羽田、海外13都市と直結へ、ハブ空港化まで3ヶ月をつれづれぶろぐ

昨日、7月21日の朝日新聞の1面、トップ記事「羽田、海外13都市と直結へ、ハブ空港化まで3ヶ月、地方の50都市を中継」は刺激的でインパクトがありましたね。

新聞紙面には羽田空港の新たな国際線ネットワークと羽田空港の全体像の図が掲載されていました。

しかしながら、海外13都市を結ぶかなり貧弱な国際線ネットワークとの感じは否めませんでした。さらに、相変わらず、新幹線接続、電磁浮上式リニアモーターカー接続無しの全体像の図でしたね。もちろん、これからさらに充実を図っていく意気込みは感じられました。成田空港ファンの方は少し胸をなでおろしたかもしれませんね。

前回のブログで成田空港にスカイアクセスが開業、便利になりました、と遠くて不便な日本の表玄関空港にそれなりのエールを送ってきた私にとって、羽田空港が国際ハブ空港化するのを大きな期待で見守っている訳なんですよ。

あの、前回のブログで、”別にぃー”と付け加えたのは成田空港が私にとって便利になる訳では無かったので、あのブログになった訳ですからね。でも、日本人にとって、成田空港が便利になることはいいことですからね。

それで、羽田空港国際線拡充とハブ化ですね。

羽田空港では、10月21日に国際線ターミナルと新滑走路の使用が始まり、10月31日以降、ロサンゼルス、パリなど9都市と結ぶ便が就航します。これからは、既にある東アジア路線を含めると海外13都市と結ばれることになる訳なのです。

成田空港が世界100都市と結ばれていることを考えると、これでいいのかいとの批判がでてくると思いますが、政権交代があって、「成田は海外、羽田は国内」の方針転換がされたばかりですからね。羽田空港国際線拡充とハブ化、応援したいと思いますよ。

羽田空港には既に国内の約50都市とを結ぶネットワークがあるため、地方から羽田経由で海外に出たり、外国人客を羽田経由で地方に呼び込んだりもしやすくなります。今まで日本のハブ空港の役割を韓国の仁川(インチョン)空港が担っていたが、その機能を羽田空港が持つことになり、羽田空港のハブ化が促進されることになりますね。本当は成田空港がハブ空港の機能を持たなければいけなかったのに、長い間全然改善されなかったですからね。現状で仕方がないとまで言っていた方もおられました。それで、お客様、利用者は韓国の仁川(インチョン)空港を選んだのでした。

国際ハブ空港として羽田空港を考えた場合、33万回の発着枠のうち3万回を国際線に割り当てなんて、あまりにも少ないこと、さらに3年後に9万回を国際線に割り当てる計画ですから、一日120往復程度の国際便発着なんですね。ですから、羽田国際ハブ空港自体、たいしたもんではないんですけどね。やはり、しばらくは成田空港と羽田空港の棲み分けが必要になってはくるんですね。

朝日新聞の記事です。引用しますね。

”国土交通省は、羽田の国際線拡充で訪日外国人が219万人(09年の総数の32%)、出国する日本人が387万人(同25%)それぞれ増え、最大1兆円近い経済効果が見込めると試算する”

いままでの政治家、国家官僚の問題点は、このように夢のように試算して、それでどうなったかの結果を総括しないことなんですよ。もちろん反省はないし、責任の所在もありませんからね。でも、こちらとしては、そうかと言うしかありませんね。

”国際線拠点の成田空港の地元には、羽田の国際化への危機感もある。ただ、成田は現在、世界約100都市に就航し、今も慢性的に発着枠が不足している。昨年秋、「国内線は羽田、国際線は成田」という30年来の航空行政の方針を転換すると表明した前原誠司国交相も「共存共栄は可能だ」と強気だ”

前の言葉の繰り返しになりますが、政治家、国家官僚は、国際線拠点の成田空港のあるべき姿、将来像をどのように描き、どのように日本国民(成田市民も含みます)に説明し、日本経済の発展に資する国際線拠点としての成田空港を実現していったのでしょうか。見識のない政治家、国家官僚は「国内線は羽田、国際線は成田」と30年も言い続けていたのでしたね。そして、言わずもがなの方針の大転換になった訳です。大臣の「共存共栄は可能だ」にも、前提、つまり、かくかくしかじかの理由でこうなるから、「共存共栄は可能だ」にしてもらわないといけないのです。つまり、共存共栄を確認する、ある時点時点での検証行為が必要になるためです。

”政府も首都圏空港の活性化を成長戦略の柱に掲げるが、国際線の旅客需要は景気やテロ、伝染病などに左右されやすく、強気の見通しが実現するかどうかは不透明だ。
リーマン・ショック後の世界不況でビジネス客が激減し、経営不振にあえいできた日本航空、全日空にとって、羽田の国際化は起死回生のビジネスチャンスだ”

こちらの発言はマスコミが得意とする、どうとでもとれる、心配、不安の指摘とそれでも、それなりの応援メッセージであり、少し身を引いて応援しているのやら、そうでないのやらちょっと分かりませんね。日本の世界に於ける経済的地位が落ちてきて、ビジネスチャンス自体が減ってきているんですから、日本航空、全日空の努力は必要ですが、それだけでは無いのです。

日本国内に不必要な空港をどんどん造っていったのも、見識のない政治家、国家官僚でした。空港整備特別会計をどのようにして使うかというより、選挙対策でしたね。それで、空港行政も航空行政も見識のない政治家、国家官僚に食い物にされたのでした。

どんどん空港を建設してみたらこうなりましたは国民の側にも責任があるんですってね。政治家、国家官僚の夢のような数値を鵜呑みにして、結果影響が自分たちに及ぶことになってはじめて騒ぎ出すんですね。確かに自分に関係ないことに、日本人は口出ししませんからね。結局は巡り巡って自分のところにやってくるようになった。それで、なんだなんだと驚くんですね。私もそうでしたからね。

政治家がこうすると選挙前に言っていたことが、きちんと行われないと、次の選挙では”おしおき”までするようになりました。私は好いことだと思いますよ。前の政権党の時代には、なにもやらなくても、”おしおき”すらもなかったのですからね。悪いことをした政治家は落としましたけどね。

今回の朝日新聞の記事には、やはりと言ってはなんですが、羽田空港の国際化とハブ空港を支える、新幹線接続、電磁浮上式リニアモーターカー、モノレールの横浜延伸、成田空港との(陸海空)高速シャトルも出てこないということは、国土交通省は羽田の国際化、ハブ空港化に日本国としての目玉も特徴も無く、スタートさせようとしているように思います。羽田空港を世界に売り出すには、日本の表玄関たる特徴をきらびやかにかつ毅然と見せるべきではないかと思います。そのためにも目玉が必要なんですよ。

成田空港の裏返しで、羽田空港は都心に近くて良い、使い勝手が便利で有って良いだけでは、他国の空港と競争していく上では足りないのです。羽田国際空港を、これが”世界に冠たる日本の国際ハブ空港”に仕上げていって欲しいと思います。さらに、成田空港との役割分担をしっかり考えて頂きたい。少なくとも表玄関が24H空港ではない成田空港をどう位置づけるのかをですね。

ここからは、自分勝手にその目玉を書きます。新幹線、リニアモーターカー、モノレールその他諸々です。各企業のエクスキューズは考えませんからね。彼らは敵、航空業界にです、に塩を送るなんて考えたりもしますからね。それで、
JR東海は羽田空港に新幹線駅を早急に設置すること。品川から延伸すれば可能な筈ですね。さらに、電磁浮上式リニアモーターカー、今の山梨実験場に使っているものを、を羽田ー横浜間に設置してに使うこと。将来のリニア新幹線用には新しいものを開発して使うのが筋でしょう。そこまで実験線を使い続けることは、ビジネス的にはあり得ないと思います。これもJR東海にお願いすることです。航空会社を利するなんてことではないのですよ。
JR東日本にお願いするのは、東京モノレールの羽田、横浜延伸ですね。横浜は横浜駅東口、みなとみらい近辺に大きな土地があります。また、これからも、大きく発展するのが、横浜駅のベイサイドエリアと思います。少しギャンブルかも知れませんがね。新幹線はJR東日本にはお願いしませんから。出来れば成田に、これは無理か。
これは名指しでどの企業とは言いません。成田空港と羽田空港を約30分で結ぶ、東京湾岸、陸海空の高速シャトルの実現をお願いしたいと思います。日本の企業で無くても可です。近い将来に、そのような高速シャトルが出現すると考えています。
それに、政治家、国家公務員、近隣関係者、住民がどのように判断するかで、両空港の国際競争力も使い勝手も違ってくるのではないかと思います。もちろん全部一気に実現なんて期待はしていませんが、そのうち一つでも実現できれば、羽田国際ハブ空港の将来は明るいと思います。

それと、世界のハブ空港はたとえば日本が最終目的地とは限らないでしょう。そうすれば、自ずと24時間空港にならざるを得ないと思います。24時間空港にできない空港はハブ空港ではありえないし、ハブ空港にするためには、それに付随する空港諸施設、諸交通機関、ホテル始め関連諸施設等はしっかりその任にあたれるよう、人材の確保も含め対応するべきと考えます。ですから、空港だけのハードのみの充実ではなく、それを運用管理するソフトの部分、人材の育成、整備、充実も避けては通れない道なのです。こちらもよろしくお願いします。
で、誰にお願いしているのやら。
見識ある政治家、自己犠牲を苦にしない国家官僚、その他関係各位の皆さんですよ。

羽田、海外13都市と直結へ、ハブ空港化まで3ヶ月、を勝手につれづれぶろぐしました。

言い過ぎ、書き過ぎがあっても、勝手につれづれぶろぐですので気にしないで下さい。

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