はやぶさ あの感動的な帰還に続く世界初、世紀の偉業をつれづれぶろぐ

今回のブログの「はやぶさ」は小惑星探査機の「はやぶさ君」のことです。

昨日、12月2日です、日本政府の内閣官房と文部科学省が、世界で初めて小惑星から物質を持ち帰った探査機「はやぶさ」の部品製造などを手がけた、中小企業を含む119機関に、感謝状を贈ったとニュースで報じていました。日本が誇る科学技術の立役者たちは緊張した面持ちで「日本のものづくりの底力を大切にしていきたい」と語ったのでした。何もしない、何もできない政府が、何をいまさらなんて言いませんよ。きちんと「はやぶさ」を評価してくれて有り難うと言いますよ。本当にすばらしい、世界初、世紀の偉業を成し遂げた関係者の皆さんを大いに褒め称えるべきと思いますよ。日本のものづくりの技術、世界に冠たる日本の科学技術競争力はこういった皆さんの地道な努力、頑張りで維持されているのですから。

それで、
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、11月29日、今年6月に小惑星探査機「はやぶさ」が持ち帰り、小惑星「イトカワ」の微粒子が見つかった試料保管容器の中から、新たに比較的大きな微粒子が数百個以上も発見されたと発表した。見つかった微粒子のサイズは100分の1ミリ以上。これに対して、イトカワ由来と判明した微粒子は約1500個のほとんどが100分の1ミリ以下だった。大きい微粒子についてもイトカワ由来の可能性があり、「(大きければ)微粒子の結晶構造を楽に見ることができ、手順も迅速になる」と話しており、詳しく調べるのだそうです。楽しみですね。そして期待も膨らみます。それで、何度めかになりますが、また、私が好きな「はやぶさ君」のことを書きたくなりました。
あの小惑星探査機の「はやぶさ君」が持ち帰ったカプセルに1500個もの小惑星「イトカワ」の微粒子の存在が確認されました。それで、はやぶさ、あの感動的な帰還に続く、世界初、世紀の偉業について、思い出しつつ、つれづれブログします。

あの感動のドラマ、2003年に地球を旅立ち、宇宙を約60億キロ・メートル飛行し、今年の6月、オーストラリアのウーメラ砂漠に帰還、小惑星「イトカワ」の砂の入った可能性のあるカプセルを落として燃え尽き、私のブログで「よだかの星」にしてしまった「はやぶさ君」です。はやぶさ君の感動的な帰還の証拠であるカプセルの分析結果が報告されました。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、容器を開けた時には空っぽにしか見えなかったという。「どうなることかと思った」とチームのメンバーは明かすが、工夫を重ね、目に見えない1500個の微粒子を採取、分析し、小惑星「イトカワ」の物質であることを突き止めたのです。英BBCや米航空宇宙局(NASA)も「日本の探査機が7年の旅を経て、小惑星の粒子を取ってきた」、「非常に小さな粒子を、研究者は一つひとつ取り出した」と日本人の手の器用さを称賛したのだそうです。そして、「回収はうまくいった。粒子は髪の毛の太さよりも小さいが、地球外物質の様子を物語るだろう」とも付け加えているのだそうです。すごいでしょう。

私はあまり存じ上げてはおりませんでしたが、小惑星「イトカワ」には、地球のような地殻変動が無いのだそうです。このため、これら微粒子は太陽系が誕生した46億年前の痕跡をとどめている可能性があるとのことです。アメリカのアポロ11号は月着陸時、月の石を持って帰りました。あの月の石は地球から分かれた月にあったものですから、46億年前の痕跡はとどめていないのだそうです。ですから、世界のどの国も地球以遠から、太陽系が誕生した46億年前の痕跡をとどめている物質を持ち帰ったことはないのだそうです。ちっぽけな微粒子とは言っても、小惑星「イトカワ」から持ち帰った微粒子はものすごい価値のあるものなのだそうです。なんとすばらしいことでしょう。また、夢がありますね。太陽系の起源、発展を解明する貴重な試料となるのだそうですよ。是非、太陽系の起源に迫る分析と研究を全世界の科学者で深めてもらいたいと思います。

小惑星「イトカワ」の物質と判断した決め手は微粒子の組成だったそうです。電子顕微鏡で調べると微粒子はかんらん石や輝石(きせき)などで、組成が地球上に落ちてきた隕石(いんせき)の特徴と一致したのだそうです。隕石は小惑星のカケラと考えられ、地球上の物質とは組成が異なります。「はやぶさ」が観測した小惑星「イトカワ」の組成データとも一致したのだそうです。日本の科学者はきちんと仕事をしますね。それに較べて日本の政治家、国家官僚はきちんと仕事をしませんね、な~んてことは言いませんよ。

はやぶさプロジェクトを率いた宇宙航空研究開発機構(JAXA)の川口淳一郎教授が「はやぶさが帰ってきただけでも夢のようだったのに、さらにその上に、このようなすばらしいお土産までもってきてくれた。夢を超えたことはどう表現していいか分からない。感慨で胸がいっぱい」と言うように、ちっぽけな「はやぶさ君」は今度もまた、うれしい方へ予想を裏切ってくれたのだそうです。お亡くなりになった大沢親分ではありませんが、「よくやった、あっぱれ」というしかないのです。

私、ふらぬいは、通信工学、制御工学、電子工学といった通信と制御分野の設計と物づくりを行うエンジニアでした。マイクロ波衛星通信関連の監視制御のプロでしたから、ロケットとかロボットの制御でもよいのですが、それらを設計者の意のままに制御する、動かすことについては、どのようにしたら良いかは分かります。つまり、どのようにそれらを動かす制御信号を電気信号に変換して送出してやれば、制御されるロケット、ロボットはどのように動くはずだとかですね。また、その制御対象、ロケットとかロボットとかが、どのように制御されているかの結果を、制御している側に送り返すかもイメージは出来ます。それで、「はやぶさ君」が小惑星「イトカワ」にある砂の採取といった任務を帯びて小惑星「イトカワ」まで出掛け、その任務を達成して戻ってくることは、本当に大変なことであり、しかも、その途中で遭遇した幾多の困難を克服し任務を達成したことに涙が出るほど感動しました。ブログにも書きました。そこで終わってしまったのでしたね。「はやぶさ君」、それで十分君の任務は達成したのだから、ゆっくりお休み、なんて声を掛けたい気持ちでした。その通りに声を掛けてしまっていましたね。

しかしながら、自然科学、科学技術はまだまだ、奥が深いというか、幅が広いというか、すいません表現が薄っぺらくて、そのようなことがあるんですね。「はやぶさ君」が小惑星「イトカワ」から採取してきた砂、粒子が、次のステップ、太陽系の起源に迫る研究に役立つのだそうです。宇宙開発はなんと科学技術領域分野が広いのだろうと思いますね。宇宙制御工学、通信制御工学、機械制御工学的(なんかくどいですね、失礼)にはよくやった、素晴らしい成果が出た、と褒め称えることができます。しかも、なんと自然科学的には宇宙の謎、太陽系誕生の起源、地球誕生の謎にも迫れる業績の仕事もきっちり成し遂げてきた訳なのです。7年に及ぶ苦難の旅、「はやぶさ君」の、あの感動的な帰還に続く、もう一つの、世界初の偉業、世紀の偉業になるのですね。ブログのタイトルを繰り返してしまいました。申し訳ありません。

私はかなり若い頃、30台前半です、同じ会社で部署は違いますが、国際宇宙ステーション(ISS)の開発を行っている同僚がおりました。私の会社ですから、彼の担当分野は私の技術領域とはそんなに異なっている訳ではありません。彼は、国際宇宙ステーション完成は20~30年後、と言っていたように思うのです。それでも、今の与えられた使命、任務、つまり、試作機の開発、実験データ取得と評価、そして技術的課題の抽出、対策と、それを解決するさらなる技術開発を一つ一つ克服して、こなしていかないと国際宇宙ステーションの完成にはならないと言っていたのを思い出します。そして、大きな問題はその20~30年もの長期に亘る開発期間中、モチベーションをどのように維持していくかがどれだけ大事なことかということと話していました。一方、私の担当している地上マイクロ波、また衛星通信プロジェクトは、1~4システム/年の開発、客先納入ですから、その結果はかなり早く出てくるのですので、私のモチベーション維持はそんなに大変なことでは無かったように思いますが。

彼の国際宇宙ステーションプロジェクトは、結局は彼が現役のうちには完成しませんでした。国際宇宙ステーション、今では皆さんご存じのあの「きぼう」は完成しなかったのですが、今は完成して地球の軌道を回っていますね。それは彼のモチベーション維持も立派でしたが、それに続く後輩技術者の血の滲む努力、モチベーション維持、成果にもよるものなのでしょう。宇宙開発プロジェクトについては、確かに、このように長期のプロジェクトがほとんどでもあります。そのためにそれを支える技術者の努力、頑張りは並大抵のものではなかった筈なのです。

日本の企業は昔からこのような地道な努力を行いつつ日本国内、世界の企業と戦ってきたわけなのです。これらの長期プロジェクト開発が企業で可能なのは、企業が大きな資金を投入しても、開発分野で使える新しい技術が開発されて、それが企業活動における他の領域に応用することができたからなのです。やはり、日本の経済成長の最中でしたから資金的にも人的にも日本の企業には余裕があったということなのでしょう。現在の日本の企業状況は違いますね。日本の企業競争力は国際的にかなり落ちてきて、長期プロジェクトを支える利益など出す企業は数少なくなりました。しかも、日本の企業にとっては、短期間に利益を出さない、出せない事業は、うち切らざるをえない状況になっていますね。どこかのブログで述べましたが、今では新技術開発のための企業の研究所、研究施設も閉鎖せざるを得ない企業も多くでてきています。日本企業の国際競争力が落ちてきているのは、儲けられない、新商品、新製品開発にお金をかけられない、人材に投資できない、人材育成ができない、企業競争力が落ちるの悪循環に陥っているからなのです。それでもって、特に若い人材を新しく採用できないということは本当に大問題なのです。大学、高校の新卒者の就職が厳しいと言われて久しいですね。日本の企業が海外に進出して、国内での人材を採用する必要が無くなってきています。これでは本当に長期に亘るプロジェクトなんてできないでしょう。今の政治家、国家官僚は将来の日本をどのような国にする。また、どのように日本企業の国際競争力をつけるか、の大きなデザインが見えなくなっています。やむを得ず競争力維持のため海外進出した企業はもちろん現地人を雇用します。製造だけではなく開発のための人材、将来の企業を背負う人材も現地で雇いますよね、企業としては当然だと思います。それで、日本国内の雇用が減り、若者の活躍の場がかなり狭まっているのも事実なのですね。もちろん日本国の将来にはゆゆしき問題だと思います。若者に雇用の場が少なくなると次代を担う人材の育成ができません。若者に雇用の場がなくなると若者へお金の流れが狭まります。日本人の平均年間所得が毎年下がっているのは、高齢者が退職しても、その分、若者にお金が回らない、流れないというのも理由の一つでもありますからね。昔と違い、毎年給料が上がらないこともありますが、お金が若者に回らない、流れないのが大きな原因でしょう。税収不足も根元は同じではないですかね。若者の雇用を増やし、お金が若者に回る、流れるようにすれば、購買意欲のある若者でもありますから、日本におけるこの不況、閉塞感は少しずつ改善されると思いますがね。国の税収もそれなりに好転するのではないですか。

今話題の事業仕分けにおける事業仕分け人は選挙目当てのパフォーマンスですから、私は少し身を引いて見ています。宇宙開発関連技術、事業については成果は目で見えるものではなく、その波及効果、基礎技術、応用技術といったものにも注目しないと本質を見誤ることになると思いますよ。だからと言ってすぐ結果がでてくるものを無視しなさいとは言いませんよ。事業仕分けは税金の使い道ですから、誰かさんが言っていましたが、使い道の順番を決めるのが好いのではないかと思いますね。天下りが全部だめだとは思いません。税金の使い方が、国民の雇用を増やす、働きがいのあるものに改善される、といった分野にまわるようにすれば、雇用も増えて税収増にも繋がるのではないですか。なんかまた話しが逸れましたね。戻します。

はやぶさプロジェクトの構想は四半世紀前、若い研究者の挑戦から始まったそうです。計画の着手からも15年かかった。JAXAの川口教授はさらに「宇宙科学研究所として40年以上に及ぶ積み重ねがあってこそです」と言う。加えて、野心的な目標と、高い技術力、研究者たちの献身的な努力が「オンリーワン」の成果を生んだ。その積み重ねとモチベーションの維持が大切なんですね。この頃はどちらも軽々しく論じられますね。どこの民間企業でもお金を稼ぐ方が出世します。これは仕方が無いと思います。政治家も国家官僚も、お金(予算)を取ってくる方が出世するのではないですかね。でも、この人達が取ってくるのは、自分で稼いだお金ではないですからね。しっかりと国民のためにお金の、税金ですよ、使い途に順番を付けていただきたいと思います。

はやぶさ効果は、これから世界に広がっていきますね。「はやぶさ君」が持ち帰った微粒子は世界の研究室に配布され、多様な研究がスタートすることになります。どんな発見がもたらされるか、大いに楽しみですね。日本でも、科学大好き、理科、数学、もの作り大好き人間が増えそうです。
私は小中高校生がこの「はやぶさ君」の偉業に感動して、これら理科、数学、工学と言ったものづくりの分野に活躍の舞台を求める人材が増えることを期待すると同時に、政府、官僚、企業のこれら若い人材を迎え入れる側にも、その環境作りをお願いしたいと考えています。

日本国再生には、若い人材を生かす社会、そのためには若い人に雇用の機会を提供する日本国の政治が必要なのです。これから高齢者が増加し、若者が減っていく社会(少子高齢化社会)を克服するために政治家、官僚は何を為すべきかもっと真面目に真剣に考えて頂きたいと思いますね。若者の絶対数が少なくなることは、何をなさねばならないかわかりますよね。内需も減りますし、税収も減るんですよ。ここに手を打てない政治家、官僚は日本には必要ありませんからお引き取り頂きたいと思います。立ちつくす、手をこまぬく、何もしない政治家、官僚は、日本国民にとっては無用の長物ですからね。

はやぶさ あの感動的な帰還に続く世界初、世紀の偉業をつれづれぶろぐしました。

相変わらず、あちらに飛び、こちらに戻りで、こんなに長い文章になってしまいました。しかも、タイトルと結びの結論がすっかり違ってしまいました。失礼しました。

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