スギ花粉症 「国民病」の対策は国が根本から

「スギ花粉症 「国民病」の対策は根本から」、本日、3月7日の読売新聞社説です。そこに、私が、”国が”と追加しました。何故ってお訊ねしますか? それは日本の政府、政治家、官僚が花粉症対策を”何もしていない”からなのですよ。さらに、これからも何もしない状態が続きますよ。

私は個人的に花粉症対策はしていますよ。もう25年近くお付き合いしていますからね。もしかしたら国の対策は必要ないかも知れません。なんと言っても、花粉症対策のプロ、ヴェテランでもありますからね。本当かな? 違いますね。それで、花粉症対策のホームページも貼り付けますからね。参考にして下さいね。
http://kafunallergy.com/

横浜若葉台は、本日朝がたの雨が雪に変わって、今回も少し積もりました。私は前回降雪時、雪かきをして腰を痛め、約2週間、腰痛に悩まされましたが、やっと痛みもひけて、正常な生活に戻りつつあります。今回は駐車場の雪かきを行う予定はありません。雪かきをして腰を痛めたら元も子もないからです。人間は経験から学ぶ動物ですからね。同じことをやってしまったら、何と言われるかも分かっていますから。既に、啓蟄(けいちつ)も過ぎ、春を待ち望む虫と同じで、私はそろそろ本格的に運動を始めないといけない、と思っているのです。来月には、ゴルフの仲間とのプレーも何回か予定されていますからね。腰を痛めてはいけないのです。

でも、2月の終わり頃から、4月初旬、桜が咲いて散る頃までは、私は毎年スギ花粉症に悩まされるのです。私は、元巨人のエース江川卓投手が花粉症との話を聞いた時に、まだ花粉症ではありませんでした。あの時は花粉症って何だろう。辛いってどんな風に?と思ったりもしました。その話を聞いてから2年後、会社からの帰りのバスの中で、花粉症を発症したのを憶えています。JR横浜線十日市場駅からバスに乗り、間もなく若葉台に到着する、霧が丘高校バス停の少し手前でした。目に今まで経験したことのない”かゆみ”が起こったのでした。それから花粉症との長いお付き合いが始まりました。花粉症はいったん発症すると治癒することはないとも伺っています。ちなみに、当時、近くの霧が丘に江川さんの大邸宅もあったような。もう、引っ越しされていたかも。本当ですよ。でも、つれづれぶろぐですからね。
昨年はスギ花粉の飛散量が少なかったので、花粉症の症状は出ませんでした。その代わり別の症状で約1年診療所通いをしました。高齢に近くなってくると、本当に一病息災を実感します。今年は、雪かき後遺症の腰痛が他の病(やまい)に勝って、そちらの方に、花粉症です、気が回らなかっただけなのです。腰の痛みが無くなると、一気に花粉症に悩まされ始めました。今年はスギ花粉の飛散量が昨年の10倍との報告もありますね。この1ヶ月、どのように過ごすことになるのか心配です。

日本の天気予報に花粉情報もありますね。これは諸外国にはない情報提供ですね。花粉症の日本人が個々に対策を講ずるためには、すばらしいこととは思います。でも、たかがスギ花粉、戦後の荒廃した日本の山に、「おやまの杉(スギ)の子」の童謡とともに植えた、あのスギが大きくなって、ほったらかしにしてきたから、スギ花粉に悩まされるようになったのですね。もう、日本人の「国民病」とまで言われています。花粉症を国民病にしたのは、お山にスギを植えたままにして、政府、政治家、官僚がなんら「根本的な施策」を講じてこなかったからじゃあないですかね。私はそのように考えるのです。

日本人にとっては響きの良い、「国民食」、「国民車」、じゃあないんですよ。今はこれらの言葉は使わないかもしれませんね。でも、花粉症を「国民病」にまで格上げしてしまって、どうして国は対策をとらないんですかね。

林野庁は、スギの植林に対して責任がありますから、花粉症対策で、それなりの活動はやっているかもしれないですね。林野庁のホームページを貼り付けます。でも、花粉症対策は見つかりませんでした。
http://www.rinya.maff.go.jp/index.html

それで、スギ花粉症 「国民病」の対策は国が根本から、行うべきのブログです。私が、つれづれぶろぐにしますが、手助けしてくれるものが必要ですので、それが、読売新聞の本日の社説なのです。有り難うございます。もしかしたら、ごめんなさいになるかも。

では、読売新聞社説、スギ花粉症 「国民病」の対策は根本からを引用して、つれづれぶろぐしますね。

まず、読売新聞社説の筆者は、
「スギ花粉症の本格シーズンが到来した。春は間近というのにマスク姿の人が目立つ。目をショボショボさせている人も多い。政府の推計では、子どもから大人まで国民の5~6人に1人がスギ花粉症で苦しんでいる。発症者の多さから国民病とも言える」
と、スギ花粉症に悩む日本国民が、5~6人に1人の多きに達した。それゆえ、花粉症は日本の国民病であり、花粉症に悩む国民にエールを送り、団結を求めています。

花粉症患者にエールは送っておらず、また、団結も求めていませんかね。花粉症の私は、どちらをも求めているように読んでしまいますが・・・。そして、

「特に今年は、花粉の飛散量が多い。昨夏の猛暑でスギの雄花がよく育ち、大量の花粉を飛ばす。環境省などが、スギ花粉の飛散状況を毎日公表している。こうした情報も参考にして、外出時間を調整するなど、花粉を避ける生活の知恵を身につけよう。症状を悪化させないため、専門医に早めに相談することも心がけたい」
と、花粉症に悩む、私ども国民病の病人にアドバイスします。

個人的には、花粉症対策はやっていますって、そんなこと。そのために、特別なマスク、特別な目薬、特別な鼻水止め、花粉ブロック、のどの痛み止め、そして診療所通いをしてますからね。あの、専門医に早めに相談と言いましても、毎年症状が違うのです。今年、私は目と水鼻、のどの痛みですね。くしゃみも出ますし、昨年と違ってちょっと厳しい。なんと申しましても、お薬、医療費の出費が年金生活者にはバカにならないのです。さらに、

「社会的損失も侮れない。重症化すれば仕事や学業に差し障る。外出を控える人が増え、観光や小売り、外食産業にも影響する。6年前にスギ花粉が大量飛散した際、第一生命経済研究所は、経済的な損失を5000億円~7000億円と算出した。マスクや空気清浄機といった対策商品の売り上げによる特需も400億円~600億円と試算したが、損失額には、はるかに及ばない。関連医療費も、政府の推計では2800億円を超えている」
とあります。

そうですか。花粉関連企業の特需はそんなに少ないものなのですか。私どもの花粉症対策の薬、マスク等の出費(月1万円で1,5ヶ月)から行きますと、売り上げ特需の総和は、1万円/人月*1.5月*2000万人=3000億円に達するのではないかと思いますが。関連医療費は別ですよ。私自身、もうあまり国家の経済的損失を与える側に関わってはいなかったですからね。私の家族、家庭が特需関連出費が多いということなのでしょう。
それで、読売新聞社説筆者の掲げる対策ですね。

「スギ花粉の飛散を減らす、という根本対策の強化が重要だ」
と、一気に結論を述べています。それで、スギ花粉を減らす根本対策とはどんなもの、どんなこと?と聞きたくなります。
私は、スギ花粉の飛散を”減らす”の意味は、スギ花粉の飛散を”無くす”でないと根本対策の強化にはならないと考えます。スギ花粉の飛散を大幅に減らさなければいけないのですよ。私はスギ花粉を飛散する今あるスギの木は伐採、または、すべて枝打ちすべきと考えています。そして、伐採したスギは、花粉を飛散しない木に取って代わるべきと考えております。それが、根本対策、そういった、徹底的なスギ花粉除去の提案が期待できそうです。
それで、どうするかです。続けますね。

「スギは戦後、住宅用木材として大量に植林された。これが大きく成長して、花粉を大量に作り出す状態になった。今や、日本の森林の2割近くを占めている。政府は、花粉が少ないスギを育成し、既存のスギが伐採された後に植林する施策を進めている」
施策を進めている、ということは、策を施すことですから、何もやっていない訳ではなく、政府は花粉症対策の施策をやっているのです。でも、やったとは言っておりませんね。

前提は理解できますね。戦後、あのスギはなんで植えたかと言いますと、成長が早いからですね。ヒノキもカラマツも針葉樹で、成長が早いのだそうですよ。日本が高度成長の最中は分かりますよ、スギは確かに住宅用木材で使われてきました。しかし、高度成長はとっくの昔に終わり、日本は失われた、20年、30年に入り、今は、スギを住宅用木材としては、ほとんど使っていないのです。それで、既存の使わないスギを伐採、そして花粉が少ないスギ(少花粉スギ、無花粉スギとか言う)を植林しようとしているのです。なんか変に思いますね・・。日本の森林(2500万ヘクタール)に占めるスギの森林はその18%で452万ヘクタールもあるのです。そのスギの森林、林が施策を行われるのをかいくぐって花粉をふりまいているのです。まだ伐採も植林も始まってはいないのですよ。

花粉が少ないスギを育成、う~ん、これは政府の施策の間違いではないのかな。何故、花粉をばらまく既存スギが伐採されたところに、花粉が少ないとはいえ、相変わらずスギなのかと思いますね。こんなのは、今話題の事業仕分けにかければ、「何故、スギでなければならないのでしょうか」と、あの蓮舫行政刷新大臣に質問責めにあい、「成長が早いから」などと答えると、「成長が早いだけで良いのでしょうか」、「広葉樹ではだめなのでしょうか」と切り替えされ、きちんと理路整然と反論できる、副大臣、官僚はいるのでしょうか。
いままでの経験から分かることは、何も整然とした針葉樹林に戻す必要はないのです。どうせ、スギ材は使うあてはないのですから、針葉樹ではなく広葉樹にすればよいのではないでしょうか。そして、スギの山を広葉樹主体の里山に戻し、そして、山野の果実、たとえば、くるみ、すもも、栗、山ぶどう、アケビ、コクワなどを植えるのです。そうすれば、山の動物との共生も可能となり、熊、イノシシも人の里に下りてくることもなくなり、昔の豊かな山里が戻ってくるように思います。是非、事業仕分けをやって、針葉樹が多く生産性の低い日本の森林を、生産性の高い広葉樹の森林に変えていくのが良いと思うのです。私は、そうしないと日本の森林の生産性は上がらないと思うのです。

日本の林業はもう木材を生産する森林から得られるものでは再生はできないのです。それで、日本の森林、山を広葉樹林の豊かな山に戻す必要があるのです。山そのものの付加価値が大いに高まります。その付加価値や生産性を数値で示していませんので、少し自信はないのですが。でも、続けますね。

もう、ここまでで、読売新聞社説筆者のお考えが、私、ふらぬいと異なること明白になったのですが、まだ筆者に敬意を払って引用します。つまり、これで、読売新聞社説全文を引用してしまいました。

「ただ、植え替え用の少花粉スギは、全国で年間に植林されるスギの6%にとどまる。この事業の政府予算も年間2億円足らずだ。参院予算委員会では、自民党議員が、政府の花粉症対策は現状では不十分として、予算の大幅な増額を要求した。 林野庁は10年間で少花粉スギの苗木を今の約10倍まで増産することを目指している。まずは、これを加速すべきだ。
同時に、少花粉スギへの植え替えを促進するため、林業の振興にも本腰を入れねばならない。現状は、安価な輸入木材に押されて国内の林業は衰え、各地の森で既存のスギが放置されている。
スギ花粉症被害が深刻な東京都のように、スギの植え替えを含めて、直轄で森林資源の管理に乗り出した自治体もある。こうした取り組みを全国に展開することも政府は検討すべきだろう」
と、社説を締めています。読売新聞社説の筆者は、少花粉スギの植林施策を加速すべきとのお立場ですね。

この結論にも私は異を唱えたい。花粉スギを少花粉スギ、無花粉スギに変えるということは、森林は相変わらずスギからスギへであり、小手先の変更でなんとかやっていこうとするものです。これでは、こんなにも多くの「国民病」患者、花粉症患者を輩出した失敗に学ばないということと同じなのです。もう、今となっては、スギは、住宅用木材としての使い道も無く、はっきり言ってもう無用の長物になってしまっているのである。そのようなスギを、少花粉スギ、無花粉スギとして、かたちを変え、再度植林に使うということには賛成できないのです。日本の森林、山の再生に別の施策が必要なのです。スギ山をスギ山に戻してはいけない。日本のスギ山、針葉樹の森林、山を、広葉樹の山に戻すことが必要だと考える。戦前、昔はそうであったであろう、豊かな里山に戻す試みが日本の森林、山の再生につながると考えるものです。

それで、日本の林業はいくら平成の開国(?)をやっても再生はできないであろう。2011年、本年度から始まると聞いている、林野庁の32万本の少花粉、無花粉スギの植林でも、約32万ヘクタール、7%だけ無花粉化になるだけである。10年間での少花粉スギの苗木を今の約10倍まで増産することを目指している、この施策はあまりに花粉症対策への効果が期待できないことを認識すべきであろう。私は日本の森林を針葉樹主体の森林から広葉樹主体の森林に変えて行くことが、日本の林業再生にもつながり、花粉症対策にも繋がると考えるのであります。

この観点から読売新聞社説の筆者の花粉症対策提言は支持できないものであります。

それと同じように、自民党議員が、政府の花粉症対策は現状では不十分として、2億円足らずの、少花粉スギ植林予算2億円は少ないから増額せよとしていることは、前提の花粉症対策費が足りないことは是とするが、そのために少花粉スギ予算2億円をもっと増やせには否としたい。この議員はスギの植林が日本の山里の荒廃を加速することを知らないのであろう。林業の振興には日本の森林、山を豊かにすることが解決施策に他ならない。たとえ少花粉、無花粉スギでも、スギの放置そのものが日本の森林、山に付加価値をもたらさないからである。そんなスギ、たとえ少花粉、無花粉スギであろうが同じである。

スギ花粉症対策、国が「国民病」であるの対策はなにも考えていないのです。やはり、いまのところ、国民一人一人が個人防衛するしかないというブログでした。読売新聞社説の筆者殿、出しに使って申し訳ありませんでした。

スギ花粉症 「国民病」の対策は国が根本から、行うべきのブログでした。

あの、少花粉、無花粉スギ支持派の方、32万本の苗では焼け石に水なのですが、その前に既存の花粉スギを伐採して、どのようにそのスギ木材を使用するかが大事と思います。また、花粉スギ伐採と運搬、さらに利用で、雇用増大が図れると良いのですが、どうでしょうか。

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