ホームドア 弱み打開 扉位置に合わせ移動OK

「ホームドア 弱み打開 扉位置に合わせ移動OK」、神戸製鋼と東大が開発中。昨日、9月28日の朝日新聞夕刊の一面トップの記事です。それで、久しぶりにホームドア(可動式ホーム柵)のブログを書きたくなりました。やはり、鉄道新時代、なんと言いましても、日本の首都圏の鉄道各社の駅のホームにホームドア(可動式ホーム柵)は欠かせませんからね。新聞記事によりますと、まだまだ開発途上ではありますが、大きな期待を抱かせるホームドア(可動式ホーム柵)開発の記事でした。では、つれづれぶろぐ、いきますね。

知らず知らずに、とは言いましても、私だけかも知れませんが、ホームドア(可動式ホーム柵)の開発が大きく進んでおりましたね。車輌の長さ、車輌のドアの位置、そしてドアの数なんのそのとの期待を抱かせるホームドアの開発が、神戸製鋼と東京大学とで行われていました。しかも、その成果が2013年度中には現実のものとなり、商品化が完成するとのこと。昨日、9月28日の朝日新聞夕刊が報じていました。
列車の種類に合わせてレール上をホームドアが移動するようです。あの、レールと言いましても列車が走るレールではなくて、ホーム上にある、ホームドア専用のレールなのです。お間違えないように願いますね。当たり前じゃないか、との声も聞こえてきますね。
首都圏の私鉄、車輌の長さが異なり、しかも、3ドア、4ドア、5ドア、6ドアの列車が3~5分おきに出発するターミナル駅、電車の発着に合わせて、パズルのように組み合わせを変え、開口位置(ドアのことです)を調整して動作する新ホ-ムドア(可動式ホーム柵)に大きな期待と注目が集まります。

朝日新聞記事を引用しますからね。

「乗客がホームから転落したり列車と接触したりする事故を防ぐ効果が大きいホームドア(可動式ホーム柵)。車両のタイプごとに扉の位置が異なる路線での設置が進まないなか、列車の扉の位置に合わせて、ホームドアの側を動かす新型の開発が進んでいる。国土交通省も支援を始めた」
と、国土交通省が日本の頭脳、神戸製鋼と東京大学を支援し始めたのだそうです。

今まで設置されたホームドア(可動式ホーム柵)が戸袋固定のホームドアであり、それゆえ、列車の長さ、列車のドア数が3~6と扉位置がバラバラの列車に対応できないとの理由で設置を渋っていた鉄道各社にとっては、逆風? 順風?の動きが見られます。と、言っても誰もが、このようなものが欲しいと考えていたホームドアの開発が始まったと言うことなのだそうです。
それで、ホームドアとはなんぞやと仰る人のために、首都圏におけるホームドアの設置状況について、副都心線渋谷駅に設置のホームドア(可動式ホーム柵)を写真でお見せします。
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ホームドアが開いているのが、上の写真、閉じているのが、下の写真です。わかりますね。

なお、副都心線渋谷駅はホームが非常に広く、乗客は危険性をあまり感じないのですが、田園都市線渋谷駅のホームは非常に狭く、乗客も多く、危険ですから、そちらの方にホームドアが必要なのですけどね。先の台風15号が首都圏を直撃したとき、田園都市線渋谷駅のホームに乗客を入れることがあまりに危険なため、田園都市線はいちはやく運転停止をしてしまったとか・・・。

でも、本当に鉄道会社ばかりでなく、乗客とっても設置が期待できるホームドア(可動式ホーム柵)が開発されているのでしょうか。かなり気になりましたね。なんと言いましても、ブログで対応策まで提案して、もしかしたら、私の考えに沿った形で実現を図っているのかどうか注目して新聞記事を読み始めました。

記事は上記イントロに続き、ホームドアの必要性、有効性、期待について述べています。

「ホームドア設置は、東京都のJR山手線・目白駅で1月に全盲の男性がホームから転落して死亡した事故などをきっかけとして、視覚障害者団体を中心に要望が強まっている。全日本視覚障害者協議会(事務局・東京都)の調査によると、視覚障害者のホーム転落事故は1994年から全国で少なくとも38件起きており、うち18人が亡くなっているという。同協議会は、「落ちないホームを一日も早く実現してほしい」と、国交省やJR東日本などにホームドアの早期設置を求める要請を出している。
2010年8月には、京王電鉄の新宿駅(東京都新宿区)で、乗車待ちの列の先頭にいた男性が押し出されてホームに転落し、列車との間に挟まれて死亡する事故も起きている」と、首都圏の鉄道駅にホームドア設置は喫緊の課題でもある訳なのです。

首都圏のターミナル駅の混雑は酷いものですから、乗降客はいつもホームから落ちる危険にさらされています。ましてホームも幅も狭く、混雑時は逃げようがありません。そんなところに酔客が、またちょっとしたいたずらで、先頭に並んでいる乗客がホームから線路に押し出されることもあったのです。また視覚障害者が間違って線路に落ちてしまう事故も多く報告されていました。どこかの駅の駅長はホームドアが無かったことを理由に書類送検までされてしまったことさえありました。私も何回かホームドアの必要性について、ブログに認めました。しかしながら、国土交通省、鉄道関係者からは「無しの礫(なしのつぶて)」でした。当たり前ですが。

「ホームドアの効果は際だっている。東京メトロは1991年開業の南北線から設置を始め、丸ノ内線と副都心線で設置を終え、現在有楽町線での工事を進める。同社によると、ホームドアを設置した駅では、故意ではない転落事故は起きていないという。「安全面での効果は絶大」とし、今後銀座線にも設置する予定だ」と新聞記事は続けます。

もちろん、ホームドアがあれば、現在、首都圏における鉄道のどこかで毎日と言ってもいいくらい発生する人身事故を防ぐことができますし、酔客による不慮の事故、視覚障害者が間違ってホームから線路に落下することも防ぐことができます。さらに、どこかの私鉄の鉄道駅の駅長を書類送検して、罪人にしてしまうことをも防ぐことができます。とにかく、人に便利な鉄道がホームドアを設置するだけで、不慮の事故、本人が意識しないうちに罪人に仕立て上げてしまうことをも防ぐことができるのです。

「国土交通省や鉄道各社まどは設置基準や課題を検討し、今月8月、一日の利用者数が10万人以上の駅に優先的に整備する基準を初めて示した。
だが、全国で設置されているのは509駅で全体の5%にとどまっている。大きな課題の一つが、列車の扉の位置だ。特に首都圏では一つのホームにいくつもの鉄道会社の列車が相互に乗り入れる。たとえば東急電鉄の東横線は、東京メトロ日比谷線と相互乗り入れしているが、双方の車輌を比べると、長さに約2メートルの差があるうえ、扉の枚数も違う。これまでのホームドアは戸袋がホームに固定され、異なる車輌への対応ができなかった」
と、ホームドアの設置が進まなかった、理由にならない理由があるのでした。
ですから、ホームドアを設置する必要があるから、相互乗り入れをやめるとか、車輌の長さ、ドアの枚数、ドア位置を統一するとかの動きはまったくなかったのでした。つまり、”日本国、何もしないで先送り”と現在、欧米各国から”日本化”と揶揄されている状況がこのホームドア設置にも垣間見られた訳なのです。
私はブログで、可動部分に合わせるなら、固定を可動にすべし。固定に合わせるなら、可動部分を固定にすべしと提案しました。それで、やっと、可動は可動で対応しようとの動きになったようです。なんか、国土交通省が音頭を取っているように思いますが、必要に迫られると日本の企業はきちんとやるのですね。やはり、世界に冠たる日本企業です。東京大学もからんでいるようですが・・・。

それで、新しいホームドアがどのようなものかですが、
「ホームドアの側を動かす新型の可動式ホーム柵は、神戸製鋼所と東京大学が2009年度から共同で研究し、2013年度の商品化を目指している。
ホーム上にドアのためにレールを設ける。その上を戸袋とドアが移動し、列車の扉の位置に応じてパズルのように組み合わせを変えて開口位置を調整する仕組みだ。移動するホームドアに乗客が巻き込まれる事故を防ぐため、速度や耐久性を試験中。国交省は今年度、補助金として3600万円を支給した。
東急電鉄の広報担当者は「画期的な開発。こんなドアがあればいいな。と思う鉄道会社は多いはずだ」と実用化を期待する。開発を担当する神戸製鋼都市システム部営業室の沓屋篤室長は「鉄道会社の負担を軽減し、普及のきっかけとなるドアにしたい」と話しているようです。

ドラえもんの”どこでもドア”の感覚なのでしょうね。違うか。でも、少し気になるのは、車輌の長さが、18メートルと20メートル。ドア数が3ドアと4ドアだけなのですね。2ドア(これには対応しないか?)、5ドア、6ドアはどうなるのか気にはなるのですが、車輌のドア数は3ドアと4ドアに固定にしたのかも知れません。または、新聞が読者に分かりやすいようにと、ドア数を3、4ドアと制限したのかも知れません。なんと言っても、パズルを解くように、列車に合わせて、戸袋とドアがホームの上のレールを走るのですからね。私は2ドア、5ドア、6ドアにもパズルの解はあると期待していますよ。

個人的にはですね、このパズルの解き方ですが、私ども、通信技術者が、大きな通信ネットワークのユーザ間接続で、このあるパターン(回線の容量(太さ)とそこを通すパケット量(通信量))で接続するといった指示(制御)を行うことでも可能なのです。プリ・アサイン(前もって指示された固定パターンのどれかを選択し制御する)、また、デマンド・アサイン(こういった事情があるから、オリジナルのパターンをこのようにダイナミックに変更したパターンで制御する)やりかたでも可能なのです。すこしこのやり方を応用して制御することができそうです。それで、横開きで、双方向だけですから制御ポイントはそれほど多くはなく、そんなに難しい制御な訳ではない(失礼)ような気がします。車輌の長さ、車輌のドアの位置、車輌のドアの数(2,3、4、5、6)でこれこれのパターン制御を行えば良いだけですからね。そうでもないかな?
しかしながら、ホームドア側の、ドア、戸袋の最適な大きさが技術的な課題になるでしょうね。さらにドアの大きさと、ドアが片方向、両方向どちらに動くかで、ドアの大きさも決まってきます。実現にあたって考えることはそんなところでしょうか。あとは可動部分の重量軽減、駆動部分のメンテの容易さ、また、制御部、被制御部が不具合を発生した時に、代替え手段できちんと正常に動かせるかが問題でしょう。それだけでもないかな?

可動の列車に可動のホームドアで対応するというのは、本当は非常に難しい制御なのですが、なんとかうまくパズルを解いて正解を求めて頂きたいと思います。列車がホームに入線してくるたびに、つまり、都会のラッシュアワー時、3~5分毎にホームドア(可動式ホーム柵)の戸袋とドアがダイナミックにあちこち動くことが、乗客の楽しみになり、朝のラッシュのひとときを和やかにしてくれると思いますね。あの、揶揄しているつもりはありませんからね。
安全第一、もし、不都合が発生した時に、予備の装置または手動でのバックアップをお忘れなく。よろしくお願いしますね。

そう言えば、鉄道太郎さんが発明されたMTガードという縦方向制御のホームドアは検討したのでしょうかね。でも、あのMTガードはすでに特許になっていましたから、意地でも使わないのかも知れませんね。縦方向制御は、レールを必要としないすばらしいアイデアでもあるのですがね。

ホームドア 弱み打開 扉位置に合わせ移動OKをつれづれぶろぐしました。

私は、既設のホームドアに合わせて列車の長さ、ドア数を統一したほうが良いのではとの立場ですが、いかがでしょうか。そして、今のこの時期、ホームドア設置を急ぎ、仕事と雇用を増やすのが良いのではと思っています。

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