が黄色でも交差点にフルスピードで突っ込む。「んなこと言ったってヨー、だーれも停まる人なんかおれせんにー」というのが、名古屋人ドライバーの共通の思いに違いない。
さらに名古屋の道路は終戦後都市計画で整備されやたらに広い。片側4車線道路が名古屋市中心部を東西南北ドーンと走っており、主要幹線のほとんどが片側3車線で縦横無尽に走る。そのため運転手が交通規則を少々無視しても走れてしまうから違反者が後をたたない」
とのことです。
バスレーンや走ってはいけない車線を好き勝手に走れる等の記述もありますが、後略します。

この岩中祥史(よしふみ)さんの名古屋学は1998年に刊行されたものですから、当時から「名古屋走り」は問題になっていたのでしょうね。しかも「名古屋走り」は名古屋市内固有の文化?でもあったのです。なぜこの「名古屋走り」が無くならないか、岩中祥史さんの講義で分かったような気がしますね。

それで、私、ふらぬいから、これだけは言えると思いますね。
「名古屋走り」は危険ですから、優良ドライバーの方は真似をなさらぬようにお願いします。
あれ? これだと、どこか、「よいこのみなさんは悪戯(いたずら)しないように」の注意書きに似ていますね。これだと、「俺(私)は悪い子だから悪戯してよいのだ」、ととる人もいますね。
これじゃあなくて、やはり、
「名古屋走り」運転は危険ですから、名古屋のドライバーの方も名古屋以外のドライバーの方もやめましょう。
これでいきましょう。

「名古屋走り」 それって何?のつれづれぶろぐでした。

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