豪雪異聞、減る犯罪…雪に足跡・滑って捕まる

「豪雪異聞、減る犯罪…雪に足跡・滑って捕まる」、昨日、2月14日の読売新聞の記事です。異聞(いぶん)ですから、”めずらしい話し”、または”変わったうわさ話し”のことですね。これは面白い話しですよ、きっと、と考えてしまったのが、このブログを書くきっかけになりましたね。

横浜若葉台も先週末から、雪が降り、昨夜から今朝にかけて、とうとう積もりました。私も、今しがた、駐車場の雪かきをして戻ってきたところです。久しぶりにスコップを持って雪かきをしました。車のまわりの雪かきをしただけなんですが、何回か雪をスコップにのせて雪運びして、雪投げ(?)しただけなのですが、腰に違和感があります。こんな感じですから、豪雪地帯の屋根の雪下ろし、雪かきなど、高齢者世帯では大変な作業と思ってしまいます。

確かに今年の冬は雪が多いですね。なんか昨年も、わたしのブログに同じ文言を使ったような気がしますが・・。

そのような日本の冬ですが、昨年から今年にかけて、日本各地が豪雪に見舞われて大きな被害がでているそうです。豪雪で線路上に電車が立ち往生とか、道路上に数キロも車渋滞ができて、車の中に2、3日も閉じこめられた。豪雪で道が埋まってしまい買い物にも行けない。豪雪で家が壊れてしまった。屋根の雪下ろしが大変とか、雪下ろしの雪と一緒に落ちて雪の中に閉じこめられて亡くなったとか、事故も多く発生しています。北海道では、エゾシカが列車を止めたというのもありました。あっ、これは豪雪が原因というより、別の話でしたね。失礼。

それで、「豪雪異聞、減る犯罪…雪に足跡・滑って捕まる」の読売新聞記事です。北国、石川県のことなのです。

今冬の石川県内は、七尾市で観測史上最大の積雪を記録するなど記録的な大雪に見舞われたそうです。石川県警の統計からは、「雪が積もると、犯罪が減少する傾向が読み取れる」と言われているそうです。

それで、読売新聞記事から、豪雪異聞その1とその2を取り上げます。その1、その2は、私、ふらぬいが勝手に付けました。

豪雪異聞その1

「今冬には雪のために犯人逮捕につながった事例もあった。昨年12月31日、津幡町のJR本津幡駅付近で、タクシーに乗った男が、運転手を殴ったうえ、運賃を払わずに逃走する事件が発生したが、捜査員が現場に駆けつけると、雪が積もった地面には男の足跡がくっきりと残っていた。それをたどると、男の父親のアパートまで続いていたため、逮捕につながった。
さらに、今年1月末、能美市で乗客の男にタクシーが奪われた強盗事件でも、乗り捨てられたタクシーから民家へ続く雪上の足跡から、隠れていた男が見つかった」、との記事です。

この二つの事件は犯人の逃走経路が雪面にくっきりと残っていて、犯人逮捕につながったということですね。豪雪、大雪ですから、それをかきわけ逃げた犯人の足跡が残ってしまっていたのですね。犯人が逃亡するにあたり、雪の上に足跡をつけた。その後、その足跡を消してしまうくらいの雪が降らなかったということですね。雪国ではよくあることですから、警察、捜査員にとっては、幸運が重なって、簡単に犯人逮捕にこぎつけた訳です。それで、読売新聞記者は異聞としている訳なんですね。豪雪異聞と言われましてもね・・・。少し考えてしまいますね。

豪雪異聞その2

「金沢市若松町では女子高生が帰宅中、背後から会社員の男に突き倒される暴行を受けたが、男が、大声を上げた女子高生に驚いて車で逃走しようとしたところ、雪でスリップして車を出せず、警察官に捕まるという“珍事”まで起きた」、のだそうです。

この事件は、雪でスリップして車を出せず、警官に捕まったのですから、犯人(?)の会社員は雪道発進に慣れていなかったということになりますね。それで珍事(?)なのですね。北国石川県、雪国では、車がスリップして発進できないことが、よくあることではないと言うことですね。ですから、これを異聞と言っているのでしょうか。これも警察にとっては幸運にも犯人(?)逮捕が行えたということになるのですね。このことも豪雪異聞と読売新聞記者は記事にしている訳です。豪雪異聞・・、ん~珍事(?)、そう言えるということですね。

石川県警幹部は「積雪の影響で、特に減少する犯罪は空き巣、自転車盗などの窃盗犯」と説明し、理由については「外出しなくなるし、雪で足跡などの証拠が残りやすくなるからではないか」と話しているとありますから、捜査、逮捕の助けにはなったとは言っていますが、県警が頭を悩ます迄とは言っておりませんので、やはり、本当は豪雪異聞というより幸運が重なっただけなのでははないかと思いますね。あっ、関係者の方、ごめんなさい! 
つれづれぶろぐですからね。

それで、豪雪異聞その1ですが、私の大好きなアガサ・クリスティの小説、映画にもなりましたので、皆さんご存じと思いますが、あの「オリエント急行殺人事件」の結末を考えてみます。あの殺人事件の犯人はオリエント急行の乗客たちでしたが(読んでおられない方がおりましたら、推理小説ファンの掟破りをしてしまいました。申し訳ありません)、あの探偵のエルキュール・ポワロは、正義心から、犯人は大雪に閉じこめられたオリエント急行の列車から逃亡したことにしました。それは、列車から逃亡した犯人は、雪の上には足跡を残さないからなのです。もちろん足跡はのこりますが、降る雪がその足跡を消してしまうから、犯人逃亡の証拠が残らないのです。アガサ・クリスティは推理小説の組立上、そのような結論にしたのでした。説得力がありました。今回の異聞その1のように、オリエント急行の車内に警察がやってきて、犯人の足跡探しを始めたら、エルキュール・ポワロの正義心が一気に壊れてしまったのではないかと思いますね。そして、警察は、逃亡した犯人の足跡が雪の上に無いことから、彼は、エルキュール・ポワロです、犯人隠匿の罪に問われる訳です。
なんで、話しをここにもっていくかと言いますと、もし、異聞とするなら、つまり、アガサ・クリスティ派ならですね、犯人の足跡は新雪に消されていたとするのが良いのではと思った訳なんです。そして、新しく降った雪が、犯人の足跡、つまり逃亡経路を消してしまったというのが、アガサ・クリスティの頭の中にあるわけです。このロジックが使えないと、この小説「オリエント急行殺人事件」の面白さは半減してしまいます、というより、話しが成り立たないのです。何を言いたいかと言いますと、異聞その1では、犯人が逃亡してすぐ、捜査員が駆けつけ、犯人の足跡が残っていたのです。これでは、異聞にはならないのではないかと思ったのですね。話しに無理があると思われた方、読み飛ばして次に進んで下さいね。

それでですね、豪雪異聞その1を本当の異聞に格上げするには、犯人は逃亡して、やはり足跡は新雪でかき消されてしまって、すでに無くなっていることにしないといけないのではないかと思います。そこからが、私、ふらぬいの考える異聞なんですが、犬(猫でもいいのですが、猫は忠誠心がないですから外します)の足跡が点々と残っていたというのが面白いと思うのです。飼い犬、それも犯人の可愛がっていた犬なのですが、ご主人の足跡をにおいでかぎつけ、その後を追ったということで、犬の足跡が点々と付いていて、犯人逮捕につながった、ということになるのです。犯人逃亡時は大雪で、雪が止んでから、犯人の可愛がっていた犬の登場になるのです。話しの辻褄をあわせるのが難しいのですが、ここまでしないと異聞にはならないし、捜査員にあまりに簡単に解決してもらっては困るのではと思いましたが・・・。
「雪に犬の足跡、犯人逮捕」、それで異聞です。少し無理かな・・。くだらないと思われた方、そのとおりかも知れないですね。

つぎに、豪雪異聞その2です。ただ単に”雪でスリップして車を出せない”、逃げられないというのは、あの2時間刑事物ドラマの終了20分前の筋書きと似てきますので、こちらも豪雪異聞というには難しいのではないかと思います。また、寒さでバッテリーが弱っていて発進できないのも同じ様な発想ですので、ちょっと違うかなと思いますので、置いておきますね。私は、北海道で免許を取得した訳ではありませんが、雪国の方は必ず雪道発進講習を免許取得時、取得前に行いますね。夏に取得した人も冬には必ず雪道発進講習を受けないといけないと聞いていたのですが、マニュアル車だけかな、今では殆どオートマ免許になっているから違うかも知れませんね。

それで、やはり豪雪異聞ですから、車がスリップなどではなく、いつの間にか、雪崩(なだれ)による雪に、四方、八方をふさがれてしまったというのが良いのではないかと思うのですが。それで、まったく逃げ道をふさがれてしまって、一人、雪の上をさまよい歩いて、さらに滑って逃げたところ、(どこかのテレビドラマでありました)滑って(スリップして)、滑り着いた先が、警察署か交番で犯人逮捕に至ったと。その場合、犯人は豪雪異聞その1のように、雪の上を逃げるのですが、徒歩じゃあ豪雪、新雪で前に進みませんので、無理矢理、靴にかんじきをはめ、しかも竹スキーが着いているとか、逃亡を図ったとかで、いきます。そのあとは、また飼い犬の出番になるのですか? とお訊ねですか? まさかねー。
えっ、これじゃあダメですか? そうですか。じゃあ、逆に、知らせを受けた、警察官が豪雪の中、逃げる犯人をスキーで追いかけ、滑って逮捕したとか、でなければ、スノーモービルで警察官が犯人逮捕ではどうですか? 犬ぞりではいかがでしょうか。これもだめですか? 滑って犯人逮捕は難しいようです。
”犬ぞり”まで持ち出して、指導!の言葉が聞こえてきます。

あまりにふざけてしまいました。失礼しました。

このごろ、星新一さんの小説とか、阿刀田高さんの、昔読んだ小説を懐かしく思って、再読しているのです。それで、勝手に新聞記事をゆがめてしまって、申し訳ありませんでした。どうしても新聞を批判的に読んでしまったりしていますね。政治ではよくあるんですがね・・。
思うに、星新一さんのショートショート、そして阿刀田高さんの、ブラックユーモア小説って、何度読んでも本当に面白いと思います。

あの、石川県警交通企画課は「今年は雪が多いために人が出歩かず、速度を上げる車も減ったことで、重大な事故、交通事故が減っているのでは」とみているとありました。私みたいに、豪雪異聞云々の話しではなかったことがわかります。異聞、異聞と騒いだのは私だけかも・・・。

私の、今回の豪雪異聞ブログは面白くなかったかも知れませんね。本当に失礼しました。

豪雪異聞、減る犯罪…雪に足跡・滑って捕まるをつれづれぶろぐしました。

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