北海道新幹線高架橋、高さ足りなかった? それで道路の路面掘り下げ

先日、横浜ベイブリッジの海面からの高さが55メートルしかなく、55メートル以上の船の高さの大型客船通行に支障がでているとブログにしたためました。

「くぐれぬ横浜ベイブリッジ、その対策は」のブログです。
http://470830.at.webry.info/201210/article_5.html

横浜ベイブリッジですと、なんと言いましても相手?が船と海ですから、横浜ベイブリッジの嵩(かさ)上げ、橋桁を上下させる、または跳ね橋にするとかしか方法が無く、海面、水面には手のほどこしようが無かったのでした。ですから、横浜ベイブリッジを嵩上げしたり、橋桁を上下させたり、跳ね橋にすることなども困難であることが分かり、橋そのものに対しても、また、海、つまり海面に対して水面を下げるなどの妙案も出てこず、やむなく、横浜ベイブリッジを通過せずに、横浜ベイブリッジより海側にある埠頭に新たに桟橋をつくるしかないなどとして、横浜新桟橋を早急に建設したらと提案しました。もしかしたら、本当につまらない提案でもあったかなと反省しきりなのですがね。

でも、昨日の北海道新幹線の高架橋工事の新聞記事では驚きましたね。と言うよりはっきり言って勇気づけられました。北海道新幹線の高架橋工事にも同様に橋の高さ問題が発生していたのでした。でも、それには妙案がすぐ出てきたのだそうです。すぐ出てきたのには理由(わけ)がありますね。私、ふらぬいは元技術者でしたから、さらに技術大国日本のことですから、きっと高架橋の嵩(かさ)上げを行うのだろうと思いつきましたがね。どのような手段で行うのか、もしかしたら横浜ベイブリッジの”くぐれぬ”問題に応用が可能ではないか、と興味を持ちましたね。でも、残念ながら新幹線高架橋対策は、高度な技術対応? そうではなかったのです。高架橋の下の道路を掘り下げる、つまり削ることだったのですね。なんとつまらない対策・・・、などと揶揄してはいけません。でも、新幹線高架橋の下を通るその道路は2008年に完成していたのだそうですが、高架橋の高さ不足の解決案、妙案は道路を掘り下げるということだったのですね。すぐ対策案が出てきて良かったですね。地に張りついた道路ですから掘り下げることが出来て。これが海面でしたら掘り下げることは出来ませんからね。ん、出来ないことは無いかな?

そうだ、横浜の海をせき止め、海水を外海に排出するとの手段があったかも・・・。あの広い横浜港をせき止め、大型客船の横浜ベイブリッジ通過を可能にするため横浜港の海水を排水し、横浜ベイブリッジの高さ(55メートル以上にはなる筈)を確保する、などと言いますと、なんと悠長なことを、「指導!、指導!」との言葉が飛び交います。失礼。

それで、新幹線高架橋問題? 昨日の北海道新聞記事です。

「北斗市開発地区で進められている北海道新幹線の高架橋工事で、道道と立体交差する橋桁が法令で定められた高さより約56センチ低いことが10月18日分かった。事業主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構などによると、改修工事で道路が高くなっていたにもかかわらず、元の高さを基準に建設してしまったことが原因。機構は道路管理者の道と協議し道路を掘り下げて対応する方針だが、周辺では高架下をくぐる大型車両の通行に支障も出ている」
とのことです。

北海道新聞には(現場の状況証拠を示す)写真が添えられてあり、その橋(開発架道橋というらしい)の手前に高さ制限を知らせる鉄枠が設けられておりましたので、新聞記事にある約56センチ低いことが分かったのは、10月18日よりかなり前で、どちらが悪いかで喧喧囂囂(けんけんごうごう)、侃侃諤諤(かんかんがくがく)のやりとりがあったのではないかとかんぐるのですがね。でも、道路掘り下げは北海道新幹線開業に影響を与えないようにということで決まったらしいのですね。

そのことは全国紙の読売新聞に載っていました。北海道であの青函トンネルを抜けての新幹線工事の出来事であることが知られます。

「2015年度に開業する北海道新幹線で、北海道北斗市開発に建設された高架橋(架道橋)直下の道道路面から、橋までの高さが、国の基準に56・5センチ足りないことが10月18日、わかった。
同新幹線を建設している鉄道建設・運輸施設整備支援機構(横浜市)は道と協議し、同新幹線開業には影響を与えないよう道道を掘り下げて、国基準以上の高さを確保する方針だ。
同機構などによると、完成した高架橋を測量した結果、橋の高さが4・135メートルしかなく、設計(4・786メートル)を大きく下回り、国土交通省が定めた道路構造令にある道路構造基準の4・7メートルにも達していなかった。08年3月まで行われた道道の拡幅工事で、道道路面が上がったことを、同機構側が高架橋の設計に反映させなかったのが原因という」とのこと。

我が横浜市の鉄道建設・運輸施設整備支援機構が2008年3月までに行われた道道の拡幅工事で、道道路面が上がったことを高架橋の設計に反映させなかったのが原因という。それで、鉄道建設・運輸施設整備支援機構が同新幹線開業には影響を与えないよう道道を掘り下げて、国基準以上の高さを確保する方針だそうです。

2008年3月に完成した道路工事の情報が鉄道建設・運輸施設整備支援機構(横浜市)には伝わっていなかったことが分かりますね。でも、工事の途中で56.5センチも高さが足りないとしたら、分かりそうなものですが、どうだったのでしょうか。5.6センチじゃあありませんからね。目視でも分かる筈だと思います。ですから道路工事した側も、新幹線工事している側も、”高さ制限がある”とのことについては、お互いそんなこと関係なく工事を進め、工事を完了させたのではないかと思うのですがね。

それで、高さが56.5センチ足りないのを道路を掘り下げて高架橋との高さを確保する工事ですが、掘り下げるだけで良いとは思いませんですけどね。道路のどのくらいの距離を掘り下げるか、また、高架橋との高さのマージンをどれだけ確保するか。高架橋の下を通過する車の最高速度はどうか。もし車高、荷物を積んだ段階でどれだけの高さまでを許容し、違反する車をどこの地点(ゲートをどこに設置するか)で除去するかなども考慮にいれないといけないでしょうね。さらに、道路を掘り下げるのですから、降雨時に溜まった水の排水も必要でしょう。さらにさらに降雨量が時間当たりどれだけに達したら通行させないという掲示も必要でしょう。あの、素人がそんなこと心配しないでも良いとの反論はいつでも受け付けますよ。でも、今回のように失敗を修復させるのも多分税金でしょうから・・・。言わせてもらいましたよ。よろしくお願いしますね。

あっ、それで今回の道路掘り下げで、くぐれぬ横浜ベイブリッジ対策を思いつきました。海の道を削る驚きの対策です。つまり、大型客船がすっぽり入る大型水槽(海水が入っている)をつくるのですね。折り畳み式でしかも海底に固定したものです。(これが必須です) そこに、大型水槽の位置に大型客船が入ると、海水を含む大型水槽になるのです。そしてその水槽の水、海水を抜いていくのです。そうすると大型客船は水槽の水面まで沈む?でしょう。そうすると、横浜ベイブリッジを通過する高さに余裕ができる?筈です。しかも海底に固定していますから、水槽の水、海水を抜いても水槽にアルキメデスの原理は働かない。しかも、普通の船舶や客船がベイブリッジ通過するのに航行の邪魔にならないようにいつもは海底に折り畳んでおくとか。いかがでしょうか。
でも、実現には技術面、費用面で大きな困難が伴いそうです。さらに非難囂々(ごうごう)でしょうか? こんなもの何で横浜ベイブリッジの下に設置したのか? とか、また、横浜名物、穴子(あなご)の漁場になんてことをしてくれるんだ? などですね。
アイデアとしては面白そうですが。えっ、面白くもないし、面白いだけじゃ解決策にならない、と言われますか。そうですか。やはり、大黒埠頭や本牧埠頭に新桟橋を建設するほうが費用対効果で断然良いような気がしますね。失礼しました。

北海道新幹線高架橋、高さ足りなかった? それで道路の路面掘り下げのつれづれぶろぐでした。

日本の世界に冠たる新幹線技術(含む建設工事)ですが、その日本の技術に大きな綻(ほころ)びが感じられます。
またいずれの分野においても、事を行う上で、TPDCAのサイクルを回す。しかも、何事も安全第一、全員参加、情報共有、一致協力して行うとの日本の良い慣習が損なわれてきたように思います。違うかなぁ・・・。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 7

驚いた 驚いた 驚いた
面白い 面白い 面白い
ナイス

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック