「一定のめど」がつきましたので、菅首相は退陣することになるそうです

前回のブログで「一定のめど」の”一定の”の意味するところについてつれづれブログしました。”一定の”の意味する本当の意味、”一つに決まっていて変わらないこと”をしっかり菅首相に確かめないといけないなどと、新聞記者ならびにマスコミ関係者に対し失礼なことを言ったりしてしまいました。申し訳ありませんでした。菅首相の口から、「一定のめど」がつきましたので、退陣するとの意味に類した言葉があったようなので、本決まりのようなのですが・・・。

前回のブログ作成後に、菅首相自身が、以下の発言をしていましたね。
8月9日(官邸で記者団に) これまで自分で言ったことについては責任をもちます。
8月10日(衆院財務金融委) (3条件が)成立したら、代表選を速やかに行い、新代表が選ばれた時は首相の職務を辞して新たな首相を選ぶ段階に入ります。

それで、8月10日の発言が、「一定のめど」が(3条件;これが一つに決まっていて変わらないこと)と決定し、正式に、菅首相退陣本決まり発言と新聞記者、マスコミ関係者が採ったようです。

でも、むりやりこじつけて、やはり、あの官僚言葉、「一定のめど」には触れていないのが気になりますね。それが、(3条件:第2次補正予算、特例公債法案、再生可能エネルギー特別措置法案のこと)成立したら、代表選~新たな首相を選ぶ段階に入ります、で菅首相退陣、しかも8月中には、となったのですね。まだ、すっきりしませんけどね。

主要新聞はだいたい次のように記事にしていますね。

「「一定のめど」での退陣表明から2カ月以上も抵抗を続けた菅直人首相がようやく退陣を明言したのは、民主党執行部が自民、公明両党と連携して退陣の環境を整える前代未聞の包囲網に、ようやく「潮時」を悟らされたためだ。原子力行政の見直しなど政権の「成果」を強調するが、退陣時期をなお明確にしないところに未練もにじませる。
残る2法案、再生可能エネルギー特別措置法案、特例公債法案が成立した段階が退陣時期と明言したかたちになった。
菅首相自身、「十分国民の皆さんに理解をいただけていないという意味では残念なところはあるが、やるべきことはやっているという意味で残念とか悔しいという思いは決してない」と断言する。
菅首相は8月10日の衆院決算行政監視委員会で未練を否定する一方、東日本大震災の復旧・復興、原発事故の収束、税と社会保障一体改革を成果として列挙した」
のでありました。

私、ふらぬいは、菅首相の首相としてのやりかたを理解しえなかった一人(菅首相への期待が大きかった分、失望も大きかったと理解していただければ幸いと思います)として、心から理解できなかったことは残念至極に思っています。でも、それには確固たる理由がありますからね。なんとなれば、菅首相の発言と実行力には大きな乖離があったこと否めませんからね。結局は、菅首相は思いつきを言うだけで、何も実行できなかった(これは言い過ぎかも、ご本人は、よくやったとのお考え)との印象が強いですからね。ここではあえて列挙しませんが、私のブログには数多く、菅首相の拙いところを書きました。
私がいつの間にか、忌み嫌うようになってしまった菅首相の言葉が、「議論して欲しい」、「任せている」、「注目している」、「注視したい」等々まだまだありますが・・・。これらの言葉自体は政治家としては、それなりに自分の意思、実行力が入っていて、好ましい言葉だったのでしょう。それで、意思が伝わったか? 実行が伴ったか? と言うと、両方ともそのようではなかったような気がします。(それで、手をこまぬく、立ちつくすなど、何もしていないと私が揶揄したりして、忸怩たるものがあります) 
東日本大震災の復旧・復興、原発事故の収束、税と社会保障一体改革を菅首相ご自身の成果と自慢なさるのは、少なくとも、というより、まったく違っていると、私は言ってしまいますからね。

私は本音を言えば、菅首相にはもっと首相をやっていただいて、言うばかりではなく、このようにやるのだと、実行力を見せていただきたかったと思います。東日本大震災、福島第一原発事故、これら未曾有の事態は首相の実行力が試される千載一遇の機会でもあった筈です。残念ながら実行力発揮は行われなかったのでした。
「最小不幸社会の実現」を目指す菅首相の言葉は言葉の選択間違いと考えていましたし、「最大多数の最大幸福社会の実現」が本心? そちらが良いのではとの指摘もしました。高杉晋作の「奇兵隊内閣を目指す」、は実践、実行を重視するのであれば、それも良いかなと思っていましたが、こちらも残念ながらまったく実践、実行が伴わなかったと理解もしています。

さらに、菅首相が、8月9日にご自分のブログに書かれた、「脱・原発依存」方針について「言葉を繰り返しているだけではない」と強調。経済産業省の幹部更迭と原子力安全・保安院の分離を決めたことにより「中味(人事)と器(組織)の入れ替えで、もう後戻りはさせない」と訴えたのでした。これも実態からはかけ離れた自己満足だったのではないかと思います。
そう言えば、更迭された幹部は、なんと退職金も大幅増額されての退職なのだそうです。普通の企業ではありえない話ですがね。人のお金(税金)だから出来るのでしょうけどね。まあ、更迭とは、役目や職などについている人が変わることですから、原子力行政に不都合があっての交代では無いですよね。それを、私(菅首相ですよ)がやったと仰るのも変ですがね。これらは更迭ではなく定期異動であって、なんのご自身(菅首相ですよ)の意図は感じられないですからね。
「官僚なんてバカで、大バカですからね」と菅首相に言われた官僚ですが、「菅首相なんてバカで、大バカですからね」と送別会で挨拶している官僚の姿が私には見えますがね。

話は変わりますが。私、ふらぬいは、IT技術者として、プライド、誇りを持って技術者人生をやってきました。その技術者としてのプライドですが、自分の作ったもの(製品)に対して「こうあるべし:便利で、使いやすく、安全である」との考えは持っていました。もちろん新規で革新的技術はちりばめたものですが、こちらは当然ですから自慢してもね・・・。会社の中でも、設計者は、部品手配、製造、検査、出荷の自社内の各工程を意識して、後工程はお客様との意識で物作りをやってきました。そのことから、今回問題になった原子力発電所ばかりではなく、いかなる技術製品にも危険はつきものとの認識をもっていました。ですから、安全意識については人よりは強かったと考えています。私の設計した装置については、設計・製造・運用・保守・廃棄の各工程に於ける”製品のライフサイクル”の意識はずっと頭に入れて技術者人生をやってきました。ですから、どの時点、どの工程においても危険なもの、危険な事柄を排除しなければいけないとの認識は強かったのです。私の専門である通信の分野においても、少なからず、それらの危険は現に存在はするのです。まして、私の本業である設備の運用管理装置は運用管理ならびに保守者が安全にその任務、職務を成し遂げることを支援するものです。通信設備ばかりでなく、発電所や高速鉄道、自動車交通の運用管理にも使われるものでした。私は、原子力の技術者についても私と同じ安全の考えをもっていると期待しておりました。日本の原発について、原発技術者がなぜ、原発の運用・保守について、原発の安全な稼動と安全な停止、原発の安全な廃棄といった、製品の各ライフサイクルについて安全の考えが及んでいないのが不思議としか思えなかったのです。原発の廃棄が出来ないまま、何故、このように稼動、運用を続けているのか理解に苦しむのです。
もし、理系の首相を標榜する菅首相が、原発は危険だから止めようとの考えも、そのこと(思いつきです)自体は立派なお考えと思います。しかしながら、何故、原発のライフサイクルすべてに渡っての安全の意識が無いのか?との考えに思い至り、原発の安全が疎かになっていることをこれこれと指摘し、危険な事柄を除去、追求させるのも一つの見識ある考えと思うのですが・・。
まして、この失われた20年から30年に入りつつある日本国、若者を含め雇用の確保、労働者の安全、国民の安全を第一義に考えるのが一国の首相でしょうに。そのような考え方を最後まで示すことができなかった菅首相は残念ながら去っていかれるしか仕方がないと思うのです。

私はこのブログの内容についても、どうせ、菅首相の発する脱原発の言葉は、口先だけの実行が伴わない発言と決めつけてしまいました。もし、本心からそのように考えているなら、色々な場面で関係者、関係機関を巻き込んで原発の危険性を指摘し、その除去、ならびに安全対策の必要性を訴えるべきでしたし、もっともっと、怒りをもって、国会ならびに委員会の場で、語り続けるべきでしょう。首相の発言は重いのです。首相の発言を個人の発言と置き換えた段階で、心の底からへ、「脱・原発依存」を考えていた訳ではなかったのでしょう。もし、脱原発が個人の揺るぎない信念でしたら、これからも、一国会議員としても活動すべきです。これからの活動次第で、菅首相の大好きな言葉、「歴史が評価」してくれるかも知れません。

それより、もし、「脱・原発依存」方針が本心なら、次期代表選挙に影響力を行使して、自らの路線を引き継ぐよう、影響力行使をすべきでしょう。でも、今回は人身一新? 若い人に引き継ぐと仰ってますから、出番はないでしょうね。現執行部の代表選戦略に、全面協力できない菅首相の複雑な心境を理解はしますよ。こんなこと理解しても意味の無いことですからね。

菅首相退陣。
「一定のめど」がついたから、今が退陣の潮時と菅首相は分かっていても、退陣そのものに納得できないかも知れませんね。菅首相にとっては、忸怩たるものがあるでしょう。
「脱原発方針、経済産業省の幹部更迭と原子力安全・保安院の分離を決めたことにより、もう後戻りはさせない」と成果とは言えない成果を強調する菅首相に、やはり、言葉だけとしか受け取れないように思えるのは私だけでしょうか。失礼しました。

「一定のめど」がつきましたので、菅首相は退陣することになるそうですブログでした。

退陣を決めた菅首相に石(礫:つぶて)を投げるブログになってしまいました。私は、菅首相にとっては何回か起死回生の機会があったと思っていますが、それをものにできなかったのが残念に思います。やはり、発する言葉には実行力が伴わないと・・・。
でも、民主党が新しい代表を選出し、新しい首相が決まると、衆議院解散は必至ですよね。ということは、新首相は最短の首相任期で終わる公算が大なのですけどね・・・。新首相には、未曾有の困難に立ち向かう、なでしこジャパンならぬ日本男児、さむらいジャパンの勇姿を期待しますからね。もしかしたら女性の首相待望かも。

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