ケータイ電磁波 WHOが注意喚起「発がん性の可能性」をつれづれぶろぐ

ケータイ電磁波 WHOが注意喚起「発がん性の可能性」と主要新聞に記事が掲載されていました。また、TVでも大きく報道されていましたので、皆さんご存じと思います。携帯電話の電波が、う~ん、発ガン性の可能性ね。WHOが注意喚起している。しかも、ケータイ電磁波が発ガンの可能性についてね。なにを今更、と考えてしまったのがこのブログです。

私は、新聞記事のタイトルを読んでの第一印象は、あれっ、ケータイ電磁波が発がん性の可能性だなんて、昔からよく言われていたのにどうして? しかも、あの世界保健機構(WHO)が、なんで今更、注意を喚起するのだろうと思ってしまいましたよ。と言うのも、電磁波が(低周波であろうが高周波であろうが)健康に与える影響、可能性は昔から、多方面で、かなりの方が指摘しており、発ガン性の可能性についてはご存知だったのではと考えたのでした。と言うことは、WHOはケータイ電磁波については今までなにも「発がん性の可能性」を注意喚起すらしていなかったのだ。私なんて、とっくの昔にケータイ電磁波の「発がん性の可能性」について周知が終わっていたものと考えていましたから、逆にびっくりしましたよ。私の文章、ちょっとくどいかと思いますがね。勢いでいきますからね。
なんと言いましても、携帯電話は日本国民にとって、今では肌身離さず保持しているものであって、もう無くては生きていけない? 生活すらできない? 言い過ぎかな、そう言った持ち物になってしまっていますからね。
それなのに、「発がん性の可能性」とWHOが指摘したのを、マスコミ、TV、新聞が今回、大きく取り上げたのでした。
発ガン性の指摘ですから、ガンはやはり怖いです。そう言うことですから、我々一般国民も、我が身可愛さに、身構えてしまい、その指摘、ケータイ電磁波「発がん性の可能性」、に耳を傾けないといけないのですね。なんとまあ、表現がまわりくどいこと、自分でもあきれます。

それで、可能性との言葉からいきますね。というのは、どこかの国で原発事故があり、日本です、再臨界の可能性について、可能性がゼロとは言えないと、言った、言わないとかなんたらで、もめたことがありましたね。その議論は議論の前提、冷却用の注水を止めたことが有ったか、無かったと言うより、注水を止めていなかった、つまりそんなこと無かったで、可能性の議論も、危険性の議論もどこに行ったかわからなくなってしまいました。もしかしたら、このこと自体、私のよくある早とちりで違っているかも知れませんがね・・・。

まず、その”可能性”の言葉の定義からいきたいと思いますね。
広辞苑によれば、”可能性”とは、①できるみこみ。②論理的に矛盾が含まれていないという意味で、考え得ること。あることが実現される条件がそれを妨げる条件よりも優勢であると確認されていること。ただし、可能性であるかぎり、それと反対の可能性も考えられるのです。今回の「発がん性の可能性」の”可能性”は②の意味で使われています。
ついでで申し訳ないのですが、”危険”とは、①危ないこと。②危害または損失の生ずるおそれがあること。広辞苑、国語辞典には載っていませんが、”危険性”とは、その危険の①または②が起こる可能性の意味で使っているのですね。こちらは蛇足ですね。

”可能性はゼロではない”との言葉はよく聞きますね。それも専門家がよく使います。それも、本当は自信の無いときにですね。それは可能性であるかぎり、その反対の可能性もあるからです。”可能性はゼロではない”なんて答えられると、質問した人、訊ねた人は怒りますね。ゼロまたはゼロでない、シロかクロかはっきりせよとですね。
それで、訊ねた側がもし上司ですと、部下が”可能性はゼロではない”なんて答えると、上司はきっと君は素人(しろうと)かと怒ります。彼は可能性は1(いち)か0(ゼロ)かとの回答を求めているからです。でも、彼は彼の上司には多分、可能性はゼロではないと答えるんですよ。可能性はゼロではないとはなんと便利で、しかも人を喰った言葉なのでしょう。私は思考回路が理系ですから、上司に、可能性はと訊かれると、7対3、5分5分との厳密?な言葉を使ってしまい、やはり叱られたものでしたが。さらに、訊いた本人が、可能性なんて言うな!とね。可能性はゼロではないとは言えないものですから・・・。いつも失敗していたような・・・。

それでブログです。ケータイ電磁波が「発がん性の可能性」の新聞記事から引用します。朝日新聞記事です。あの、私が今まで”可能性”とはと述べてきたことを頭にいれて、読んでいただきたいと思います。まず腹が立つことはありませんからね。

「世界保健機関(WHO)の国際がん研究機関(IARC)は5月31日、携帯電話の電磁波と発がん性の関連について、限定的ながら「可能性がある」との分析結果を発表した。耳にあてて通話を長時間続けると、脳などのがんの発症の危険性が上がる可能性があるといい、予防策としてマイク付きイヤホンの使用を挙げている。
フランス・リヨンで5月31日まで開かれた作業部会で、14カ国の専門家31人が議論し、携帯の電磁波について、五つある発がん性分類で上から3番目の「可能性がある」に位置づけた。IARC分類(*に分類を掲載)は、各国が規制措置をする際の科学的根拠となるため、今後、規制論議が始まる可能性がある。ただ、動物を対象にした研究では明確な関連性がないとした上で、今後、長時間携帯を使う人などを対象にした研究を重ね、さらに分析を進めるべきだとした」とのことです。

*IARC分類
〈発がん性分類〉
WHOの一機関である国際がん研究機関(IARC)が判断する、人間への発がん性の危険度。(1)発がん性がある=グループ1 (2)おそらくある=グループ2A (3)可能性がある=グループ2B (4)あるかどうか分類できない=グループ3 (5)おそらくない=グループ4、の五つの分類がある。(3)には、殺虫剤や人工着色料に含まれる化学物質など約240が挙げられている。コーヒーも膀胱(ぼうこう)がんとの関連で(3)に分類されている。
(なんとあいまいな分類表現でしょう。(6)絶対ないがありません。日本語そのものがあいまいな言葉ですので、英語で確かめた方が良かったかも、ふらぬい記)

あの、もともと電磁波についてはかなり昔から人間の体にとって悪影響を及ぼす可能性があると考えられていましたよ。私、ふらぬいも、通信技術者の端くれですから、マイクロ波通信に使われる電磁波についてもそれなりに注意を払っておりました。40年以上前になりますが、もともと仕事を始めた頃には、準ミリ波(20GHz帯の高周波)、ミリ波(30GHz帯の高周波)の装置設計の仕事をしましたからね。ただ、2GHz帯の仕事をするときには、先輩からちょっとした注意をされたことがありました。もちろん今では冗談だったのだろうとは思います。それは、2GHz帯の電波は人の遺伝子に影響があると言われていると。何ですか、と先輩に訊いたら、2GHz帯の無線の送受信機を開発設計しているエンジニアは何故か女のお子さんの生まれる確率が高いんだよと。送信機を設計している、だれかさんの子供さんは、みんな女の子なんだって。そう言えば、受信機のエンジニアの彼のお子さんもみんな女の子なんだと。そして、もし男の子が産まれたら、奇跡だと言って、みんなでお祝いをするそうだと。なんか2GHzの電磁波が遺伝子、特に男子の方に影響を与えるみたいと。つまり生殖遺伝子に影響がある可能性と。私も結婚する前でしたので、「そうか気を付けない」と思ったりしました。あとから考えると、そんなこと無かったことわかりましたね。私の同期の友人の子供は男ばかりもあれば、男女もあり、女ばかりも、あることにはありました。当たり前でしたけどね。だから可能性なのです。その時は遺伝子だけの話はありましたが、発ガンの可能性の話はなかったのですが・・・。

でも、何でもそうですが、電磁波を浴び続けること、つまり、携帯電話などのマイクロ波(800MHz帯、1.5GHz帯、1.9GHz帯、2GHz帯)や、送電線(50Hz・60Hz)などの超低周波も発ガン性の可能性があることが判ってきたのでした。と言う事は、問題の電磁波というよりも、すべての電磁波が人間の体にとって悪影響を及ぼす可能性があると考えていいでしょう。可能性があるということですからね。それと反対の可能性もあると・・・。
あの、フロンガスがオゾン層を破壊するとの話の時にも、有害?な紫外線が皮膚ガンを発生する可能性云々の話もありました。あの時にも可能性云々だったような・・・。あの発ガン性の可能性論議はどうなったのでしょうか。確かにフロンガス使用は無くなりましたが。解決したのかな。

新聞記事はさらに脅かしますね。

「電話回線を通じて5月31日記者会見した作業部会のジョナサン・サメット委員長(米南カリフォルニア大学)は、「(脳のがんの一種である)神経膠腫(こうしゅ=グリオーマ)や、耳の聴神経腫瘍(しゅよう)の危険を高めることを示す限定的な証拠がある」とした。
検証した過去の研究では、1日30分、10年以上の携帯使用で、グリオーマの危険性を40%高めたとの報告があるが、発がん性が明確に証明されたとまでは言えないという。
一方で、同じく電磁波を出す電子レンジやレーダーを職業上使う場合や、ラジオやテレビ、各種無線通信に日常生活で触れる場合も同様に検証したが、発がん性との関係はないとも結論づけた。
会見に同席したIARC幹部は、メールなどの文字を打つ形での携帯電話の使用は、発がん性との関連はないと説明している。ただ、音声通話の際は「長期的な人体への影響を考えるならば、イヤホンを使うなどの予防策がある」と述べた」
のだそうです。

ガンになる危険性を高める限定的な証拠ですから、また専門家がよく使う逃げの手段ですね。やはり、限定的な証拠でもよいですが、その確証をきちんと提示して欲しいと思います。そしたら、なんと研究して、検証までした方がいたのですね。1日30分、10年以上の携帯使用で神経膠腫(こうしゅ=グリオーマ)の危険性が40%高めたとの報告があったのです。どこか胡散(うさん)臭いと思ったのでしょうね、そのことで、発がん性が明確に証明されたとまでは言えないというとありますからね。次なる確証が必要ということでしょうか。
しかも、同じく電磁波を出す電子レンジやレーダーを職業上使う場合や、ラジオやテレビ、各種無線通信に日常生活で触れる場合も同様に検証したが、発がん性との関係はないとも結論づけたとありますからね。
ケータイ電話にイヤホンを使うことを推奨しているのですから、ケータイ電話の使い方を変えろと言っているのでしょうか。室外で使うときの危険度はさらに高まりますね。まわりの音、危険を知らせる音が入ってきませんからね。事故に遭遇する確率が高まります。なんと、ガンを発症する前に、大きな危険に遭遇することになってしまうかも。ですから、ケータイを外で、しかも歩きながら使うことは御法度になるかも知れませんね。
ここまでで、電磁波と発ガン性との関係は無いとも言っています。どうしてでしょうか。可能性はゼロではないとの表現が良いのではないでしょうか。

新聞記事はさらに続きます。

「WHOの国際がん研究機関(IARC)が、携帯電話の電磁波を、「発がん性の可能性がある(グループ2B)」に分類した。ただ、「2B」は発がん可能性があるという分類の中では根拠が弱いレベルで、物質のほか、職業としても消防士やドライクリーニングの従業員などがこの分類に指定されている。
IARCは多数の論文を検討した上で、「根拠はまだ限定的。さらなる研究が必要」とも言及している。
電磁波とがんの関係は、携帯電話が広く使われ始めた1990年代から指摘され、世界中で様々な研究が行われているが、まだ確定的な結論は出ていない。
1997年にできた総務省の委員会が実施した動物実験や、約430人を対象に行った調査では、携帯電話と脳腫瘍や聴覚神経のがんの発生との因果関係は証明できなかった。IARCの決定に対し、世界各国の科学者たちが作る団体は「時期尚早の決定」と批判するコメントを発表している」とのこと。

ここまでくると、どこかケータイ電磁波と「発ガン性の可能性」の根拠が弱いことにもなりますね。WHOの決定にも世界各国の科学者たちが作る団体は、時期尚早との批判が出てきているようです。何故でしょうか。可能性の指摘ですから、早ければ早いほど良いのではありませんかね。

記事の筆者は最後にそれを後押しする文言で締めています。
「それでもIARCがこのような決定をしたのは、少しでも健康に害を及ぼす可能性があるものは早めに注意喚起する、というWHOの「予防原則」からだ。携帯電話は多くの人の日常生活に欠かせない。結論が出ていない段階で過度に恐れる必要はないが、一方でリスクはゼロでないことを理解し、使用することが必要だろう」とね。

WHOの予防原則からは少しでも健康に害を及ぼす可能性があるものは早めに注意喚起するのが良いとの記事、筆者が弁護していますね。私は最初に書き始めたように、何故、注意喚起がこんなに遅れたかの方を問題視したいと思いますね。携帯電話が世に出てからもう30年以上も経過しているのですよ。自動車電話の時代を入れればもっと時間が経過しています。携帯電話も第3世代から第4世代に世代が変わりつつあるのではと思いますね。私は第3世代で終わってしまいましたが。
今回、私は、WHOの「予防原則」はまったく機能していなかったのではないかと危惧するものであります。ケータイ電磁波 注意喚起「発がん性の可能性」は可能性指摘である限り、遅きに失したのではないかと思います。ただ、記事筆者の「携帯電話は多くの人の日常生活に欠かせない。結論が出ていない段階で過度に恐れる必要はないが、一方でリスクはゼロでないことを理解し、使用することが必要だろう」は是とするものです。

日本では電波の生体への影響について、総務省(厚生労働省ではありませんよ)がホームページに掲載しています。基準を守っていれば何ら健康に害はありませんとのことです。
総務省の電波利用ホームページ
http://www.tele.soumu.go.jp/j/sys/ele/body/index.htm

今回のWHOは日本の総務省が、携帯電話の他人への影響ばかり考えていることを危惧して、使用する側の影響をも考慮しなさいと、ケータイ電磁波の「発がん性の可能性」を指摘してきたのかも知れませんね。携帯電話をPHSしか使用できなかった病院でも使えるように規制緩和が進みますね。その動きにもそれなりに影響するのでしょうかね。または、日本の厚生労働省になんらかの動きを期待するためのものなのでしょうか、私には分かりませんが。そのことについても、やはり、「可能性はゼロ」では無いのかも知れません。

ケータイ電磁波 WHOが注意喚起「発がん性の可能性」をつれづれぶろぐしました。

ブログの論旨はあいまいですが、”可能性”の言葉はやはり使い勝手の良い言葉でしたね。

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