からだに良い飲み物、焼酎をつれづれぶろぐ

前回のからだに良い飲み物のブログは赤ワインでした。あのブログを読んで赤ワイン党になられた方がおられましたらブロガー冥利につきる訳なんですが、そんな方はありませんよね。ワイン好きはもともとワイン好きですから、あのブログで少し飲み会の時にひけらかす蘊蓄をため込んで頂けたらと思っています。でも、どうしても、ミレセチンとかレスベラトロールといったテクニカルタームが気になるのですね。ですから、赤ワインのポリフェノールはからだに良いのですよ、とか、ワイングラス2,3杯で記憶力が良くなるんです、との話しに止めておかれると良いのですね。間違っても、先輩や大先輩の高齢者にボケ防止になるんですと言うのは控えておかれた方が良いと思いますよ。老婆心ながらではなく老爺心(?)からです。またいつものように変なところで寄り道していますね。失礼。

からだに良い飲み物、お酒、しかも焼酎の話しでした。今回も、蘊蓄は「ボケずに長生きできる脳の話し」(天野恵一著)をかなり使いますからね。天野恵一さん、お世話になります。

一昨日、11月3日は文化の日で休日、横浜若葉台も好天気に恵まれました。イベントも数多く開催されました。先週の土日は関東地方に台風接近、通過で天気が悪かったものですから、先週の土日から、11月3日の休日に延期になったものまで開催されて、どちらにも参加しなければいけない方、どちらかの一つに参加するため、頭を痛め、困った方もおられたようです。
私、ふらぬいは自治会主催の子供からお年寄りまで、3世代交流いも煮会の主催者側メンバーの一人として、お母さん方が調理した、いも煮の大鍋の煮炊きの世話をしていました。いも煮会会場の準備、かまどの火の世話、そして後始末をしただけでしたがね。お母さん達の調理したいも煮は美味しくできたと評判でした。いも煮会参加者は飲み、食べ、遊び、懇談にと、大いに楽しんでおられましたよ。後片付けを終わり、主催者メンバーによる懇談会を兼ねた反省会の飲み会が行われ、メンバーの労をねぎらう席に、あのまぼろしの麦焼酎「百年の孤独」がテーブルを飾りました。麦焼酎「百年の孤独」は、あの芋焼酎「森伊蔵」、「天使の誘惑」といったまぼろしの焼酎の一つですね。私は、「森伊蔵」は昨年九州旅行したときに鹿児島の料理店で飲みました。美味しかったですね。そして今回の「百年の孤独」です。これもまた美味しい焼酎でした。「天使の誘惑」は、まだためしたことはありません。
今回、まぼろしの焼酎、「百年の孤独」を飲んだことから、からだに良い飲み物、焼酎のブログを書いてみようと思いました。あの「百年の孤独」がノーベル賞作家のガルシア・マルケスの小説にちなんで名付けられたことは知っていますが、ガルシア・マルケスの話しにはもっていきませんからね。純粋に焼酎の話しです。

な~んと、ここまでもってくるのがまたまた長いですね。私もあきれてしまいます。すいません。

焼酎、しょうちゅうは昔は、と言っても、私の子供時代です、安物のお酒のイメージが強かったですね。言葉は悪いですが、日雇い労働者が安く酔えるお酒と言うことで、また何となく、すぐ酔ってくだをまく人が飲んでいるアルコール度の高いお酒のイメージがありました。そう言ったこともありまして、私もお酒を飲める年齢をかなり過ぎても、しばらくは焼酎に手出しはしませんでした。しかしながら、この10年くらいは、芋焼酎、麦焼酎、米焼酎の泡盛を良く飲むようになりました。これは旅行先でこれらの焼酎に巡り会ったこともありますが、やはり健康に良いとの言い伝えが私の心の中にありました。もう、今となっては焼酎は大ブームにまでなっていますからね。「まぼろしの逸品」、「まぼろしの絶品」といったふれこみの焼酎も現れました。なんと1本、1.8リットルで1~3万円もするのだそうです。私なんか焼酎がこのお値段ではかなり引けてしまいます。でも、1本、1.8リットル、1500円から2000円で本格焼酎が手に入りますので、そちらの焼酎での話しを続けますね。

こうした焼酎ブームの背景には、焼酎そのものの味が良い、美味しいということに加えて、からだに良いという健康指向のファクターが大きく働いていることも確かにあると思いますね。

その一つが、数あるお酒の中でも焼酎はカロリーが低いお酒であるということ。このことは、女性にとってばかりでなく、太りすぎを気にする私、ふらぬいにとっても何よりの朗報ですね。アルコール度数が高いお酒なのにと不思議に思われるかもしれませんが、他の醸造酒などと比べて糖分が少ないのです。確かに辛口といわれるワインや日本酒と比べても、飲み口はすっきりしています。このすっきりした飲み口と引き締まった切れ味が、焼酎のファンを増やしているのです。またアルコール度数が高いため、水やお湯で割って飲むことが多く、結果的には摂取量に換算すると、ワインや日本酒より少ないということも言えるのでしょうか。

そしてからだに良い、健康に良いということですね。焼酎の効能として、最近最も注目を集めているのが、本格焼酎が血栓症予防に大きな効果があるということです。血栓というのは、出血した場合の血を固めるために必要なものです。しかし、役目を終えた血栓がいつまでも残っていると、血管が詰まって心筋梗塞や脳梗塞などの血栓症を引き起こすこともあります。ですから、速やかにこれを溶かさなければなりません。血栓症は、血栓を作る力が大きすぎるのではなく、溶かす力が弱まったために引き起こされる病気なのです。少しここから専門的になりますが、我慢して下さいね。

飲酒後の血液を採取して、その血液から血しょうを取り出し、さらにそこから血栓溶解酵素だけを分離して、その量と働きの強さを調べる実験をしたところ、焼酎には群を抜いて、血栓溶解酵素を増やす力があることがわかったのだそうです。 ちなみにワインの約1.5 倍、ビールの1.6 倍、清酒の1.3 倍になるのだそうです。また同じ焼酎の中でも本格焼酎、乙類焼酎のほうが、甲類焼酎よりも高い数値を示します。つまり本格焼酎を飲むと、その成分の何かが血栓を溶かし、血管がつまるのを予防してくれることが明らかになったのです。

その何かですが、その役割を果たすのが、焼酎の香りの成分である脂肪酸エチルエステルなのだそうです。脂肪酸エチルエステルを吸い込んだり、呑み込んだりすることによって、体内のプラスミノーゲン(*に説明)という物質が活性化されプラスミンになる。このプラスミンは、いったんできた血の塊、血栓を溶かす作用があります。つまり、焼酎を呑めば脂肪酸エチルエステルがプラスミノーゲンを活性化し、血液が固まりにくくなる。血液が固まり血管が閉塞した状態が梗塞だから、つまり、脂肪酸エチルエステル、焼酎の香り成分は脳梗塞や心筋梗塞の予防になるのです。

*:プラスミノーゲン
血管の中でフィブリン(fibrin線維素)ができると、血管内が詰まりだす。脳梗塞や心筋梗塞が始まるのだ。しかしこれに対抗してフィブリンを分解する仕組みがからだに存在する。出現した敵フィブリンを倒すために血液の中で次のようなバトルが行われる。フィブリンにプラスミノーゲンが吸着するのだ。プラスミノーゲンは肝臓で作られる攻撃兵器だ。さらに、血管の拡張や収縮など血管で起きた異変を感知した血管壁から、組織プラスミノーゲンアクチベータ(t-PA)という物質が放出される。プラスミノーゲンを活性化する支援部隊である。このt-PAがフィブリンに吸着して先着隊のプラスミノーゲンをプラスミンに変える。そしてこのプラスミンが、敵のフィブリンをズタズタに分解してFDP(fibrin degradation products)というゴミにして流してしまう。FDPは可溶性の廃棄物である。このような一連の血管内での現象を線維素溶解現象(fibrinolysis)という。血栓形成に対抗する生体の防御反応のひとつである。 

血液サラサラ効果で焼酎が売れていることも確かなのです。脂肪酸エチルエステルは焼酎の香り成分であり、香りの強い焼酎が健康に良いことになります。脂肪酸エチルエステルは芋などの焼酎の原料に含まれる脂肪酸がアルコールと反応してできたもので、焼酎の香りだけを構成する成分である。脂肪酸エチルエステルは揮発性なので蒸留回数の多い甲類ではなく蒸留回数の少ない乙類の焼酎、つまり昔ながらの本格焼酎、乙類焼酎がからだに良いのです。

焼酎の香り成分である脂肪酸エチルエステルは、プラスミノーゲンアクチベータ(PA)であり、驚異の助っ人、組織プラスミノーゲンアクチベータ(t-PA)と同じ作用をもっているのですからね。

ここまで読んで、今晩は是非、焼酎で一杯やってみようとの考えをもたれた方も多いのではないかと思いますね。

それで、本格焼酎のおいしい飲み方を以下に示しますね。あの私がおいしいと勝手に思っている飲み方ですので、別の飲み方があると言われる方は、その方法で結構ですからね。

一般的には、お湯割り、水割り、ロックが基本ですが、それぞれの飲み方にそれぞれの個性とおいしさがありますね。お湯割りにするとふんわりと香りが立ってやわらかな旨みが感じられ、味の厚み、コクが大きくなるし、水割りにすると味が閉まり、キレが増し、刺激や雑味が押さえられ、味をじっくり楽しむことができます。ロックにすれば、深い味わいをしみじみと堪能できる。こちらが、何も加えず、焼酎そのままで、大人の飲み方かもしれません。

本格焼酎がこれほどまでに人気があるのも、飲み方によっても楽しみ方がそれぞれ異なるからというのも一つの理由ではないでしょうかね。 焼酎のタイプによって、お酒の肴によって、それぞれ異なった、ご自分に合ったスタイルを探して楽しんでみるのも良いのでしょう。

一般的に食中酒に向くアルコール度数は14~15度と言われ、一般的な焼酎の度数25度をロクヨン(焼酎6:湯や水4)で割るとちょうどそれくらいの度数になります。また、食中酒にする際には、お湯割りか水割りにし、食後酒としてじっくり飲みたい時には、度数の高い原酒をロックやストレートで飲むという飲み分けをするのも楽しみ方のコツなのです。

その時には以下の事柄を守って頂きたいと思います。すいません、くどくて。

焼酎を飲む量については、血栓を溶かす作用を充分に生かす適量は、25度の本格焼酎で120ml、35度以上の本格焼酎で85ml以下くらいが目安となりますからね。

でも、焼酎もその適量に個人差もありますので、焼酎を楽しむのか、健康のために焼酎を呑むのかによって量はおのずと決まってきますからね。くれぐれもおいしいからといって度を超す飲み方をすればからだにはよくないことはおわかりですね。また高額な本格焼酎をたくさん呑んでも、ほどほどの価格の本格焼酎と効果はそう違いは無いことを肝に銘じて本格焼酎を嗜んで下さいね。高額な焼酎をたくさん飲んだら別の意味で心臓にも悪いですからね。赤ワインの時にも述べました、失礼。

私も、今晩は是非、焼酎で一杯やってみようと思います。銘柄名を出して申し訳ありませんが、芋なら「島美人」、麦なら「いいちこ」、米なら「久米仙」で行きますからね。あのまぼろしの「森伊蔵」、「百年の孤独」、「天使の誘惑」でないことだけは確かです。皆さんも、お手頃のお値段の本格焼酎でどうぞお嗜み下さい。

からだに良い飲み物、焼酎をつれづれぶろぐしました。

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