石川浩司著「タンゴの歴史」をつれづれに読んでみました

先週から今週にかけて、石川浩司著「タンゴの歴史」(青土社)を読んでおりまして、昨日読了したところです。まして昨夜は、タンゴ音楽をBGM(バックグランドミュージック)に聴きながらの読書ですから、気が入りましたよ。意味が分からない? そうですよね。失礼。
そのBGMですが、オスバルド・プグリエーセの珠玉のアルバムやアストル・ピアソラの音楽を小松亮太のバンドネオン演奏でブエノスアイレスの夏と冬、またヨーヨーマのチェロ演奏でリベルタンゴと聞き惚れておりました。さらに締めはマリアノ・モーレス楽団の演奏によるアルゼンチンタンゴの名曲、ラ・クンパルシータ、軍靴のひびきなどでしたね。少し昨夜は私、ふらぬいがタンゴの名曲三昧で気が高ぶっていたのかも知れません。
昨年の7月には小松亮太著の「小松亮太とタンゴへ行こう」も読んでおりましたので、半年経って、またまたアルゼンチンタンゴ大好き人間の私、ふらぬいの血が騒ぎ始めた?のではないかと危惧しているのですがね。そんなことはありません。

思い返せば、そんな必要はありませんね、「アルゼンチンタンゴ 伝説のマエストロたち」のタンゴブログを認(したた)めてからもう2年半も経過していました。あのコロン劇場で行われたアルゼンチンタンゴのマエストロたちの演奏会(奇跡のステージとあります)の映画ですが、その後、WOWWOWでも何度か放映されていました。

それで、あの時にも少しタンゴに前のめり?になっておりました。それで私、ふらぬいが”アルゼンチンタンゴおたく”のブログを認(したた)めてしまって・・・。でも、もともとアルゼンチンタンゴについては生兵法でして、知識に乏しく、タンゴの蘊蓄(うんちく)の披瀝も出来ず、タンゴのホームページを参照して下さいなどと逃げの手に出たりしておりました。

恥をすす(雪)ぐことも出来ず、恥の上塗りになるかも知れませんが、そのアルゼンチンタンゴブログをまた貼り付けますね。

「アルゼンチンタンゴ 伝説のマエストロたち、めくるめくタンゴの世界に酔いしれて」です。
http://470830.at.webry.info/201006/article_12.html

「YouTube」にはその映画の予告編がアップされておりました。これも貼り付けますね。
http://www.youtube.com/watch?v=uon618_GkLM

さらに、こちらの方は予告動画は小さい枠にあるのですが、マエストロとしてどのような方が出演されていたかがわかります。
http://starsands.com/tango/

なんでまた急に、このアルゼンチンタンゴブログに手を染めた? いやブログを書くことになったかと言いますと、石川浩司著「タンゴの歴史」中に、タンゴバー、タンゲリーアと言います、あのカーニョ・カトルセの名前が出てきたからなのです。このカーニョ・カトルセが「アルゼンチンタンゴ 伝説のマエストロたち」に出演していたアティリオ・スタンポーネ(ピアニストです)が経営していたとの文章をみつけたからなのです。

カーニョ・カトルセと言いますと「アルゼンチンタンゴ 伝説のマエストロたち、めくるめくタンゴの世界に酔いしれて」をしたためた時に、その場所を自称「墨爺」さんにコメントで教えてもらったのです。「墨爺」さんは私、ふらぬいより10年ほど前にブエノスアイレスに滞在され、そのカーニョ・カトルセの場所をご存じで教えていただきました。ウルグアイ通りかタルカフアノ通りと。そしてその店が閉店し、さらに新しい場所、ビセンテロペス2134に開店したことまで調べて教えていただきました。「墨爺」さんは私、ふらぬいのカーニョ・カトルセの恩人でもあり、ブエノスアイレスにおけるアルゼンチンタンゴの恩人でもあります。
というのは、私がアルゼンチンタンゴの虜(とりこ)、タンゴ大好き人間になったのは、アルゼンチン、ブエノスアイレス滞在時(1981年12月です)、最初にでかけたタンゴバーが”カーニョ・カトルセ”でした。でもはっきりは憶えていなくて、その後出かけたカサ・ブランカやエル・ビエホ・アルマッセンの印象が強かったのです。でも、アルゼンチンタンゴを初めて観て、聴いて、触れて、酔いしれたのが、カーニョ・カトルセのアルゼンチンタンゴだったのです。そのようなことをさらっとブログに書いたところ、そのブログに「墨爺」さんから、別な場所に新しく”カーニョ・カトルセ”が存在していることを教えていただいたのです。「墨爺」さんに感謝しつつもその後アルゼンチンタンゴのことを書く機会もありませんでした。

石川浩司著「タンゴの歴史」中に、そのタンゲリーアのカーニョ・カトルセと私がブログで写真紹介した、エル・ビエホ・アルマッセンとカサ・ブランカのタンゲリーアが出てきたのですね。カサ・ブランカが惜しまれて閉店してしまったことまで書かれていました。ですから、あれだけ立派なカサ・ブランカが何故この頃タンゴファンの話題にのぼらないこともわかりました。あの「アルゼンチンタンゴ 伝説のマエストロたち、めくるめくタンゴの世界に酔いしれて」ブログで写真でお見せしたタンゴバーですね。でも、2年半前、そのブログを書いていた時には、既に出版されていた石川浩司著「タンゴの歴史」を読んではおりませんでしたからね。著者の石川浩司氏に感謝しなきゃとタンゴ研究家石川浩司氏主宰の「タンゴの部屋」ホームページにアクセスしたらもうそのホームページが削除されておりました。色々調べて分かったのですが、石川浩司氏は2009年6月にお亡くなりになっていること分かりました。これだけ素晴らしい著書を残された方がお亡くなりになっていたこと残念です。遅ればせながら哀悼の気持ちを込め石川浩司氏の功績、業績に感謝しますね。合掌。

そもそもなんで石川浩司著「タンゴの歴史」なんか読み始めたかと言いますと、アルゼンチンタンゴのおさらい、それも私がアルゼンチン、ブエノスアイレス滞在時のタンゴの世界はどのようだったか知りたくなったからでもあります。今でも時々アルゼンチンタンゴの世界に触れたいと、タンゴのCD、10枚くらいあります、を持ち出してきては、その音楽に癒されるのです。
1980年代前半、私、ふらぬいはあのイギリスとのフォークランド戦争前後にアルゼンチン、ブエノスアイレスに出かけておりまして、自分自身ではあまり意識しておりませんでしたが、かなり危険な場所で仕事をしておりまして、自分を律して仕事に励んでおりました。でも、危険なところには決して近づかずに、安全と言われる美味しい料理店巡りとタンゴバー巡りを繰り返し、ブエノスアイレスの街を安全に歩いていたようです。そう言えば思い出しました。この時の有様もブログにしたためておりました。肉料理探訪のブログです。

「旅の想い出断章1、アルゼンチン、ブエノスアイレス」
http://470830.at.webry.info/200912/article_1.html

アルゼンチン名物の肉料理を食した後は、タンゴバーのはしごですね。このような機会、肉料理とタンゴの融合?です。それも、自分が旅費を出して地球の裏側、アルゼンチン、ブエノスアイレスにやってくるなんて考えられませんでしたからね。当時、若かりし頃ですよ。今は考えられますが・・・。

でも、こんな自堕落?な旅に身を任せていた訳ではありませんよ。本当は海外向けに、アルゼンチン電話公社向けに私が設計した装置の試験、納入、客先引き渡しのために、このアルゼンチン、ブエノスアイレスにやってきていたのでした。ですから、仕事漬け、つまり毎日、毎時が仕事だったのですよ。
我が社がアルゼンチン、ブエノスアイレス市に光ファイバーの通信網とデジタル交換機を納入するプロジェクトを当時行っており、交換機をアナログからディジタルに切り替える大工事の真っ最中でした。それでブエノスアイレス滞在中は24時間休むひまなく私自身も働いていたのでした。ですから、毎日、朝は午前7時にホテルを出てバスに乗り、仕事場(リバダビア大通りにあるフローレスという局舎)に出かけ、午後8時過ぎ会社のオフィスに戻り、日本に仕事内容報告をテレックス(FAXでもメールでもありません)して、それから食事に出かけるのでした。ただ、土曜日だけは食事の後にタンゴバー、タンゲリーアに出かけたのです。ブエノスアイレスではタンゴバーが盛況になるのがいつも午前零時頃、真夜中ですからね。ですから、いつも半分は酔いしれて眠りながらのタンゴ観賞でもありました。でも今思い出しても、仕事の忙しさ苦しさを忘れる、めくるめく愉しいひとときでした。

それで、石川浩司氏は「タンゴの歴史」で、アルゼンチンタンゴの生い立ちを述べ、その黄金時代が1940年代だったこと、また、50年代に第二の黄金時代を迎え、国際化の荒波にもまれる時代65~82を経て、さらに冬の時代を抜け、83以降~現在の盛況がある。21世紀、アルゼンチンタンゴがさらに世界にはばたくためには新しい歌曲とその歌曲を歌う歌手の出現が期待されるとと記述しているように思うのです。どの記述に触れても、私、ふらぬいには、氏がアルゼンチンタンゴの音楽を心から愛しそして、その将来に暖かい目を投げかけているように思え、さらにタンゴへの愛着が増したように読後に感じましたよ。

私、ふらぬいにとってのアルゼンチンタンゴは、若かりし頃に経験したアルゼンチン国、ブエノスアイレス市の楽しい思い出、美味しい思い出なのです。そして、アルゼンチンタンゴ、魅惑の音楽と踊りにいつも夢うつつになるのです。

石川浩司著「タンゴの歴史」をつれづれに読んでみました、とのブログでした。

かなり夢うつつのブログで焦点が見えなくなってしまいました。失礼しました。

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この記事へのコメント

2013年12月29日 11:22
昨日、2013年12月28日、あの墨爺さんからコメントを頂きました。有り難うございます。次の文面でした。「1968年出張の折に尋ねたカーニョ カトルセで録ったテープが出てきました ご希望でしたらお送りします」
テープは再生できるものがありませんので、お気持ちを感謝いたします。これからもアルゼンチン、ブエノスアイレスそしてタンゴで色々お教えいただきましたら幸甚です。12月29日ふらぬい記
墨爺
2013年12月30日 10:52
DCに焼き直して有りますのでどうぞ  草草たるメンバーで楽しめます

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