羽田空港の本格的な国際化はひとまず完了、まさかねぇ

「羽田空港の本格的な国際化はひとまず完了」、先日の朝日新聞の記事です。
えっ、ちょっと待って下さい。まさか、しばらくこのままで、ほったらかしてしまって、どうするのですか? それで、私が好きな文言、まさかねぇ、を付けたブログです。少し、文言、言葉に抵抗感をもたれた方、リカバリするのに頑張りますからね。

朝日新聞は、羽田空港の本格的な国際化はひとまず完了、の記事で、

「米英の航空3社は2月20日、羽田空港発の国際定期便の運航を開始した。同日早朝に米アメリカン航空のニューヨーク便などが相次いで出発した。21日未明には米デルタ航空がロサンゼルス便の運航を開始。これで昨年10月に始まった羽田空港の本格的な国際化はひとまず完了した。
羽田発の国際線は都心からのアクセスの良さと国内線との乗り継ぎの便利さを背景に利用状況は良好。英ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)は20日、ロンドン線を就航させた。アメリカン航空(AA)のニューヨーク路線は羽田発では唯一の便」、と述べています。

これも、同じ、朝日新聞の記事ですが、

「羽田空港の国際線の新路線は、当初就航を発表していたエア・カナダのバンクーバー便が同社の事業計画見直しに伴って就航を見合わせることを発表した。
また、就航した3便、BAのロンドン行き、AAのニューヨーク行き、そして、デルタ航空のデトロイト行き、はいずれも早朝6時台の出発で、それぞれチェックインは公共交通機関が動いていない午前4時台。自家用車で空港に来た人もいたが、空港内では休憩スペースや展望デッキ周辺などに設けられたベンチで仮眠を取りながらチェックインを待つ人たちの姿が目立っていた」、とも記述しています。

エア・カナダの事業計画見直しというのは、利用者数の予測が事業ベースに乗らない(はっきり言って利用客は少ない)ということであります。また、乗客は公共交通機関が動いていない時間にチェックインを行うことで不便であるとも言っています。これは空港内または空港近隣に宿泊施設が少ないとも言っている訳ですね。

一方、航空各社関係者は、

「羽田の利便性に手ごたえを感じている」、「よりお客さまの目的に合わせたフライトを選んでもらえることができるのではないか」、また、「到着してすぐに仕事も観光も、さらに乗り継ぎも便利になった」と述べています。

これら航空各社関係者のコメントが虚ろに感じてしまうのは、私だけではないと思います。航空各社関係者はお客さんに利用して頂く側にありますから、一方から見れば、確かに、航空各社関係者の発言は正しいとも思いますよ。

私は、昨年7月頃、「羽田、海外13都市と直結へ、ハブ空港化まで3ヶ月」とタイトルを付けたブログで、羽田空港の国際ハブ空港化にあたって、
「世界のハブ空港はたとえば日本が最終目的地とは限らないでしょう。そうすれば、自ずと24時間空港にならざるを得ないと思います。24時間空港にできない空港はハブ空港ではありえないし、ハブ空港にするためには、それに付随する空港諸施設、諸交通機関、ホテル始め関連諸施設等はしっかりその任にあたれるよう、人材の確保も含め対応するべきと考えます。ですから、空港だけのハードのみの充実ではなく、それを運用管理するソフトの部分、人材の育成、整備、充実も避けては通れない道なのです。こちらもよろしくお願いします」、などど、(偉そうにも)書いてしまいました。

それで、羽田国際ハブ空港を使う乗客のことは二の次にして、「ひとまず羽田国際化が完了」、などと記事にして報道する、新聞、マスコミ各社、これらの方は、国土交通省の国家官僚のメッセージをそのまま報道しているのではないかと疑ってしまいますが、いかがでしょうか。もしそうなら、この「ひとまず羽田国際化が完了」などと発表された国家官僚の方は、俺がやったと自慢なさりたいのだと思いますがね。確かに、その通りですから、それでも結構なのですがね。しかし、新聞、マスコミは、その発言を受けて、「羽田国際ハブ空港化が端緒についた」、それがいやなら「羽田国際ハブ空港化第一ステージがなんとか終わった」、とするとか。この「羽田国際ハブ空港化第一ステージで見えてきた問題点は・・・・」、などと報道すべきではないでしょうか。私は、新しい羽田国際ハブ空港はまだ利用すらしていませんので、羽田国際ハブ空港化完了の見方は厳しいですよ。TV報道では、朝出発の羽田発フライトに乗るために、搭乗待合い室で仮眠しているお客さんばかりを観ていますからね。羽田国際ハブ空港、よちよち歩きを始めて、やっとスタート地点に立ち始めたとかと書くのがよいと思いますよ。

国家官僚がよく使う文言で、「検討に着手する」というのがありますね。それは、、「検討に着手」ですから、「検討」するだけで、「結果」については触れていません。ですから、最終的に何も実質的な「結果」が得られなくても良いのですからね。いうのは、「結果」が残らない。つまり、結果として「何もしないこと」になっても、「検討に着手する」ことは行ったことになりますからね。TPPでは政治家も使っていますがね。こんな「検討に着手」なんていう文言をビジネスの現場、ビジネスの世界では絶対許されない文言ですからね。少し話しが逸れましたね。でも、それと一緒にするつもりはありませんが、なんでまた、「国際化はひとまず完了」と報道してしまうのか不思議ですね。「羽田国際ハブ空港」への道のりはまだまだ遠いのですよ、と私は言いたいのですが・・・。

えっ、もう羽田国際空港に就航する予定の航空会社はないのですか? しかも、滑走路が足りなく離着陸の空きが無い? さらに、国際空港ビルのスペースが足りない? 誘導路が複雑でどうのこうの・・・? そんなの、「羽田「国際」空港に”欠陥”あり!」ブログで指摘して、解決案を提示したではありませんか・・・、もう・・。

羽田空港の本格的な国際化はひとまず完了、まさかねぇ、ブログでした。

そう言えば、この頃、羽田国際ハブ空港との呼び名は使わなくなりましたね。名前の付け方に無理があったと理解されてのことだとしたら、心配ですね。でも、お客さんの要望を聞いてどこから改善に着手していったら良いかは、良識有る空港関係者の方のさらなる努力改善を期待しています。あっ、見識有る国家官僚、政治家の方を忘れていました。よろしくお願いします。

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