横浜若葉台の散歩道に桑の実と山桑(ヤマグワ)をみつけました

横浜若葉台は、もともと、山だったところに大規模高層団地を建設した(と伺っております)のですから、山に自生していた懐かしい木がそこかしこに見つかります。私の駐車場には、ひめこうぞの木があって実をつけて困ったと以前ブログで紹介したこともありました。

梅が咲いた、桜が咲いたと大騒ぎした(のは私、ふらぬいです)のはついこの間のことでした。まだ紫陽花(あじさい)には間がありますが、散歩道に桑の実と山桑(やまぐわ)の花を愛でるブログです。あの、山桑(ヤマグワ)は桑の木そのものを表すこともありますが、水木、ミズキのことです。この水木、ミズキはヤマボウシの別称もあります。ヤマボウシは山法師(山帽子とも書きます)で、ミズキ科の落葉高木で、もともと日本の山地に自生する木です。初夏、枝頂に多数の小白色花を散形花序(さんけいかじょ:主軸の先端から多数の花柄が散出して、傘骨状に拡がって咲く花序)に密生し、赤紫色球形の果実を結びます。早春時、芽をふく時に地中から多量の水を吸い上げるのでミズキ、水木と、この名があると言います。

若葉台の散歩道にはミズキと親戚(?)の花水木(ハナミズキ)の木も見つけることができます。こちらの花水木は少しこぶりな木で、春に白色や淡桃色の花を咲かせます。アメリカヤマボウシとも呼ばれアメリカ原産の木だそうです。ハナミズキの歌もありますし、こちらの方が皆さんご存じの木かも知れません。

今回は若葉台の散歩道で見つけた桑の木の桑の実と山桑(ヤマグワ)の木をお見せします。

まず桑の木の果実、桑の実です。お見せしますね。あまり人目につかない場所にこの桑の木はありました。桑の木全景は故あってお見せしませんよ。というより、何の木か分かりませんからね。
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若葉台の散歩道にこの桑の木はありますが気を付けて見ていないと分かりませんね。あの梅だ、桜だと私が騒いでそれらをブログに書いていた時に、本当にひっそりと花を付けていたのです。今では、もうこのように桑の実を付けておりました。紫色の実がそろそろ熟した実ですので少し甘みが増して食べられます。

桑の実と言いますと、初夏から夏にかけて摘み取るのでしょうが、桑の実摘みで思い出すのは、文部省唱歌「赤とんぼ」(三木露風作詞、山田耕筰作曲)の2番の歌詞でしょうね。

「山の畑の
桑の実を
小籠(こかご)に摘んだは
まぼろしか」

私の田舎、北海道には桑の木は育ちませんから、桑の実がどんなものかは分からないで歌っていたものでした。今ではもちろん分かりますよ。桑の実は桑苺(くわいちご)とも呼ばれます。日本で養蚕が行われ、絹糸や絹織物生産が華やかなりし頃には、蚕(かいこ)のエサとして桑の木が農家では栽培されていましたからね。桑畑での遊びや桑の実は子どもたちの楽しみでもあったのでしょうか。桑の実を取って食べてもたぶん誰も怒る人もいなかったのでしょう。私の田舎の北海道では桑の木は無かったので、桑の実を食べた記憶はありません。そのかわりオンコの実は、いちいの木に実ります、たくさん食べました。

桑の実を詠んだ有名な俳句、短歌は思い出さないのですね。あの私がそう思っているだけです。万葉集には桑の実を詠った歌があるようですが。

一方、桑、桑の木ですが、斎藤茂吉の赤光「死にたまふ母」に桑を詠んだ短歌がありました。次の二首です。

「朝さむみ桑の木の葉に霜ふりて
      母にちかづく汽車はしるなり」

「桑の香の青くただよう朝明けに
      堪えがたければ母呼びにけり」

斎藤茂吉の山形の実家では養蚕もやっていたのでしょう。斎藤茂吉の短歌はどれも好きですね。
でも、斎藤茂吉の赤光の「死にたまふ母」の中で記憶にあるのはやはり、

「のど赤き玄鳥(つばくらめ)屋梁(はり)に居て
      足乳根(たらちね)の母は死にたまふなり」
ですからね。こちらは教科書でも学習しました。

今年はつばめ、燕にまだお目にかかっておりませんね。でも、まもなく若葉台にもやってくるのでしょう。

それで、もう一方の木、山桑(ヤマグワ)、ヤマボウシ、山法師です。かなり大きな木です。どこにあるかは若葉台住人や若葉台ファンの方には分かる人もおりますでしょう。
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水木、ミズキの白い花が咲いています。小白色花を散形花序に密生している様です。
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実は花の先(中心)には小さな果実が実りの準備をしているのです。やがて赤紫色球形の果実を結ぶのです。
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この果実は夏から秋にかけて実ります。赤紫色に熟すと生食できます。「中は黄色いクリーム状で,パパイアを思わせる。外の皮がやや厚く,花柱が残るため口当たりはあまりよくない。季節を楽しむ程度に食べるのがお勧め。また,レモン汁を加えて果実酒にしたり,ジャムに仕立てることもできる」と言います。あの、どこかに書いていたのを貼り付けました。自分で、試したことはありませんので、もしかしたら間違っているかも知れません・・・。気を付けてご試食下さい。

若葉台の散歩道にはいつの時期にも山の木の実りがあります。しかも気付かない実りもあるのです。梅の木には青ウメが実っています。桜の木にはサクランボとは名ばかりのピンクの実がひっそりと息づいています。どちらの木の実もこのままでは食せるものにはなりません。でも、若葉台の小鳥たちにとっては食せないものではないのかもしれませんからね。
初夏の若葉台、小鳥の賑やかなさえずりが響きます。

横浜若葉台の散歩道に桑の実と山桑(ヤマグワ)を見つけたブログでした。

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この記事へのコメント

こう
2017年07月23日 19:08
はじめまして。
北海道ですが我が家のまわりには桑の木の大木がたくさん自生しています。フサスグリや桑の実は今頃(7月中旬から)が収穫時で、昨日は桑の実のジャムを作りました。色んな実を収穫するのは、40過ぎてもワクワクしてしまいます。(^u^)

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