中国高速鉄道 衝突脱線落下事故 落雷は中国版青いキリンには想定外? まさかね

「中国高速鉄道 衝突脱線落下事故 落雷は中国版青いキリンには想定外? まさかね」と題するブログです。あの中国版青いキリンとは中国版新幹線のことなのですが、私はどこかの新聞社がパクリなどと使うのには抵抗がありますので、中国版青いキリンと呼ばせていただいています。あの、青いキリンブログを読まれた方はお分かりになると思いますので、これ以上の説明は省かせていただきますよ。まさかね、とは、私、ふらぬいが好きな文言です。前の文のきつい言い回し少し和らげるつもりで・・・。では、始めます。

中国高速鉄道で先日、7月23日、200人以上の死傷者を出す大きな鉄道事故が発生しました。この5年間で中国高速鉄道の総延長距離が9000Kmにもなり、一気に高速鉄道大国に昇り詰めた中国になぜこのような大事故が発生したのでしょうか。もれ聞くところによりますと、数え切れない大中小の事故が発生していたのだそうです。それで、私は、いつかは大事故に発展(?)しかねないとの心配はしていましたが、とうとう死傷者を出す大事故が発生してしまいました。でも、中国鉄道省当局に言わせると、「落雷による設備故障」が事故の原因であり、「落雷が無ければ起こり得なかった事故」だったと言いたいのだそうです。それで、落雷が及ぼしたところの設備故障は、中国鉄道省にとっては、やはり想定外(そうていがい、考えてもいなかったこと)らしいですよ。ですから、中国鉄道省としては、もちろん対応策なんて考えていないし、採りようもない。まして、この事故について、反省する必要もないし、まぁ、いいかって、運転再開を急ぐのが先決で、もう運転再開してしまったのだそうですよ。乗客の安全第一を考える、我が日本のJR新幹線と、大量輸送、高速輸送第一を考える中国の高速鉄道、新幹線「青いキリン」号? とはその成り立ちが違いますからね・・・。
本当はですね、「中国新幹線技術は自分の独自技術でないので、問題が起きても解決できない。結果の甚大さは想像もできない」と中国の要人からの指摘もありましたが・・・。今回はそれにあたるようですね。

中国東部・浙江省温州で7月23日夜発生した高速鉄道の衝突(追突)、脱線、高架から車輌が落下、転落(?)した事故では、7月25日現在、死者が40人、負傷者が192人発生しているそうです。この数字は最終かどうかははっきりしません。もっと増えるかも知れません。

というのは、中国鉄道省当局は、高架にぶら下がっていた大破した車両を高架から下に落とす方法で撤去作業を行ったのでした。あの、高架から下にそっとおろすではなく、落とすということですから、車輌は大きく破損しました。原因調査に伴う車体の検証に影響しかねないとの懸念も出ていました。この落下させた車体の中から死体が発見されたそうです。もし、落下させる前は生存していたとしたらどうする?などと考えてしまいますね。また、衝突された車両の最後部に生存者が発見されたのは、車輌の解体、除去作業が始まった後との話もありますね。人命救助が最優先の考えは中国にはありませんからね。
そのことを裏付けるように、なんと、すでに高架から転落、大破した車両を、7月24日、事故原因の調査も進まぬうちに、重機で切断するなどして撤去作業が行われました。もしかしたら、遺体や遺品があるかも知れないのにですよ。そして、事故の原因究明に必要な、大破した、事故車両の運転席部分をメチャクチャに大破させ、車輌もろとも、付近の農地に重機で穴を掘って埋めてしまいました。なんと、救助作業を円滑に進めるためだった、としているのですが、残りの車輌は放置されたままですからね。その理由がまともなものでないことは自明のことです。ぶら下がった車輌を落下させ、落ちて地上にあった車輌を重機で破壊するわ、運転席車輌はメチャメチャに壊してすべて地中に埋めてしまうわで、びっくりしました。中国鉄道省にはこのように処理してしまわないといけない何かがあったのでしょうね。このように、ずさんな高速鉄道の事故対応を疑問視する声も中国国内ではあるようです。日本では、人命有線、事故原因究明有線は当たり前のことですからね。

運転席車輌を埋めてしまったことに、中国のインターネット上では「現場検証も十分行わずに、証拠隠滅をするのか」などの批判も出ているともありますね。そんな声に押されたのかどうか、埋めた車輌をまた掘り出して、事故原因究明を行うと運び出してしまいましたが・・・。いったい、どうなっているのでしょうかね。

新華社電などによりますと、事故は、北京発福建省福州行きの高速鉄道列車D301号(16両編成)が、付近での落雷のため高架上で停車していた浙江省杭州発福州行きの高速鉄道列車D3115号(16両編成)に追突、301号の先頭4車両が脱線し、約25メートル下の地面に落下した。事故を起こした列車の車両は川崎重工業の技術供与で製造された「CRH2」型(東北新幹線の「はやて」と同じ車輌、中国版青いキリン)とカナダのボンバルディア社による「CRH1」型。
中国鉄道省報道官は7月24日、国営通信の新華社などを通じ、「落雷による設備故障」が原因だったとの見解を表明しました。落雷に伴い、列車衝突回避に欠かせない制御系統に重大な問題が生じた可能性も出てきたと言えます。ただ、大手車両メーカー「中国南車」幹部は、「いずれの車両も技術的にかなり完成度が高い」として車両故障の可能性を否定しているのです。車輌ではなく、信号システムに問題があって停止命令が後続の列車に伝わらず、追突に至った可能性を指摘したのだそうです。
なぜ、停車中の列車に後続列車が突っ込んだのか。中国高速鉄道の脱線落下事故で、中国当局は落雷による「天災」を強調しているが、管理や運行のミスによる「人災」を疑う声も高まっていると言います。
そして、最大の謎は、ATC(自動列車制御装置)がなぜ作動しなかったのかと言われています。ATCは前方列車との間隔などの異常を察知し、自動的に車両を減速、停止させる仕組みであることは、日本人だと存じ上げてはいますが。日本では(中国ではありませんよ)、ATCが故障すれば一帯の列車はすべて止まります。日本政府の高官からは「ATCを切って手動で走っていたのではないか」との、好意的(?)な見方すら出ているそうです。
でも、私は少し意地悪ですから、あの中国の高速鉄道、中国版青いキリンですからねと考えます。もしかしたら、中国の高速鉄道には、そんなものは、ATCですよ、不要として、もともと、無かったか、使えないようにしていたかも知れませんからね。真っ先に運転席車輌の運転席部分をメチャメチャに壊して埋めてしまいましたよね。何故、中国鉄道省はこのようなことをしたのかと、はっきりとは言いませんが、穿って考えてしまいますね。

中国鉄道省報道官は「落雷が故障を引き起こした」と強調していましたが、国内外の専門家は「鉄道には避雷装置があり、雷を逃がす仕組みになっている」と首をひねる。避雷装置が機能しなければ「中国は平原を走る路線が多く、落雷の危険は常にある。システムを改善しないと同様の事故が起こる」などと、危険を指摘しているそうです。これについては、避雷装置です、間違いなく設置されていますから、こちらの問題にするのは難しいのではと思いますね。

まだまだありましたね。7月23日、当日のダイヤの乱れが注目されているそうです。時刻表だと、追突したD301号が温州南駅に到着するのは追突されたD3115号より15分早い予定で、本来は前を走るはずだったとみられる。遅れを取り戻すため、通常と異なる運行を迫られていた可能性があるとのことです。中国の高速鉄道においては新幹線、列車ミステリーものは日の目を見ないのでしょう。なんと、新幹線、列車に時刻表とは異なる追い越しがあるのですね。日本のトラベルミステリー作家が中国鉄道を舞台に推理小説を書くことができないこと分かりましたね。中国人作家に、日本の松本清張の「点と線」に勝るミステリー小説を期待するのが間違いだったのです。すいません、また話が逸れていきますので、戻しますね。

ここでは、D301号(はやて)の前に、停車している筈のないD3115号(ボンバルディア)が走っている、本当は停車している、のです。D301号には想定外の事態が発生しているのです。追突事故はこの状況の中で起きますね。
乗客の証言で、D301号は減速しないまま突っ込んだ疑いが強まっています。信号が故障していたにしても、異常を察知できなかったのか。香港メディアからは「運転手は居眠りをしていたのではないか」との声さえ出始めたそうです。これは違いますね。高速鉄道は自動運転ですから、例え運転手が居眠りしていようが、電子メールを入力、送信していようが大丈夫なのです。じゃあ何故なのかとなりますね。

私が思うにはですね、中国の高速鉄道は在来線を通行する高速鉄道車輌が、単独で高速鉄道の専用軌道を走ることがあるようですね。日本で言いますと、山形、秋田新幹線方式の車輌が、東北新幹線軌道を単独走行するのですかね。いや、日本では、山形、秋田新幹線車両は東北新幹線車両に連結接続して東北新幹線軌道を走行しますね。今回の事故状況から考えると、中国高速鉄道は少し違いますね。山形、秋田新幹線車両がそのまま東北新幹線の軌道を単独で走行するような感じがしますね。ですから、日本では、在来線(別な路線でも同じです)からの新幹線車両が、本線の新幹線車両を追い越して入ることはないのですね。今回の中国高速鉄道では、たとえば在来線からのD3115(ボンバルディア)が、高速軌道に、もともと先に通過する高速鉄道(D301、はやて)を追い抜いて入り、しかも落雷が原因で停車してしまったのでしたね。別の線路からの車輌が、高速鉄道(中国新幹線)の軌道に、しかも高速鉄道(中国新幹線)車輌を追い越して(つまり後に入るものが間違って先に)入ってしまったのですね。日本の新幹線では起こり得ないことでしょうね。(もしかしたらあるかもしれないですね。COSMOSなどはこのことを考えて設計出来ていると思いますよ。あの台湾新幹線の運行管理システムは、以前ブログに書きましたが、もちろん出来ているそうですよ。日本がきちんと作ったシステムですからね)

これも私が思うにですね、日本の新幹線はATCが設置されていますので、衝突することはありません。M9.0の東日本大震災の地震にも耐えました。そして、さらに、日本の新幹線の運行管理システムは、たとえ、間違って先に侵入してしまった車輌があったとしても、新幹線車両の運行を管理するシステムはきちんと動作すると考えていますが、中国の高速鉄道の運行管理システムは、これは中国の技術で開発したと彼ら、中国側は言っていますね、こんなこと想定外(そうていがい:考えていないことです)だったのでは無いでしょうか。ですから、後続の高速鉄道電車は前に停車していた電車を認識できなくて、通常の走行速度(約時速200キロ)で衝突、追突してしまい脱線、転落してしまったのとうがって考えてしまうのですが。いかがでしょう。そして、ATC、自動列車停止装置はなんらかの原因で使っていなかったのでしょう。もしかしたら、本当に装備されていなかったかも知れませんね。青いキリンのままだったのかも知れません。
ですから、在来線から高速軌道に入った高速鉄道車輌が、雷による信号機故障等で高速軌道上に停車していた。そこに高速軌道を走る、新幹線「和諧号」がやってきた。この新幹線はなんらかの原因で時間遅れを生じていた。つまり、この新幹線がこの場所を通過する時には、在来線から入ってきた車輌は存在しないことになっている。まして、信号機は故障しており、ATC(自動列車停止装置)などもちろん動作していない。日本の鉄道の感覚で車輌を停止させなければいけないとの考えはない。つまり後続の新幹線の運転手には、前に車輌が停車している情報など提供されない。そして時速200キロ超で走行していたら、そのままぶつかる。もしかしたら、あってはならないことですが、これが今回の事故の実態ではないかと思います。

今回の事故をつらつら思うに、こんな今回のような複雑な条件が重なって起こったとしても、まともな、日本で開発された列車運行管理制御装置、システムがあったとしたら、きちんと対処しえたと思います。でも、中国版運行管理制御装置、システムには想定外とプログラムされているのかも知れませんね。想定外はプログラムではバグとなり、どのように動作するかは分かりません。異常な動作を起こします。ですから、列車運行管理制御装置、システムの設計者、管理者は、想定外、このような条件は、実際に、大中小の事故を経験して、運行制御装置に実装(プログラム)されていくものなのです。中国鉄道省の技術者が、大中小の事故をどのように、運行制御システムに反映していったかですが、5年の運用経験でどうかと思ってしまうのですが・・・。

中国版新幹線(青いキリン号)に実装のATCですが、日本から技術供与の新幹線にはATC搭載個所があったので、中国の開発車輌にはATCのダミー(青いキリンATC:それらしきもの)が実装されていた。または、実際は何も無かった。だから、運転席部分の車輌を真っ先に破壊して、土の中に埋めてしまった。もうひとつ考えられるのは、中国版ATC(自動列車停止装置)がまだ未完成で、なんとそれに似せたダミーが実装されていたと考えるのも良いのかも。やはり、中国新幹線は「青いキリン」との所以かな。こんなこと無いよね。まさかね?

台湾新幹線は実際に開通、運用開始されるまで、何年も、そして何回か運用開始が延期になったでしょう。それは、台湾新幹線の運行管理システムの保守者がその運用技術を会得するのに時間がかかったのと、台湾の鉄道の運用に合わせるのに、何回もシステムの改修、性能向上等の取り組みがなされたからと、伺っていますし、そのように考えていますよ。

中国版新幹線、安全性を高めるにはさらなる運用技術の積み上げと、謙虚に失敗に学ぶ取り組みが必要ではないかと思います。やはり今の中国版新幹線(青いキリン)は私が乗るには時期尚早との考えをもちましたね。それで、台湾新幹線には乗ったのとお訊きですか? もちろん乗車しましたよ。だって、台湾新幹線の運用管理(運転制御)システムは私の友人も設計に関与してましたから、安心して乗車しました。快適でしたよ。
皆さんも是非、安全の確認された台湾新幹線に安心してご乗車下さい。

中国高速鉄道 衝突脱線落下事故 落雷は中国版青いキリンには想定外? まさかね、ブログでした。

私の友人の中国人技術者は本当に責任感が強く、優秀なエンジニアでした。問題なのは中国共産党一党支配による国内の官僚システムなのです。日本も政治家、国家官僚は無用の長物に陥りつつありますが・・・。

ちょっとくどい内容と、システム論まで書きましたが、中国鉄道省は同じ条件のもと、事故検証が必要だと思いますよ。私の考えが間違っているかも知れませんからね。

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