おとり捜査で犠牲者 フラミンゴ脱走事件、次なる作戦は?

新聞によりますと、脱獄囚1名(A)を捕まえる「おとり」捜査で「おとり」となった2名(BとC)が被害者になってしまった。しかもその「おとり」被害者BとCを殺害したのは脱獄囚Aとは無関係のDらしいとのこと。「おとり」捜査が凄惨な事件を引き起こしたとの報道でしたね。ただこの関係者、A、B、C、Dはいずれも人間ではないのです。A、B、Cはいずれもヨーロッパフラミンゴで鳥類であるとはっきりしています。Dはキタキツネらしいとのことで、広大な北海道を舞台に大きな事件に発展しています。などと思わせぶりに書き始めますが、もう皆さんご存じのあの事件、フラミンゴ脱走事件のブログです。

北海道旭山動物園から逃げ出したヨーロッパフラミンゴですが、北海道の果てしない大空と広大な大地を飛翔し、旭川から日本海の小樽へ、そして逃げ出した旭川の旭山動物園を飛び越しオホーツク海の紋別へと逃亡を続けております。なんとか脱走フラミンゴを捕獲しようと、旭山動物園の板東園長はじめとする旭山動物園の脱走フラミンゴ捕獲チームの動きは急です。色々考えた末に、なんと、「おとり」フラミンゴを使って、脱走フラミンゴ1羽の捕獲を図るも、なんと残念ながらその「おとり」作戦でおとりフラミンゴ2羽に犠牲が出てしまい、作戦の見直しを迫られていると言います。板東園長は逃げ出したヨーロッパフラミンゴは動物園以外の北海道の地にいてはいけない鳥と言っています。通常の生息地以外に別の種がはびこることを心配してのことでしょうか。それとも、あの北海道の猛禽類、オジロワシ、オオワシ、オオタカの被害に遭わないためでしょうか。それとも、羆(ひぐま)やキタキツネの被害に遭わないように考えているからでしょうか。でも、脱走フラミンゴ捕獲作戦にほころびが生じてしまったのです。それで、「おとり捜査で犠牲者 フラミンゴ脱走事件、次なる作戦は?」と題するブログです。

ロンドン五輪終了間際の韓国大統領の竹島上陸、その後の数々の愚行や愚挙が続いたこと、そして、尖閣諸島になんとあの香港から不法上陸訪問そして強制退去などがあったりして、私、ふらぬいもそちらの方に目が行っていたのでしたが、日本国内でも大きなしかも驚くべき事件が起こっていました。
北海道の旭川市にある旭山動物園から逃げ出した(脱走した)ヨーロッパフラミンゴを捕獲すべく大捕物が行われておりました。でも、この大捕物ですが、脱走したフラミンゴの捕獲に失敗したのは仕方がなかったのですが、さらなる犠牲者(犠牲になったのは鳥、フラミンゴです)を出してしまったのでした。脱走フラミンゴの捕獲に使われた作戦が”おとり大作戦”なのですが、うまくいかなかったのでしたね。しかも”おとり”に使ったフラミンゴですが、4羽のうち2羽が敵の毒牙(どくが)にかかってしまったとか、可哀想でした・・・。あっ、違いました。キタキツネの餌食、犠牲になってしまったとか。多分、作戦にちょっとしたほころびや想定外の失敗があったのでしょうね。次なるフラミンゴ捕獲大作戦をいかに行うか、旭山動物園の次なる一手に期待が膨らみます。あまり期待を膨らませてはいけません。失礼。

少し脱走フラミンゴから話が逸れますが、
皆さん、こちらもご存じで、私、ふらぬいもブログで取り上げました、葛西臨海水族園(東京都江戸川区)から脱走し、82日間にわたり東京湾を泳ぎ回っていた、雄のフンボルトペンギン(1歳)君ですが、彼の愛称が「さざなみ」に決まり、8月14日に命名式が行われたのだそうです。脱走ペンギンなどと一時的に言われておりました(そんなことはありません)が、素直に捕獲されたから、彼の現在があるのでしょう。葛西臨海水族園で飼育している約130羽のペンギンに愛称はないそうですが、逃走劇で一躍人気者になったことから特例で彼、脱走ペンギン君の愛称の公募があり、ペンペン、ボルトなど6433通の候補作から、識別番号「337」番の語呂合わせで「さざなみ」に決まったとのことです。
東京湾内を転々とし「寄せては返す波のように戻ってきた」(担当者)ことも選考理由の一つだそうです。もちろん、名前を呼んでも、「さざなみ」ペンギン君は反応することはありません。かのペンギン君、逃走中に毛がすれて、個体識別リングを外しているのが目印だとのこと、つまり、脱走ペンギン君自身、「さざなみ」君と愛称がつけられていることすら知らないことになります。当たり前ですけどね。

それで、話を戻して、北海道旭山動物園から脱走、逃亡しているヨーロッパフラミンゴです。

まず旭山動物園の見取り図です。どこからフラミンゴが逃げ出したかがわかります。推理小説における事件現場の図ではありませんが、参考のために貼り付けますね。ちと古い(3年前)ですが、事件はここ、旭山動物園の”ととりの村”から一羽のフラミンゴが脱走して始まったのです。
画像


事件のあらましを説明しますね。

「旭山動物園(北海道旭川市)から逃げ出したヨーロッパフラミンゴ1羽が約120キロ離れた小樽市の海岸で見つかった「脱走騒動」で、7月27日早朝の同園による捕獲作戦はフラミンゴが飛び立ってしまい失敗した。午後になって、小樽から約220キロ離れた紋別市の川で、同一とみられるフラミンゴが見つかった。同園は「こんなに移動するとは思わなかった」と驚いている。
フラミンゴは夜間に活動が鈍るため、坂東園長ら7人が7月26日深夜から捕獲に乗り出した。二手に分かれてフラミンゴを追い立て、大きな網で捕獲する作戦だったが、フラミンゴは気配を察知して飛び立っては戻るという行動を繰り返した後、7月27日午前5時ごろに姿が見えなくなった。
その後、午後4時ごろ、紋別市元紋別の藻別川河口から約200メートル上流に「フラミンゴが来ている」との情報が近くの道立オホーツク流氷科学センターに寄せられた。同センター職員の広谷美紀さん(39)は「川の縁に立っていたが、暴れることなく落ち着いているようだった」
と話す。
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ここまでが、脱走フラミンゴの足取りです。北海道旭川→小樽→旭川の空→紋別と飛翔(逃亡?)の行跡がわかります。今ではオホーツク海を臨む紋別市で羽を休めているのです。

板東園長始め旭山動物園捕獲チームです。8月17日に旭山動物園からフラミンゴ4羽を使っておとり作戦を実施、フラミンゴ4羽がいる檻に脱走フラミンゴをおびき寄せ網やネットを使って捕獲しようとしたのです。最初は「ともだち」作戦と聞いていたように思うのですが、「おとり」作戦だったのです。そのうちの2羽がフラミンゴとしては鳴き声が大きく、一所懸命鳴いてくれたものですから、作戦成功の可能性は大きかったと言います。一日目は残念ながら、脱走フラミンゴ捕獲はうまくいかず、二日目に期待をかけることになったのです。凄惨な事件はその夜中に起きました。

新聞は以下のように報じていました。
「北海道紋別市のコムケ湖で8月18日、旭川市の旭山動物園が逃げ出したヨーロッパフラミンゴを捕獲するため用意したおとりのフラミンゴ4羽のうち1羽が死に、もう1羽が行方不明になった。かみ痕などからキタキツネに襲われた可能性があるという。同園は同日、今回の捕獲を断念。別の作戦による捕獲を検討する。
同動物園によると、8月18日午前0時ごろの見回りで職員が発見した。4羽は網をかけたおり(約2メートル四方)に入れられていたが、5センチ角の編み目の1カ所が破れ、直径約10センチの穴が開いていた。穴は動物に破られたか、もともと開いていた可能性があるという。
また、おりには羽根が散乱していたといい、行方不明の1羽はキツネに連れ去られたとみられるという。
この日は無事だった2羽で捕獲作戦を続けたが、最も近づいた時でも、おりから約20メートル離れていた。職員がボートで追い込もうとしても頭上を飛んで移動するなどし、同園は午後2時に作業を取りやめた。
同園の広報担当者は「4羽は園内の23羽の中からよく鳴くものを選んだ。網を二重にするなどの策を考えればよかった」と話した」
とのことです。傷ましい事件が起きてしまいました。

「おとり」作戦では絶対あってはいけない「おとり」が犠牲者になってしまったのです。もし人間の世界の出来事でしたら、「おとり」作戦を実行した側は非難囂々(ごうごう)でしょうね。旭山動物園側は「おとり」作戦の失敗から、次にどうしたらよいか、檻の網を二重化を含めさらなる安全策と対策(つまり失敗に学ぶ)を考えることになります。あの脱走したフラミンゴはこの凄惨な事件について、自分は本件、責任は無いし、なんら関係も無いとうそぶいているとか・・・。また、「おとり」の2羽は檻の中でよく鳴いていたので、キタキツネに簡単に見つかりそしてその毒牙にかかったとか・・・。フラミンゴ(あれ、キジでしたか?)も鳴かずば喰われまいとか・・・。ウソですけどね。

ここで遅まきながら、おとり、囮(おとり)、媒鳥(おとり、ばいちょう)(ヲキトリ(招鳥)の略)の意味ですが、広辞苑には、次の二つが紹介されていました。
①他の鳥獣を誘い寄せて捕らえるための鳥獣。
②他の者を誘い寄せるために利用する手段。
普通は②の意味で使いますが、今回は①そのものの意味、手段で、同じ鳥を誘い寄せて捕まえるのに使われましたね。

私、ふらぬいは、今回「おとり」作戦を仕掛けたのは、脱走フラミンゴ捕獲、生け捕りが大方針、目的で行われたからと旭山動物園に好意的に受け取ってはいるのですがね。旭山動物園の板東園長は、「フラミンゴはここ、北海道の大地にいてはいけないんですよ」と言っていました。確かに北海道にもともと住んでいない鳥、種が動物園以外で生息するのは困難が伴います。まして、脱走フラミンゴは、北海道の大自然の掟(おきて)など考えてもいませんしね。北海道には狼はおりませんが、猛獣のヒグマ(羆)が生息しています。またキタキツネも鳥類にとっては猛獣でしょう。さらに大形鳥類の猛禽類、おじろわし、おおわし、おおたかなどもおりますので、脱走フラミンゴが単独で生きていくのも難しいでしょうしね。そのために「おとり」作戦で捕獲を急いだのでした。
今回「おとり」に犠牲者(鳥)をだしてしまったこと、旭山動物園の脱走フラミンゴ捕獲チームの方はやり方そのものを反省していますが、「おとり」のフラミンゴをそのまま檻ににいれて放置したのはちとうなずけないですけどね。私は、今回の「おとり」作戦にもっと日本が得意とするあの技術を「おとり」に具備させることが必要ではなかったかと考えます。

あの技術、ブログでも何回か書きましたが、例の動物管理のための技術、スマホの技術を動物園のフラミンゴに具備させるのですね。フラミンゴ一羽に携帯電話機能を具備させても良いですし、位置情報送受のICチップを埋め込む手もあります。またまた”動物管理のなんたら”の提案ですね。動物の生息管理、健康管理、位置情報および危険情報等を知らせるあれです。あの私、ふらぬいのいつもの高齢者の勝手なつぶやきではないんですよ。

また、今回「おとり」になってキタキツネの餌食になってしまった(と言われる)フラミンゴですが、危険を予知また報知する機能を有する携帯電話やスマホなどをもたしていればこのような悲劇はおこらなかったのかも知れません。
もしかしたら、フラミンゴの敵であることが分かったキタキツネ攻撃用の簡単な武器(スマホが武器です)を持たせることもできるとか・・・。ちと話が大きすぎ?

でも、安全にお金を使いすぎると、ビジネスがなりたたないとの話も聞きますからね。あの、みさご、海鷹と同名の、オスプレイも同じだとか・・・。話が違ってきましたか?

今回、「おとり」作戦がこれだけ悲惨な結果に終わりましたから、次なる一手はもっと科学的な対応が求められます。すぐこれが出来るかどうかは分かりませんが、やはり日本においては、日本の科学技術の粋を駆使して作戦を実行する必要があるのではないでしょうか。それがまた日本経済の復興、再興、飛躍につながるとおもいますが・・・。

おとり捜査で犠牲者 フラミンゴ脱走事件、次なる作戦は?のブログでした。

次なる作戦は? とブログタイトルに入れましたが、あまりきちんとブログに書いてはおりませんでした。旭山動物園は動きましたね。なんと「脱走フラミンゴの遺失物届、警察に提出…受理」されたとの新聞報道です。
8月22日付け読売新聞のベタ記事です。
「北海道旭川市の旭山動物園からヨーロッパフラミンゴ1羽が逃げ出した問題で、同動物園は21日、旭川東署にフラミンゴの遺失物届を提出した。届けをこの時期に提出した理由について動物園側は明らかにしていない。フラミンゴは7月18日、飼育スペースの柵(約1メートル20)を飛び越えて逃走した。同動物園は遺失物届に「7月18日にいなくなった」という旨を記載し、8月21日付で受理されたという」ことです。
脱走フラミンゴは遺失物だったのです。
でも、遺失物の定義は、
①落とし物。忘れ物。
②法的には、占有者の意思に基づかないでその所持を離れた物であって、盗品でない物。
とありますので、今回の脱走フラミンゴは②の遺失物にあたります。

やはり、これからはフラミンゴ(ばかりではないですが)にも携帯電話やスマホを装備させることが必要になります。
(8月22日 ふらぬい追記)

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この記事へのコメント

カルマ
2012年09月23日 08:38
とっても忙しいのについ読んでしまいました。
私は只今団地内で野良猫の地域猫化を試みておりまして、
これから、2匹の雌猫を捕獲主から預かり、ここから1~2時間ほど掛かる上田市の親切な動物病院まで不妊手術をして頂きに行って参ります。戻ったらもう一度ゆっくり読ませて頂きます。
・・・あ僕犬だったこと忘れてた。

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