朝日新聞社説 野田氏の発言―言葉を選ぶ器量を持つ、ん? それは朝日新聞もでは

本日の、8月18日付け朝日新聞社説には驚きましたね。時々、朝日新聞はおかしな社説を掲載して、私には理解不能に陥ることがあるのです。どなたが、どのような根拠でこの社説を書いているのだろうと思うことがあるのです。今回がそれにあたりましたので、ブログに書いてみたくなりました。「言葉を選ぶ器量」、さらにどこかの国(中国と韓国ですよ)が日本批判に頻繁に使っている、「歴史認識」まで使って、民主党の野田財務大臣をいたぶっていましたからね。
「器量」とは、①その地位・役目にふさわしい才能・人柄。②才能・力量のすぐれていること、ものの上手。③顔立ち、みめ、また、容姿ののすぐれていること。
ここでは①で使っていますね。「歴史認識」はあとで説明します。

あの野田財務大臣については、「注視する」、「注目する」との言葉がお好きなようで、民主党政府の「手をこまぬく、たちつくす」待ちの政治家の一人としてブログで書いてしまっていますので、反省至極ではあるのです。しかしながら、今回のように、朝日新聞社説の筆者から、「言葉を選ぶ器量を持つ」ようにいわれる筋合いなどないのではないかと私は思うのです。少し応援したくなったものですから・・・。

それで、今日の朝日新聞の社説です。
「首相をめざす志があるなら、よく考えてほしい」と野田財務大臣に訴えています。
と言うことは、首相を目指す政治家なら、あの中国、韓国の「歴史認識」、つまり揚げ足取りの餌食にならないで欲しいとのアドバイスだったのかもしれません。

でも、朝日新聞は先日から、野田財務大臣の発言が問題発言になりかねないと記事にしていましたから、そんなアドバイスではなく、正式に発言を非難しているものと私は理解しました。太平洋戦争におけるA級戦犯のことについての発言なのです。

「野田佳彦財務相が、靖国神社に合祀(ごうし)されているA級戦犯について、戦争犯罪人ではないとの見解を示した。野田氏は小泉内閣時代、戦争犯罪人だとする小泉氏に反論しており、8月15日の記者会見で「(当時と)基本的に変わりありません」と答えた。
野田氏は、小泉内閣への質問主意書に以下の趣旨を記した。
「戦犯」は関係国の同意のもと赦免・釈放され、あるいは死刑が執行されている。刑が終了した時点で、罪は消滅するのが近代法の理念である――。
刑を終えたのだから、もはや犯罪者ではない。まつられているのが犯罪者でない以上、首相の靖国参拝にどんな問題があるのか、という理屈立てだ」
と社説の筆者は述べています。

ここで、野田氏が前言を翻してしまったら、朝日新聞から別の指摘があって、鳩山前首相、菅首相がそうであったように、もう別のレッテルが貼られてしまっていたと思いますがね。法律に詳しい野田氏が当時の小泉首相の発言に異を唱えたものですね。ですから、社説の筆者も、「戦犯」は関係国の同意のもと赦免・釈放され、あるいは死刑が執行されている。刑が終了した時点で、罪は消滅するのが近代法の理念である―― 、と存じているように思います。ここは野田氏の質問の趣旨、発言が正しいように思います。そのあとの理屈(へ理屈)、”刑を終えたのだから、もはや犯罪者ではない。まつられているのが犯罪者でない以上、首相の靖国参拝にどんな問題があるのか、という理屈立てだ”、というのが、野田氏か社説の筆者の意見かはわかりませんが、理屈としては間違ってはいないのでしょうね。ですから、社説の筆者は攻め方を変えます。

「だが問われているのは刑を終えたか否かではなく、彼らの行為が戦争犯罪かどうかであり、歴史認識である。野田氏の議論は焦点を外している。国の内外を問わず、戦争で肉親を失った数多くの人々の心情をいたずらに傷つけるだけだ。
野田氏は現職閣僚であり、まもなく行われる民主党代表選に立候補する意向を固めている。首相になれば過去の歴史を背負い、日本国を代表して発言しなければならない。行動を慎み、言葉を選ぶのが当然だ」とさらに野田財務大臣を攻め立てます。

ここで、「歴史認識」と使ったのは拙いと思いますね。歴史は説明するまでもありませんね。そして、「認識」とは、①哲学用語では、知識とほぼ同じ意味。知識が主として知り得た成果を指すのに対して、認識は知る作用および成果の両者を指すことが多い。②物事を見定め、その意味を理解すること。「時局を認識する」「認識が足りない」などと使いますね。
「歴史認識」の認識は②で使いますね。あの、4千年の歴史をもつ中国も、隣国韓国も、②からみで使い、日本を非難、中傷する時に使いますね。この「歴史認識」の言葉を日本に対して使うと、日本の総理大臣始め政治家は、事を荒立てたくなくて自己反省してしまいましたね。その最たる方が、自民党に担がれて首相になってしまった村山首相であり、あの村山談話の主ですね。日本はアジアに対して侵略戦争を起こしてしまいました。残虐行為も行ったのを心から反省しますと謝罪しました。私も東南アジアの色々な国を訪れて日本軍の残虐行為を展示している博物館を観てきました。こんな酷いことを日本軍はやっていたのだ、とすごく自虐的になりましたよ。確かに、歴史の教科書には日本軍が侵略行為を行ったと書いてありましたからね。その予備知識はありましたよ。でも、中国を含む東南アジアは当時欧米列強の植民地だったのがほとんどだったのです。私なんて東南アジアに仕事ででかけた時には、昔、日本の兵隊が残虐非道の行いをやったので、もしかしたら、その国の民衆からひどいめに会わされるのではないかと思ったものでした。まったく違いましたね。ここで、そのことは書きませんがね。
国の内外を問わず、戦争で肉親を失った数多くの人々の心情をいたずらに傷つけるだけだ、との文言も拙いと思います。A級戦犯がすべて、戦争で肉親を失った数多くの人々の心情を傷つけているわけではないでしょう。その責任をすべてA級戦犯に負わせるのも酷とおもいます。沖縄戦、無差別爆撃、原爆で亡くなった方の責任がすべてA級戦犯にある訳ではないとおもいますので、この文言も拙いと思います。東京裁判がどんな裁判だったか、社説の筆者はご存じでしょう。

それで、社説の筆者の、野田氏が、首相になれば過去の歴史を背負い、日本国を代表して発言しなければならない。行動を慎み、言葉を選ぶのが当然だ、と書いていますね。過去の歴史を背負いとは、日本軍が行った残虐行為のことを社説の筆者は言いたいのでしょうが、なぜこのような文言が選ばれたのか不思議に思いますよ。日本の首相は自分の言葉で日本を代表して発言して良い(すいません、かなり偉そうですけどね)と思いますからね。菅首相の尖閣諸島沖事件の対応は、日本国の首相としては、本当に恥ずかしい限りでしたからね。そのとき、この朝日新聞社説の筆者はどのようなことを書いたのか分かりませんが。実は知っていますよ。あとで引用しますからね。あの時にも私にとっては寂しい文言でした。ですから、尖閣諸島沖事件発生時、あの時には、朝日新聞社説なんて、ほとんどと言うか、あまり読んでいなかったのかも・・・。

朝日新聞社説の筆者の、言われ無き非難の矛先はさらに野田財務大臣に突きつけますね。

「一方で、野田氏はこの終戦記念日に参拝しなかった。02年に代表選に立候補した際は「外交問題を引き起こす」ことを理由に、首相になっても終戦記念日の公式参拝はしないと言った。
外交を大切にするのなら、誠意ある言葉で説明すべきだ。発言を受けて、韓国外交通商省は「侵略の歴史を否定しようとする言動だ」と批判している。中国や韓国のみならず、東京裁判を主導した米国との関係にも良い影響は及ぼすまい」
と、どうしてこのような発言になるか不思議ですね。

終戦記念日に靖国神社を参拝するのは個人の自由ですからね。朝日新聞社説の筆者にどうのこうの言われる筋合いのことではありませんからね。私は、終戦記念日ではありませんが、別の日にお参りしたことはあります。広田弘毅も誤った裁判でA級戦犯にされ、処刑されたんだよねと思いながら参拝しました。あれだけ、沖縄を蹂躙し、日本本土を無差別爆撃し、さらに原爆で一般市民を殺戮しても、勝てば英雄、負ければA級戦犯で処刑なのでした。

「外交を大切に~、東京裁判を主導した米国との関係にも良い影響は及ぼすまい」の文言には、これも驚きますね。中国、韓国の歴史認識発言をまるで、朝日新聞がそのまま容認する文言としか思えませんね。戦後、中国、韓国がどれだけ歴史に残る犯罪行為まがいのことをやってきたのかも、朝日新聞として、中国、韓国に歴史認識させてはいかがかと思います。でも、朝日新聞にはとうてい無理かな、でも、やらないのは何故でしょうか。

朝日新聞社説の筆者は、さらに図に乗ります(失礼)。

「代表選に立候補しても、この点を問われるに違いない。その時、自らの歴史認識も含めてきちんと話し、代表、そして首相の有資格者だと示してもらわなければならない。
野田氏は、文芸春秋9月号に公表した「わが政権構想」で、国内産業の衰退や、電力・エネルギー、財政の「三つの危機」に取り組む決意を示している。
確かに、いま優先すべきはそれらの課題だろう。とすれば、課題に取り組めるよう、野田氏は自ら環境を整えるべきだ」とダメを押しています。

朝日新聞社説の筆者の歴史認識がどのようなものかは想像できますが、首相の有資格者がいつも村山首相談話の信奉者なら、日本国民は戦後65年以上経っても、肩身の狭い思いで隣国とやっていかなくてはいけない。野田氏の政権構想の優先課題に、朝日新聞筆者は同意しつつも、歴史認識の言葉を押しつけているわけです。その終わりの文言がまたまた酷いのです。

「歴史をめぐる問題は、苦労を重ねながらここまで積み上げてきた。国のリーダーの言動で再び歩みを止め、処理すべき課題に向き合えない事態を繰り返すべきではない」と。

なんか尖閣諸島沖事件の時の朝日新聞社説の文言にも似ていますが、「日中はアジアにとっても世界にとっても「最も重要な二国間関係の一つ」である。今回の事件に目を奪われるあまり、営々と育んできた果実を失うようなことがあってはならない。もうとっくに日本側に果実なんて実らない・・・・。
こう言い換えると良いのかも・・・。営々と積み上げたきたのは日本で、中国なんかいつでも壊すのは構わないと考えていますよ。私なんて、中国が壊したものをいくつでも列挙できますよ。もしかしたら、ブログでたくさん書いてきたかも・・・。いつもこの文言が頭に浮かびます。

歴史をめぐる問題は、日本の政治家の弱みにつけ込んだ、中国、韓国の外交なのですよ。敗戦国日本、あんたたちは、戦前、あんな悪いことをやっていた、そんなこと、欧米列強がもっとひどいことをやっていても彼ら、中国、韓国はなんら話題にしないのです。だって当時は帝国主義の時代、弱肉強食時代。弱い国はみんな植民地になったのです。その酷い有様は、東南アジア訪問時、その国の人々から聞きました。そんな欧米列強に言っても聞く耳は持たないからですね。日本は歴史認識を出して攻撃するとすぐ言うことを聞く。まして、どこかのマスコミ、朝日新聞?も、歴史認識で中国、韓国にやられますよと取り上げてくれる。日本国を代表する新聞社の社説が、このように、明日は日本国の首相になるかもしれない人の揚げ足取りに終始して、中国、韓国にまたまた歴史認識発言の塩を贈って良いものか、と思います。

言葉を選ぶ器量をもて、とは言いますが、揚げ足取りで社説に認(したた)めるのは、同じ言葉を返されるのがおちと思いますよ。あの返すのは私ですから無視すればよいのですけどね。
朝日新聞には、歴史認識の言葉に、きちんとした(へ)理屈をつけて、中国、韓国に歴史認識の言葉を送り返すという、器量と度量をもつようにお願いしたいと思います。

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言葉は厳しいですが、朝日新聞殿、本当に、しっかりして下さいよ!

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