旅の想い出断章7 スウェーデン世界遺産 ボスニア湾のハイ・コースト

今回の旅の想い出断章はスウェーデン世界遺産 ボスニア湾のハイ・コースト(High Coast)です。ボスニア湾のハイ・コーストは、どこにあるかもちろん分かりませんよね。世界遺産に詳しい方で、それなりにスウェーデンに興味が有る方には、ご存じの方もおられるかも知れません。ハイ・コーストはスウェーデンのヴェステルノールランド県に広がるボスニア湾沿岸部のヘーガ・クステン(Höga kusten)地区の海岸である。こう言われても分からないものは分かりませんよね。ゆっくりいきましょうね。

ここボスニア湾のハイ・コーストは 約9600年前の氷河期に巨大な氷床が形成され、それが後退するに従って急速な地殻の上昇現象によってつくられた地質学的に貴重な地形なのです。つまり、世界最大級の土地の隆起(リバウンド現象)を惹き起こしており、この地、ヘーガ・クステンは、2000年に単独で世界自然遺産に登録されました。登録名は「ハイ・コースト」(英語)ないし「オート・コート」(仏語)で、どちらも「高い海岸」を意味します。日本では、英語名に従って「ハイ・コースト」と表記されますので、ブログのタイトルはハイ・コーストとしました。
ボスニア湾を挟んで対岸のフィンランド、クヴァルケン群島もまた氷河作用によって形成された島々で、同様の現象が観測されたため2006年に拡張登録され、スウェーデン、フィンランドの2国にまたがる世界遺産となりました。それで、正式には、ヘーガ・クステンとクヴァルケン群島としてユネスコ世界遺産(自然遺産)ということになっています。フィンランドを出すと、スウェーデン国の中央くらいでボスニア湾側かな、と少し位置的に見えてきたかも知れませんね。でも、説明が悪いので、まだまだ無理かも。じゃあ、次のURLをクリックしますと、スウェーデンのどの位置かは分かりますからね。
http://www.highcoast.net/english/karta.html

スウェーデンでは今、今年のノーベル化学賞を受賞された、鈴木章北大名誉教授と根岸英一・アメリカ、パデュー大特別教授がノーベル化学賞授賞式のため滞在されていますね。先日、お二人がノーベル博物館を訪問され、受賞者がなされる博物館の館内カフェの椅子にご自分の名前を日本語でサインしていました。そして、これは昨日、12月8日ですが、ストックホルム大学で記念講演(ノーベルレクチャー)をされました。お二人は受賞理由となった有機化合物の合成方法「クロスカップリング反応」について英語で説明し、鈴木先生は「研究成果が世界中で使われていることはワンダフル(すばらしい)」と語ったのだそうです。お二人の研究人生に於いてまたとない輝かしい時ですので、何事においても、日本人としては誇りに思います。また、きちんと人類への貢献、実績を評価したノーベル賞委員会にも敬意を表したいと思います。

それで、スウェーデンのストックホルムですね。私はスウェーデンには二度でかけました。旅の想い出その1、2で紹介しました。鈴木先生のストックホルム、アーランダ空港でのインタビューをテレビで観たり、ノーベル博物館見学を観たりして、そう言えば私も、と思い出したことがありました。よく何かにかこつけてブログを書き始めますが、それが私、ふらぬいの常套句でもあります。それでつれづれぶろぐなのです。今回の旅の想い出断章として、また、スウェーデン、しかも世界遺産、ボスニア湾のハイ・コーストを取り上げることにしました。では、行きますよ。

まず、スウェーデンの空の玄関、アーランダ空港の建物内部ですね。旅の想い出その1、2でストックホルムには触れていませんでした。スンドスヴァルとルレオの町の紹介でしたのでパスしたのでした。しかも、私は2回ともストックホルムの町に足を踏み入れてはおりませんでした。スンドスヴァルに出掛けた時はアーランダ空港内のホテルで一泊しました。その時はスンドスヴァル行き最終フライトが出た後にストックホルムに到着したからです。ルレオ行きの時は午後9時過ぎにアーランダ空港に到着したのですが、ルレオ行き最終フライトがまだありましたので最終便に搭乗してルレオに出掛けました。スンドスヴァル行きは翌日の早朝の便でしたので、空港のホテルをチェックアウトして当日最初のスンドスヴァル便に乗りました。それ故、どちらもストックホルムの町に出掛けることはありませんでした。でも、アーランダ空港の写真がありました、お見せしますね。この写真は国内便のカウンターですね。2枚目はスカンジナビア航空SK2048便から撮ったアーランダ空港です。
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スウェーデンの世界遺産ハイ・コーストには、スンドスヴァル市から出掛けました。旅の想い出その1で紹介したスンドスヴァル滞在中にですね。旅の想い出その1のブログではハイ・コーストには全然ふれませんでした。スンドスヴァル紹介で手が一杯だったのです。まして、旅の想い出その1で、旅の想い出ブログ初回ですからね。旅の想い出ブログは、私が出張した皆さんがあまり知らない町を紹介する、と銘打って始めたものですから、その第1回目に、スウェーデンのスンドスヴァルを選んでしまいました。なんか変なブログだな、と思われた方も多かったのではないかと思いますね。スウェーデン国もノーベル賞の時期か冬季オリンピックくらいしか主役になれないですからね。こんなことを言ったりしたら、スウェーデンファンの皆さんからお叱りを受けるかも知れませんが。失礼しました。でも、やはり、スンドスヴァルも知らなければ、ハイ・コーストも知らないかも。私が持っている地球の歩き方の地図には、読み方がスンズヴァル(Sundsvall)で町としては載っていますが、その町の紹介はありませんからね。もし他のガイドブックでしっかり紹介されていましたら、そちらに乗り換えようかなと思います。それで、スンドスヴァルは私のブログ、旅の想い出その1を参照してくださいね。

では、スンドスヴァルから国道E4号を北に向けて走ります。あのスンドスヴァルで紹介しました、シュードラヴァージェットホテルから車で走っていきますよ。ヘルネサンドの町とエルンシェルツヴィクの町の間の海岸にハイ・コーストと呼ばれるヘーガ・クステンが有ります。ハイ・コーストの紹介ホームページ(英文)を貼り付けますが、開くのは、ブログを読んでからにして下さいね、なんて今回は言いませんから。
http://www.highcoast.net/english/eng.html

それから、いつものGoogle Mapを貼り付けますね。
http://maps.google.com/maps?key=ABQIAAAAX2EimVPmI63md7D4LEGveRTrzw2Q-hskT2gSKI5za7bXqc8sBhSUDOknTUl1ODGCNrhvL-cl9PUHaQ&mapclient=jsapi&oi=map_misc&ie=UTF8&ll=62.957721,18.303223&spn=0.946526,3.510132&z=8
あまり有名な町も建物も無いのかも知れませんが、やはり、地図が必要ですね。でも、いくら拡大しても、ストリートビューもそんなに効果はありませんし、使えません。さびしいものがあります。スウェーデンは人口が少ないし、この辺りには人があまり住んでいないのですね。でも、役に立てて下さい。と、言っても無理かも。

ホテルから、スンドスヴァルの市街を抜け、国道E4号に乗って早速見えてきたのが、なんとも奇妙なオブジェです。スウェーデンの有名な彫刻家が作成したものだそうです。有名な彫刻Y(ワイ)です。案内してくれたスウェーデン人がそう説明してくれたのですが、有名な彫刻家の有名な彫刻Y(ワイ)としか聞き取れませんでした。スウェーデン語は英語読みに出来なくて苦労するのですよ。な~んて、英語力不足を嘆いたりしていました。
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左手に、スンドスヴァル空港が見えます。これは旅の想い出その1でも紹介しました。
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スウェーデンらしい建物が国道E4号沿道に見えます。また北欧らしい風景が目に入ります。
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国道E4号をさらに北に向かい、これもスウェーデンでは有名な橋、世界屈指の吊り橋、ヘーガクステン橋(1210m)なのです、を通過します。ハイ・コーストに近づいたと言っても、この写真は海側ではなく内陸側を撮っていますから、ハイ・コーストとは違いますが、美しいスウェーデンの風景です。
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橋を渡ったところで一休みしました。あまりに近くてヘーガクステン橋全景を撮したことにはなりませんでした。しかも逆光で失礼しました。
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この辺りがヘーガ・クステンの一番南側にあたります。さすがに海岸は美しいものですね。むさ苦しい、私です、のが、写っていますが、その辺はご容赦下さい。時期的には10月初旬ですが、あまり寒くは無く、北欧でも、このような服装で好いのです。
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世界遺産を見学ですから、どのような遺産なのか、一応準備をということです。この時にはヘーガ・クステンは単独の世界遺産でした。掲示を読んでいるのはスウェーデン人の旅の仲間、仕事仲間です。
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どこに居るのかを確かめるにはこの表示が絶対に必要です。ヘルネサンド方面からやってきて、エルンシェルツヴィクに向かっているのですよ。なんといいましても、この近郊の地図を持参しておりませんので、どこに居るのやら分からなくなるのです。
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さらに北に向かいます。国道E4号からヘーガ・クステンの内部、と言っても、このようなところで、場所的に定かではないのですが、車を降りたら、ハイ・コーストの中でした。ヘーガ・クステン、ハイ・コースト世界遺産の中ですよ、との紹介がありました。この土地は元は海でした。そして現在も、まだ隆起しているのです。
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この静かな景色もハイ・コーストを如実に示す世界遺産の景観です。ここの陸地も元は海でした。あと何年か何十年かであの海も海ではなくなるのかも知れません。
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もうすっかり隆起して陸になってしまっている、ハイ・コーストの住人の住まいです。といっても、丘の上の住まいですよね。本当に隆起したのか自信はありません。
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その中にかなり瀟洒な博物館がありました。スウェーデン読みでなんというのか分かりません。どの入り口から入ったのかも定かではないのです。受付もありませんし、お金も支払った記憶もないのです。それで、私が勝手に、ハイ・コースト博物館と名付けてしまいました。日本人が勝手をしてしまい、スウェーデン人に申し訳なく・・・。
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なんとなく、スウェーデンの今から少し前の生活と産業を展示している博物館のような感じがしました。博物館入り口での記帳を日本語、つまり漢字で行ったのを憶えています。私は日本からきましたので、国名、住所、氏名も日本語、漢字です。前後のページ、と言っても前のページだけを確認しましたが、さすがに日本人の訪問者はいませんでした。中国人もいませんでした。でも、もっと探せば漢字の記帳はあったかも知れません。中国人は侮れませんよ。あの、外国に出掛けて記帳するときは是非、日本語、それも漢字で行いましょうね。落書きは漢字でやってはいけませんよ。ばれてしまいますからね。すいません、関係有りませんでした。でも、何故このような写真しかないのだろうと思いますね。入り口を入ってすぐのところと思います。写真の右側に見えるのは、多分、洗濯機、台所用品ですかね。
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スウェーデンの鉄道?、しかも私的な鉄道ですね。昔、この辺りで使っていたとか説明していましたが。漁業に関係あるのではないですかね。
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今は、アメリカのGMが中国に売り払ってしまったスウェーデンの国産車、VOLVO(ボルボ)の古い車です。これも展示品です。
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でも、これはなんになるのだろう。不思議な建物です。スウェーデンの建物では無いですね。ヴァイキングのかな?何故、中国風の赤い建物なのだろう? 分かりませんでした。
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これは、この辺では最も古い公衆電話であったとのふれこみですが、まだスウェーデンの田舎では使っているのではないかと思いますね。説明してくれたのが、スウェーデンの携帯電話会社のスウェーデン人社員でしたから、もうこんな古い有線の公衆電話は使っていないとの説明になったのかも知れません。
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博物館巡りはこのくらいにして、ハイ・コーストの散策を愉しみ、その美しい風景を目に焼き付けました。でも、ハイ・コーストを示す写真が2枚しかありませんでしたね。それで、帰りの飛行機の中から撮ったボスニア湾の写真がありました。ハイ・コーストを上空から見ればかくやと思われる写真です。
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どこか消化不良のブログになりそうですので、ハイ・コースト誕生を繰り返しますね。

スウェーデン国があるスカンジナビア半島は約2000mの氷床に覆われていたが、氷期が終わり氷床が溶けたため上部マントルにかかる地殻の荷重が小さくなったのです。そのため、荷重と浮力の均衡を保つために現在でも、スカンジナビア半島は年に1~2cmの速さで隆起しているのだそうです。
南ボスニア湾西岸に位置するハイ・コーストと呼ばれるヘーガ・クステン (Höga kusten) 一帯の面積は1425平方Kmで、海岸、入り江、島、渓谷、高地など変化に富んだ地形をもち、美しい景観が特徴なのです。この地域では9600年前の氷河期から土地が隆起を続け、現在も1年に平均約1cm上昇しているのだそうです
ハイ・コースト、「高い海岸」を意味するその名の通り、ヘーガ・クステン一帯は屹立した断崖とともに、数多くの入り江、湖、島々などから成る非常に複雑な景観を形成しており、2000年にユネスコ世界自然遺産に登録されていると同時に世界的な観光地にもなっているのです。

ここまで書きますと今度は、くどい!、と言われそうですね。なんか説明も重複して本当にくどいと思います。失礼しました。

ノーベル化学賞を受賞したお二人の先生にお祝いの意味と敬意を表して書き始めた旅の想い出ブログでしたが、やはり自己満足のブログになってしまいましたね。つれづれぶろぐですからね、と、また言ってしまいました。

旅の想い出断章7 スウェーデン世界遺産 ボスニア湾のハイ・コーストでした。

ハイ・コースト博物館と私が勝手に名付けてしまったあの博物館は、MANNAMINNE博物館が正式な名称です。スウェーデン語でどのように発音するかはわかりません。マンナミンヌ博物館とでも発音するのでしょうか。また調べてからブログにすることもあるかと思いますので、その時は、よろしくお願いします。12月21日、ふらぬい追記。

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