首相「乾坤一擲」の意欲で「国酒飲む」

首相「乾坤一擲」の意欲で「国酒飲む」とのつれづれぶろぐです。あの実は首相は「乾坤一擲」と「国酒飲む」を別の場面で仰ったのですが、続けてみたほうが良いのではとの考えから、私、ふらぬいが勝手に続けてしまったのです。

野田首相は5月28日の内閣記者会とのインタビューで、民主党の小沢一郎元代表と5月30日に行う会談を「乾坤一擲(けんこんいってき)」と表現し、消費税率引き上げ関連法案の今国会成立に向けた小沢氏の説得に強い決意を示したのだそうです。野田首相は「お会いする以上は乾(けん)坤(こん)一(いっ)擲(てき)だ。一期一会(いちごいちえ)のつもりで理解をいただく」と述べ、会談を1度しか行わない考えを強調したのです。ここで小沢氏に消費税増税関連法案の成立に向けて協力を求めるが、応じなければ「決別」もやむを得ないとの決意をにじませたのだそうです。

首相の発言に「乾坤一擲」、「一期一会」と私が好きな四字熟語が使われていましたので、私が勝手につれづれぶろぐの遡上に載せてしまいますからね。「雌雄決別(しゆうけつべつ)」は四字熟語ではないのでしょうね。それで「決別」としか使っていないのでしょう。

まず、「一期一会」とは、生涯にただ一度まみえることです。一生に一度限りであることです。私、ふらぬいもよくブログで使いましたし、今でも使います。こちらは説明は不要でしょうね。すいません説明してしまいました。
一方、「乾坤一擲」とは、運命を賭して、のるかそるかの勝負をすることですから、死をも覚悟しての会談になるのでしょうか。死を賭し、死を覚悟しての会談? まさかそうではないでしょう。マスコミの方は、野田首相に対して、「乾坤一擲」などこの場で本当に使っていいのでしょうか? とか、また「乾坤一擲」の意味するところをきちんと首相に確認し、さらに、会談が「乾坤一擲」とはおおげさですね、と指摘しなかったのはいただけないと思いますけどね。そんなこと出来る訳ないじゃないかとの言葉がマスコミの方から返ってきます。失礼。

この「乾坤一擲」は中国の韓愈(かんゆ)の詩に出てきます。漢の劉邦と楚の項羽が覇を競った時、漢の劉邦に張良と陳平が漢王を援けた功業、張良と陳平が劉邦に「絶好のタイミングだから項羽のやつを攻めちゃいなさい」と進言し、それが漢の劉邦が楚の項羽を敗ることに繋がった故事を韓愈が鴻溝の土地でしのび、漢詩にしたためたのでした。つまり、張良と陳平が今しか劉邦は項羽に勝てないと劉邦に進言したのでした。このことがまさに天下を賭けた大バクチ「乾坤一擲」となったのでしょう。

あっ、それで項羽と劉邦の戦いで使われた四字熟語をご存じですか。ご存知でしたか。四面楚歌ですね。まわりが敵や反対者ばかりで、味方のないことですね。首相がそうなのか、小沢氏がそうなのか、どうなのでしょうか。あの、野田首相が背水の陣などと言ったらそれは違いますからね。四字熟語でもないし、絶体絶命の立場。失敗すれば再起はできないことを覚悟して全力を尽くして事にあたることですけどね。野田首相が使うとしたら、「乾坤一擲」よりもっと適切で分かり易い「一生懸命」でも良かったのではないかと思いますけどね。こちらも物事を命がけですることですからね。老婆心ながら指摘しておかないと・・・。失礼。

でも、なんで日本国の野田首相が民主党の一兵卒である小沢氏と会談することが天下を賭けた大バクチ「乾坤一擲」なのでしょうか。私が思うにですね、野田さんが使ったあの「君子は豹変す」の言葉を思い出していただければわかると思いますね。それは、考え方や態度が急に一変することでしたね。君子は過ちがあればすみやかにそれを改め、鮮やかに面目を一新することですね。つまり「乾坤一擲」に後から「君子は豹変す」を付け加えるとどうにでもなります。「君子は豹変す」を後から使うと、その前にどのような言葉が発せられていても使えるのです。つまり「君子は豹変す」はどんな非常事態にも、たとえ相手が誰であっても、さらにその対象が何であっても前言を否定することに使える便利な言葉だったのです。

もうマスコミの皆さんはこの「乾坤一擲」に振り回されて、「君子は豹変す」を忘れていますよね。そして、マスコミは野田首相が「君子は豹変す」と使った時にも、「君子とは誰ですか? 豹変とはどのようにですか? それは本当はどういう意味ですか?」とのつっこみはしませんでした。今ではもう「君子は豹変す」の言葉さえ忘れさられています。今回も多分同じになるでしょうね。マスコミは「乾坤一擲」との言葉の意味することについて発言者にもっとつっこまないといけないのです。「野田首相が漢の劉邦で、小沢さんが楚の項羽ですか?」とか、「誰が「張良」または「陳平」ですか?」、「それで誰が韓愈の立場で詩作にふけるのですか?」、などですね。「君子は豹変す」とか「乾坤一擲」で、これはこうなんだろうとか、なんだなんだと自問自答していちゃあだめですよ。そんなことないですかね。
でも使った野田首相ご本人に質問しても、「いちいち個別の事案にはお答えできない」などと言ってくるかもしれませんから注意しましょう。でも、そんなことないでしょうね。ご自分が言いだしたのですからね。

マスコミはきちんと質問などしないから、次のような平凡な新聞記事になるのです。

「しかし、消費増税法案への反対姿勢を強める小沢氏が譲歩する気配はなく、合意に達するのは困難との見方が広がっている。野田首相は、消費増税法案について「長い時間をかけ、様々な意見を取り入れて党議になっている。その党議を実現することが基本だ」と述べ、継続審議にするなどの妥協の余地はないとの考えを強調した。自民党は法案成立に協力するための条件として「小沢切り」を挙げており、民主党内では「小沢氏が折れなければ、『小沢切り』で自民党との協調路線に入るという意思表示だ」との受け止めも出ている」とのことです。
これじゃあ、なんも「乾坤一擲」と関係ないじゃないですか・・。

確かに、漢の劉邦と楚の項羽が覇を競った時には、どちらを支持するかは、まさに”天下を賭けた大ばくち”と見たのでしょう。一擲(いってき)というのは、すべてのものを一度に投げ出すことで、一擲千金とか一擲百万とかよくいわれます。莫大な金銭を惜しげもなく使うことですからね。乾坤は則ち天地で、「一擲乾坤を賭する」則ち「乾坤一擲」は、天下を取るか失うか、のるかそるかの大冒険を行うことによく用いられる言葉でもあります。夏目漱石の「草枕」だったかの小説にも出てきたような気がします。

なんか話が別なところに逸れていきますね。とにかく野田首相が「乾坤一擲」と仰ったのです。私のブログではここが大事なのですけどね。

一方、同じ5月28日のことです。「国酒」の立ち上げ会議がありました。あの、こちらの会合には野田首相は出ておられないとか聞いておりますが・・。

その新聞記事です。
「野田内閣は、日本酒と焼酎を「国酒」として、世界に売り込んでいくための推進協議会「ENJOY JAPANESE KOKUSHU推進協議会」の初会合を開いた。酒蔵や販売店の社長、料理人など6人がメンバーで、「国酒」の魅力を海外向けに発信する方策や、輸出の促進策を話し合う。日本酒や焼酎の輸出量は生産全体の数%にとどまっており、ブランド力をつくりたい考え。大の日本酒好きで知られる野田佳彦首相は、古川元久国家戦略相から報告を受けた際、「大変いいことだ。イベントがあれば自分が行って飲むからぜひ呼んでくれ」と力強く話したという」
とのことです。

あの、国酒のブログは、私、ふらぬいが先月したためました。日本酒・焼酎は国酒。でも国酒は中国にもあるからブランド名を考えましょうとのブログでした。紹介しますね。

日本酒・焼酎は「国酒」、海外に展開、それでブランド名は「青酒?」 まさかね
http://470830.at.webry.info/201204/article_8.html

私は、日本酒・焼酎、つまり国酒の海外展開、何をいまさらとは考えましたが、旧態依然で何もやらないよりは熟慮断行、率先垂範で政府の方もやったほうがよいと思いますよ。でも、日本酒・焼酎 世界へ発信との記事によりますと、野田首相は「呼んでくれたら自分が行って飲むよ」と国酒援護の決意を示したとのことです。私はこのことも是とするものです。つまり、やらないよりはやったほうがいいに決まっています。

国酒である日本酒や焼酎を世界への売り込み、野田首相の「呼ばれたら飲むよ」でもいいのですが、さらに一歩進めて「世界各国に日本の国酒を宣伝して売るよ」とこちらに「乾坤一擲」の決意を示すべきだったのではないでしょうか。つまり、どの国を訪問しても日本の「国酒」を携えて各国首脳に「国酒」セールスをするのがよいと思います。これが熟慮断行、率先垂範になるのですけどね。それが、首相「乾坤一擲」の意欲で「国酒飲む」なのですが、良い文言でしょう。いかがでしょう。

私は野田首相にとって「国酒」のセールスの方が「乾坤一擲」であって、「民主党の一兵卒」の小沢氏に会うことは「乾坤一擲」とは思えないのです。日本酒・焼酎を世界に発信することの方が日本の産業を元気にそして若者の雇用拡大に繋がると思いますけどね・・・。でも、消費増税ナウの声にかき消されてしまいそうですけど・・・。

首相「乾坤一擲」の意欲で「国酒飲む」とのブログでした。

運命を賭して日本酒・焼酎、つまり「国酒」売り込みブログに仕立てあげました。首相の意気込みが伝わってきましたでしょうか。またわかりにくいブログになってしまって・・・。反省至極です。四字熟語で反省しています。失礼しました。


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