南米チリの氷河泥棒、5トンの氷塊約50万円で密売か? まさかね

「南米チリの氷河泥棒、5トンの氷塊約50万円で密売か? まさかね」とのブログです。かなりショッキングなタイトルでしょうね。氷塊(ひょうかい)、氷の塊(かたまり)ですね、を約50万円で密売とね。氷河の氷塊を密売? そんなことできるのでしょうか。密売ですから、法を犯して密かに売ることですね。きっと、氷の塊の中に”金の延べ棒”でも隠されていて、密売ギャング(いわゆる凶悪犯罪組織)と警察との間で大捕物があったのではないか、と考えました。しかしながら、先日の新聞記事を読んで、南米チリのなんと長閑(のどか)な出来事かと思ってしまいましたよ。
その事件を、新聞は次のように報道しております。
「南米チリ南部パタゴニア地方にあるホルヘ・モント氷河から氷約5トンが盗まれ、地元の警察当局は2月4日までに、トラックで運ばれているのを発見、窃盗容疑で運転手を拘束したと地元メディアが伝えた。
チリや隣国アルゼンチン南部の氷河観光では、氷河の氷で作ったウイスキーのオンザロックなどが観光客に振る舞われ、人気が高い。一方で、同氷河は年間1キロメートルのペースで融解が進んでおり、地球温暖化の実態を如実に示す指標の1つにもなっている。
氷河から切り出された氷は袋詰めにされており、警察では、レストランやバーに卸される予定だったとみている。さらに、この氷、5トンの氷塊の価値は計6200ドル(約47万円)相当、さらに組織犯罪、文化財に対する罪の可能性もあるなどとして、調べを続けている」
のだそうです。

な~んだ、氷河泥棒はただの氷の塊(金塊ではない)5トン(約5立方米)氷塊を運ぼうとして、警察に捕まったとのことでしたね。ギャングはどうした? 密売組織はどうか? については、トラック運転手(ギャングの一味かもしれませんがね)が密売する先はレストランやバーとのことですから、「南米チリの氷河泥棒、5トンの氷塊約50万円で密売か?」の犯人ならびに密売先も、そもそも犯罪との意識はそんなに高くは無かった?のでした。

氷河の氷は毎年、高山に雪が降り積もりそれが融けきれずに次から次に氷河として出来るものであり、最終的には氷塊が海に落ちて水になるのですから、あまり堅いこと言わなくてもよいかな、と思います。しかしながら、国家の治安を任されたチリ警察、氷河の氷塊を5トンも切り取っていくのを見逃すことは出来なかったのでしょうか。そのヒントが、ホルヘ・モント氷河は年間1キロメートルのペースで融解が進んでおり、地球温暖化の実態を如実に示す指標の1つにもなっている、との文言にありますね。大事な観光資源である氷河、文化財?でもあります、その一切れの氷塊とは言え、レストランやバーに密売はけしからんとなったのでしょう。

氷河泥棒はチリ国では犯罪なのですね。私はアルゼンチンのペリト・モレノ氷河の上で観光客がウイスキー・オン・ザ・ロックをやっているのを何回も観ましたがね。彼らに犯罪の意識は無い? なんと言いましても、南米パタゴニアの氷河観光の目玉は、氷河の氷でウイスキー・オン・ザ・ロックをやることですからね。でも、チリのレストランやバーの客は、そんな寒い思いをしなくても、氷河の氷で料理やウイスキー・オン・ザ・ロックを頂けないものかと考え、レストランやバー、そしてそれらのお客との需要と供給がマッチして、氷河泥棒の氷塊ビジネスとなったと思いますね。氷河泥棒さんの氷塊ビジネスはいかばかりになってしまうのでしょうね。そしてこの犯罪の償いはどうなるのでしょうか。冷酷そして厳しいおしおきが待っているのでしょうか。私が心配してもどうなるものでもありませんが・・・。

氷塊泥棒ですから、盗むこと、窃盗ですね。窃盗って、他人の財物を盗むことですね。それで、ホルヘ・モント氷河の氷の所有権はチリ国政府にある? 氷河の氷はいずれは融けて水になり、姿形は無くなりますね。でも、氷河の氷が、氷の形がある限りは、所有権の主張はできるのでしょうね。それで、氷河の氷の所有者はチリ国政府だったのですね。だから、氷河泥棒を逮捕でしたのでしょう。
また、どうやってホルヘ・モント氷河から盗まれたと分かったんだろう? 氷塊の切り口が切り取られたものと一緒だったのかも知れませんね。でも、切り取った氷塊は運ぶためにさらに小さくなってしまって? しかもかなり融けてしまって? そんなもの識別できるのですかね。  

ニュースを色々調べて、おとり捜査っぽい記事をみつけましたね。
「南部パタゴニア地方のホルヘ・モント氷河から氷塊が盗まれているとの森林局の訴えを受けて、警察はコクラネで5トンの氷塊を積んだトラックを見つけて運転手の男を逮捕し、共犯者の捜索を続けている。警察はトラックに積まれていた氷塊の価値を6200ドル(約47万円)と推定している。同氷河は1年に約1キロの速さで後退しており、地球温暖化を示す顕著な指標の一つとして注目されている」
ともありますね。
つまり、
ホルヘ・モント氷河から氷塊を切り出して運ぶ途中で逮捕したのでした。つまり、切り出すところからトラックに運び込み、輸送中をしかるべき場所、それがコクラネ(氷河から約200Km北にある町)です、で現行犯逮捕したのでした。多分袋詰め前だったのでしょうね。袋詰めしたら、出自を突き止めるのは難しいですからね。

私は大昔、30年以上前ですけど、アルゼンチン、ブエノスアイレス、フロリダ通りにあるバーで、”氷河の氷”また”南極の氷”のオンザロックも頂いたことがありますけどね。でも、当時です、もしかしたら騙されたのかもしれませんが、水道の水で作った氷はパスして、そちらの氷を普通に頂きましたよ。ただ、”氷河の氷”や”南極の氷”のオンザロックだから目玉が飛び出るほど高額だったとの記憶はありません。というより、日本人が外国に出掛けて現地の水で作った氷で何かを頂くということはありませんでした。海外旅行のイロハのイですからね。現地の水は飲まない。飲むのはミネラルウォータだけとね。ですから、”氷河の氷”また”南極の氷”以外のオンザロックなど考えられなかったのですね。現地の水で作った氷は身体に取り込まないことを守っていました。あの、現在の海外旅行でもそれは守っていますよ。多分、当時、アルゼンチンでも”氷河の氷”はビジネスになっていたと思いますね。

それで、もしかしたらチリ国政府はご自分で氷河の氷ビジネスをやっていて、氷河の氷を大きな製氷室に保存しているのかも知れません。それで、勝手に、氷河の氷を売り出す輩がでてきたことで、氷河の氷の値段が下がってしまった。それで、なんとかしなければいけないと考えていたところ、森林局から訴えがあったことで、氷河泥棒を逮捕できたのかもしれませんね。と言うことは、チリのレストランやバーではこれから”氷河の氷”が無くなる? そんなことはありませんね。政府筋からも今回捕まらなかった氷河泥棒ルートからも、はたまた、産地偽造の”氷河の氷”も出てきますからね。私は産地偽装の氷河の氷ビジネスが水(氷?)を得て伸びると思いますけど・・・。

この南米チリの氷河泥棒の記事を読んでそんな不埒(ふらち)なことを考えていましました。失礼しました。

それで、罪滅ぼしです。
南米パタゴニアの氷河を私、ふらぬいが観るのはいつもTVの画面を通してですが、何故かペリト・モレノ氷河を何度か実際に観た気がしています。今回のホルヘ・モント氷河(チリ)の位置関係ははっきりとは分かりませんでした。それでなんですが、パタゴニア氷河紹介WEBとペリト・モレノ氷河の崩落(ユーチューブ)がありましたので、貼り付けます。南米パタゴニア氷河観光にあたり、アルゼンチンのロス・グラシアレス国立公園、チリのトーレス・デル・パイネ国立公園が氷河観光にはもってこいの場所なのだそうです。
罪滅ぼしになりませんかね・・・。

パタゴニア氷河
http://www.red-pepper.jp/travel/photo/patagon.shtml
パタゴニア、ペリト・モレノ氷河の崩落(チリ)
http://www.youtube.com/watch?v=JLn-WDVga-w

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