北海道で暴風雪 犠牲者多数、ホワイトアウトの凄まじさ、まざまざ

「北海道で暴風雪 犠牲者多数、ホワイトアウトの凄まじさ、まざまざ」とのブログです。北海道で暴風雪 8人死亡の見出しが飛び交い、その凄まじい被害状況が新聞各紙ならびにTVニュース報道で伝えられました。天変地異(てんぺんちい)をブログにするのは気が引けるのですが、北海道にだけ起こるとは限らないホワイトアウトの凄まじい現実を思い出してしまったからなのです。そしてそれに対応するには事前の準備と結局は人知(人の知恵、経験)に頼るしかないのではと考えたのです。

ホワイトアウト(whiteout)とは①極地で、雪原と雲が一続きに見え、天地の識別が困難になる現象。②吹雪や霧で視界が極端に悪くなる状態を言います。今回北海道での事象は②ですね。私、ふらぬいは北海道在住時(もう40年以上前?)にでも、訪問した世界の極北の地(スウェーデン、フィンランド、カナダ、アラスカなど)でも経験したことはありませんが、もしかしたら自分自身気が付かないうちに外はホワイトアウトで、経験していたのかも。
”まざまざ”とは①ありありと目の前に見えるさま②見えすいているさま③(よくない)事の起るのが見えているのに何もできないでいるさまです。ここでは①と③の意に使っていますが、言葉足らずですが③の意に近いのです。

『ホワイトアウト』の言葉は、真保裕一氏のサスペンス小説でおぼえました。日本最大のダムを占拠したテロリストから人質を救うべく立ち上がった青年の活躍を描く小説でした。織田裕二主演で映画化され、こちらもヒットしました。私は映画ではなくTV映画として観たように思います。凄まじい吹雪の中で視界がすべて奪われ(真っ白になって)、自分の位置も相手の位置も何から何までもが全く分からなくなってしまう映画でしたね。これを映像化したのは素晴らしい事でした。でもホワイトアウトの猛吹雪が去ってしまうと白い雪原と紺碧の空のコントラストが美しい・・・。失礼。
でも、今回の北海道の暴風雪、ホワイトアウトで8人、なんとブログ作成の途中でさらに1名追加になり、9人もの犠牲者を出してしまいました。移動中の車中で、また車から離れ農業倉庫や雪原で、さらに道路のそばでと、どこかつらい切ない思いが止まりません。

本日の新聞に「北海道で暴風雪・・・」、その記事がありました。
その記事は
「急速に発達した低気圧の影響で、北海道内は3月2日から3日にかけて道東を中心に暴風雪に見舞われた。
立ち往生する車が続出し、中標津(なかしべつ)町では母親と3人の子どもが車内で一酸化炭素中毒となり死亡。湧別(ゆうべつ)町では、車外に脱出した父親と娘のうち、父親が農業用倉庫の前で凍死するなど、暴風雪による死者は道内で計8人に上った。
札幌管区気象台によると、発達した低気圧は中心気圧が970ヘクト・パスカルと台風並みで、3日の最大瞬間風速は、道東の羅臼町で35メートルを観測。降り積もった雪が強風で舞い上がる「地吹雪」が発生し、視界を遮るとともに、多くの車が雪の吹きだまりに埋もれ、動けなくなった。
道警の発表によると、暴風雪による死者は、4日午前0時半現在、網走市、富良野市、中標津町、湧別町の4市町の男女8人(11~76歳)。うち7人は乗っていた車が立ち往生し、3人は車外に出た後、猛吹雪で身動きがとれなくなって凍死したとみられる。
中標津町俣落(またおち)の道道では2日午後7時10分頃、近くに住む宮下加津世さん(40)と長女で高校2年の未彩さん(17)、次女で中学2年の紗世さん(14)、長男で小学5年の大輝君(11)の4人が乗った乗用車が雪山に埋まっているのを、知人男性が発見し119番した。除雪車を先頭に救急車が現場に到着したのは約2時間後。4人は町立病院に搬送されたが、2日深夜に死亡が確認された。マフラー付近が雪で覆われ、排ガスが車内に充満したとみられる」
と伝えていました。悲惨でお気の毒との言葉しか浮かびません。

特に網走市とふらぬいの故郷、富良野市の状況ですが、
「網走市と富良野市でも男性2人が亡くなった。網走市では勤務先から歩いて帰宅中の酪農ヘルパー、今井教(さとし)さん(54)が道路脇で倒れ、富良野市では不動産会社社長、佐々木亨さん(76)が雪に埋もれた車の近くに倒れていた」
とありました。
網走市では勤務先から徒歩で帰宅中に道路脇で犠牲になり、私のふるさと、富良野市の犠牲者は場所が鳥沼(とりぬま)地区ですから富良野の市街地からはかなり離れた場所になります。今でも、私の高校時代の友人が住んでおり、私も夏または秋の帰省時には車で出かけたり、通過する場所でもあったのですがね。冬の北海道での車の運転は、私、ふらぬいにはもう無理かなと実感させてくれる事件?でもありました。

さらにさらにですが、
「道警によると、根室管内中標津町の牧草地で3月3日朝、近くのアルバイト従業員北川陽菜さん(23)が倒れているのが見つかり、病院で死亡が確認された。約300メートル離れた場所に北川さんの車が乗り捨てられていた」
との報道がたった今?ありました。

ということは、この今回の北海道暴風雪、ホワイトアウトの犠牲者は3月3日現在、9人に上ったことになります。あのお名前を書き留めてのブログになってしまいました。お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りいたします。

日本気象協会北海道支社でも気象情報は適宜に提供していたと思われますが、暴風雪警報、注意報しか多分出していないと思いますね。暴風雪警報、注意報をを発令し、ホワイトアウトになるから、車でのお出かけは極力控えることまた道路を一人で歩くのは危険ですなどとの報道はしないのでしょうね。
今回は携帯電話などで救助をお願いすることはできたらしいのですが、救助にでかけるには暴風雪でホワイトアウトの中、無理があり困難だったと言います。救助ヘリも救急車も、なんと雪上車すらも動けなかったとか。ですから、天候が回復して、視界がそれなりに良好になり、文明の利器? 車、ヘリコプター、雪上車が使えるようになってからしか救助ができなかったのでしょうか。

もう30年も昔になるのですかね、あの「北の国から」のドラマで、竹下景子演ずる雪子おばさんと純君が富良野の市街から麓郷の家に戻る途中、道路わきの吹き溜まりに運転する車が突っ込んで動けなくなり、二人とも猛吹雪の中、凍えて死にそうになる場面がありました。それを救ったのが地井武男さんをはじめとする知人たちの情報ネットワークと大友柳太郎さん演ずる馬喰(ばくろう)のおじさんが飼っているいる馬でした。馬と馬橇(ばそり)、人間の情報ネットワークが、雪子おばさんと純君を猛吹雪(当時はホワイトアウトの用語は使用されていなかった?)の中、車の中で凍死の危機から救ったのでした。出演者の迫真の演技、ドキドキして観ていたのを思い出します。

この「北の国から」の馬橇で救助TVドラマ放映の翌日は、私、ふらぬいの会社で、私の立場は大変なものでしたよ。会社の先輩や同僚から、「君はひどいところ(ただ単に故郷が富良野というだけ)に住んでいたんだね。なんと、冬に車がトラブルに遭ったら馬、馬橇で助けにしか行けないところからやってきたのだって、すごいところに住んでいたんだ」とね。どこかのブログにも書きましたね。でも、冬の雪道で車がダメなら馬橇があるさ、との考えはあっても良いと思いますし、バックアップ(予備)の手段があるということは良いことと思いましたよ。あの当時、馬は利口な生き物で、いつも通る道をおぼえていたから救助に馬橇を使えることができたのです。そう言えば同じ倉本聰さんの「優しい時間」でも主人公長澤まさみ運転の車がやはり吹き溜まりに突っ込んで危機一髪のところを二宮君に助けてもらうとかもありました。こちらも私、ふらぬいの故郷、上富良野の日新ダムの近くの道路でした。ドラマの配役名と本名とがごっちゃになっています。失礼。

実は私、ふらぬいがまだ企業戦士で、冬のスウェーデンに仕事で出かけた時、仕事とは関係ありませんが次のような事柄がありました。スウェーデンのルレオの町で、たまたま雪原を走るスノーモービルと犬ぞりに乗せてもらうことになった時、現地のそれら関係者の方からホワイトアウトの可能性の注意を受けたことがあるのです。それは、私はスウェーデンの冬は初めてでしたし、ホワイトアウトのことも知りませんでした。ただ北海道出身、道産子ですから冬の厳しさは知っていると普通の北海道の冬の装備でスノーモービル並びに犬ぞりに挑戦しようとしたのです。私の冬の服装とホカロン(暖房)装備について彼ら関係者から質問がありました。「君の服装はたとえば3時間のスノーモービルに耐えられるか」、「犬ぞりに乗ってもし3時間走っても大丈夫か」、「たとえばもし何かあった時に体を温めるもの、またチョコレートとかの食料はあるか」とですね。私は何もそのようなことを考えたこともなかったのです。もちろん、スノーモービルにしろ犬ぞりにしろどちらも30分くらいで終了してしまう筈ですから、重装備は必要無いといえるのですがね。でも、もしももしものホワイトアウト先進国なのですね。私の服装はスウェーデン人と同様の重装備にさらに食料のチョコレートまで購入準備させられてしまったのです。極北に近いスウェーデンのルレオの町に出かけて、もしかしたら起こるかもしれない暴風雪、ホワイトアウトをどのような天候でどのような場所で活動するにせよ、しかるべく準備して行動することを学んだのでした。

あっ、それで、私、ふらぬいだったら今回の北海道暴風雪、ホワイトアウトに対応できたかと言いますと、それは無理ですからね。まして、今では北海道の冬の雪道では自動車の運転はしないように心掛けていますからね。はっきり申しますと、もう雪道運転は致しませんしできません。こちら横浜でも雪が少しでも降り積もると自動車運転は致しませんからね。それって、雪が降ると自動車での外出すらしないということ? とお尋ねですか。その通りですね。私、ふらぬいは道産子ですが、もう雪は怖いものと考えておりますので北海道で冬は越せません。全く無理と思います。

えっ、それなのに、ホワイトアウトの対策は「事前の準備と結局は人知(人の知恵、経験)に頼るしかない」などととよく言いますよね、と来ます?  そうです。だって天変地異には経験するまでは経験した方のお話を聞いて経験したつもりとするしかないからです。あの、私、ふらぬいのように戦わずに家の中で静かにしているのも一つの対策でもあるのかも・・・。戦っても勝てそうにもないですからね。失礼しました。

北海道在住の方ばかりでなく北国、雪国にお住いの方、冬の天変地異、ホワイトアウトには重々お気を付けください。

北海道で暴風雪 犠牲者多数、ホワイトアウトの凄まじさ、まざまざ、のブログでした。

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