尖閣諸島沖事件 「中国の強硬措置 理不尽な対応はやめよ」をつれづれぶろぐ

本日、9月28日の毎日新聞の社説です。尖閣諸島沖事件に関して、「中国の強硬措置 理不尽な対応はやめよ」と題する毎日新聞の社説は説得力のある良質の社説であると考えましたので、つれづれぶろぐしてみました。

毎日新聞の社説では、こう尖閣諸島沖事件を起こした中国に語りかけます。

「沖縄県・尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件で中国人船長が釈放されたあとも中国は強硬な構えを崩していない。日中対立の長期化は双方にとってプラスはない。中国は日本に対する報復とみられるさまざまな措置を早急にやめるべきである」、問題の提起と解決案の提案ですね。

日本国固有の領土領海内での中国漁船の狼藉に、手心を加えてしまった沖縄地検の(政治的)決着対応がこのような結果を引き起こしたのは明確です。といっても、日本政府が(きちんと)裏から指示したことも、今となっては明確になってきましたね。他人(ひと)の庭に踏み込んで狼藉を働いたのを、大目にみてもらったのに、報復をするのは、やくざ、暴力団と一緒です。いままでのブログでは、やくざ、暴力団の”たぐい”と”たぐい”をつけていましたが、中国は、やはり、やくざ、暴力団国家でしたね。これは毎日新聞が書いているのではありませんからね。私の感想です。

「漁船船長の帰国に合わせ中国外務省が発表した声明にはあぜんとさせられた。日本の領海内で海上保安庁の巡視船に体当たりした漁船の船長を釈放したのは日本側が対中関係を重視した結果の判断であろう。それに対し謝罪と補償を求めてくるとは何をか言わんやである。

声明は船長逮捕について「中国の領土と主権、国民の人権を著しく侵犯した」と抗議し、日本による拘置や捜査を違法・無効と決めつけて謝罪と補償を求めている。論外な要求であり、菅直人首相が「全く応じるつもりはない」と拒否したのは当然である」、と菅首相の対応を支持しています。

この事件の中国側の対応について、”何をかいわんや”は、日本人が感じた、あたりまえの感慨ですね。日本の領海に入って、狼藉を働いたものを、痛めつけるのでもなく、罰するのでもなく、中国との友好関係を考慮し(もう二度とするなといって)逃がしてあげた訳ですからね。しかしながら、あの、やくざ、暴力団国家は謝罪と補償を求めているという、びっくりしますね。それなりに中国に気を使ってしまったのが裏目にでたのですね。でも、中国は中国から離れた、南シナ海の南沙諸島、西沙諸島でも関係各国と問題を起こしている。日本とは、まだありますよ、”沖の鳥島”もそうですからね。前の二つは東南アジアの国々、”沖の鳥島”は中国は日本の領土では無く、ただの岩だと言い張っています。でも、どこかの海のただの岩らしい島(?)を自国領土と、国旗を掲げているのは中国ですからね。日本国は国境を海に囲まれていますから、国境を警備するとの考え方はありませんからね。少し心配ですね。

次は、あの温家宝首相がニューヨークで日本恐喝、脅しをかけた演説のあとに起こった、フジタの社員拘束の件ですね。私は、中国では、どんなことがあっても、国家の機関、建物、軍事関連の施設にはカメラを向けないように心がけているとは、「ずぼ市」のブログでそれとなく書きました。中国が民主国家でなくても、外国に出掛けたらそのようにすること、先輩からも聞いていましたし、自分でもそのようにしてきました。それだけ、自分に不利なことが起こる可能性が高いからです。やってなくても、やっても、このようなことは中国では、必要ならあたりまえに犯罪にしますよ。残念なことでした、としか言いようがありません。

「中国側が河北省の軍事施設区域でビデオを撮影していたとして建設会社「フジタ」の日本人社員4人を拘束し取り調べていることも理解しがたい。「フジタ」は旧日本軍が中国各地に遺棄した化学兵器を発掘・回収して無毒化する事業に携わっており、拘束された社員はその準備のため現地入りしたという。

この事業は化学兵器禁止条約に基づき日本政府が全額負担して行うことが日中間で合意された戦後処理事業の一環である。日中関係改善という明確な目的がある。スパイなどでないことは中国側もわかっているはずだ。

取り調べは温家宝首相がニューヨークで「船長の即時釈放に応じなければ新たな対抗措置を取る」と発言した前日に始まっていたことも後でわかった。温首相発言に向け中国当局が用意した「新たな対抗措置」と見られても仕方ない。中国側は4人の身柄の安全を保障すると言っているようだが、理不尽な取り調べはやめて早急に釈放すべきである」、と説明していますね。

中国の軍事施設をビデオに撮る、日本のスパイがいたことを、一番びっくりしたのは日本人でしょうね。企業スパイなら居るかもしれないですが、わざわざ中国くんだりまで出掛けて、とても危険な場所、まして軍事施設をビデオ撮影しますかね。ということは、逆に、中国は世界中にスパイを放っていることの裏返しでしょう。
ただ、中国は中国駐在日本大使を呼びつけるくせに、日本大使が面会を依頼したら、拒否するんですね。大人げない国家ですね。仕方ないかな、中国は、やくざ、暴力団国家ですからね。

「影響が経済分野に拡大していることも看過できない。事件以降、ハイブリッド車や携帯電話部品の性能向上などに必要なレアアース(希土類)の対日輸出手続きが停滞しており、日本のハイテク関連産業を不安にさせている。

さらに、一部の税関当局が日本関連の輸出入品に対する通関検査を厳格化し自動車や家電の部品などの輸出入が滞るケースが頻発しているともいう。中国政府は指示を否定しているが、一連の経緯から見ればいやがらせとしか思えない」

中国は民主国家ではありません。共産党一党独裁の国ですから、いやがらせでもどんなことでもします。こんなこと、日本の企業人は分かっています。個人レベルでは中国人はいい人達です。我々日本人とも友好的につきあえます。問題など起こりません。でも、それが少しずつ上層部に上がるたびに対応が違ってきます。一番上からの指示が個人レベルに戻ってくると、それは牙をむいた獣の対応になります。ですから、民間レベルの対応と国のレベルとは全然違います。そんなこと一般企業人は分かっていて中国ビジネスをやっていると思いますよ。これは、日本側は、”いやがらせ”と視ますが、中国にとっては自分たちに良かれと考えてやっていることです。しかし個人レベルではできませんから、上からの指示でやっていることは確かです。

レアアース(希土類)の対日輸出手続きが停滞、輸出入品に対する通関検査を厳格化、これら経済封鎖等は民主国家でもやることですから、これに対応していない日本国、日本企業がまずいと思いますね。あと1年くらいで、中国以外のレアアース産出国が出てきますので、それまで待つか、レアアースの代替えになる新技術開発を急ぐべきでしょう。戦略物資を、やくざ、暴力団の国に全面的に依存するのは、企業戦略上、まずいんじゃないですか。

私はどこかのブログで書きましたが、これは日本企業がだめだと思ったのは、日本の中小企業が持っている部品製造技術と金型技術を、日本の大手企業が勝手に中国に持ち出していることですね。部品技術、金型技術は日本企業の技術の生命線との認識が、中国への生産移管の途中で、企業のトップが放棄してしまったのですね。日本の企業は日本から持ち出した生産技術のうち、部品製造技術、金型技術は中国には根付かないものとの認識があったのでしょうね。ただ、中国企業ではなくて、中国がどのような国家かの認識が足りなかったと思います。

私が思うに、中国にある日本企業の工場は最終的にはすべて中国に取られることになる可能性が高いと思います。今絶好調の企業の工場でも最後は中国のものになるのでしょうね。中国沿岸部にある工場、またはビジネス拠点は中国でビジネスを展開する上では中国奥地に入っていくしかないでしょう。その先はないのです。そこで終わりです。結局はすべて中国のものになってしまうのでしょうね。私は中国に工場を造って、その利益はどうなるか不思議に思いました。これは中国国内に残るのだそうです。今利益を上げている企業も最終的には中国に工場、企業を取られて、他の国に出るか、日本に戻るしかないでしょう、戻るといっても、日本にはもう何も無いのですがね。ちょっと言い過ぎたかも・・・。

話しが、すっかり逸れてしまいました。

「中国が本当に「戦略的互恵関係を発展させることは両国国民の根本利益に合致する」(中国外務省声明)と考えているなら、挑戦的な対応をただちに改めるべきである」、と筆者は社説を締めています。

この最後の文章で毎日新聞の社説はまとめていますが、中国への呼びかけにかすかな期待を込めています。つまり、「戦略的互恵関係を発展させることは両国国民の根本利益に合致する」(中国外務省声明)ことですね。日本から見ると、まったくその通りですが、彼ら、中国には、国民の利益なんてありません。あるのは、国民のさらにその上、共産党の利益、大義(党への国民のつとめ)だけです。この国に正義はありませんので、大義とつけます。あの”見識のない政治家”の鳩山前首相が使った大義ですね。彼をブログで揶揄しましたが、また出してしまいました。すいません。

中国が隣国との間に真の戦略的互恵関係など持とうとおもっちゃあいません。なぜって訊きますか? 読み替えれば良いのです。いいですか、「戦略的互恵関係を発展させることは、それが中国共産党の利益に適えば、中国共産党の根本利益に合致する」(中国共産党声明)、なのですからね。中国共産党の利益に適わなければ、中国共産党の根本利益に合致する訳はないのですよ。

どこかの政権党の前幹事長が多くの新人議員を引き連れて中国に出掛け、胡錦濤国家主席と写真を撮っていました。皆さん喜んで撮ってもらっていましたね。私は、本当に恥ずかしい行為と思いました。でも、次回の選挙にはこの写真を是非使って欲しいと思っていますよ。見識のない政治家の判断に有権者は使わせて頂きますからね。

私は日本の有力紙でこのような提案型の社説を書かれた毎日新聞に敬意を表したいと思います。有力紙の多くは、北京支局の駐在員に危険が及ぶのを意識して書かないのだとは思いますし、朝日新聞(今回は我慢して下さい)なんて、尖閣諸島沖でこの事件が発生したときには、記事がどのような扱いだったか、反省すらしていない。

有力新聞に言いたいのですが、物事の本質を人に諭すのなら、中国が共産党政府になって、どんな悪事をいままでやってきたか、知らしめ、語るべきでしょう。多くの皆さんが知っていることなら必要ないかも。でも、記事に書いたりすると、中国政府の取材ができなくなるかな。また、今までの中国政府との間に築きあげたさまざまな関係がお釈迦になるとでも思っているのでしょうか。有力新聞が、今更、日本政府の不甲斐ない対応を紙面で叩いても、むなしい気持ちにしかならないのです。

それから考えると、毎日新聞の本日の社説には重ね重ね敬意を表したいと思います。

毎日新聞の尖閣諸島沖事件社説、 
「中国の強硬措置 理不尽な対応はやめよ」をつれづれぶろぐしました。

日本のマスコミ、TV、新聞は日本政府の対応、ゴタゴタを非難するより、国際世論の形成のために情報提供しましょうよ。中国に痛い目にあっている東南アジア諸国、また欧米各国にもきちんと伝えましょうよ。味方を増やしましょう。そうしないと、日本の領土問題(北方領土も含みます)は全敗?、しかも不戦敗になるかも知れません。

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