東北新幹線青森延伸、はやぶさ号は北国へ

東北新幹線が今年の12月、青森市に延伸になります。

来春導入される東北新幹線の新車両のE5系新幹線は、日本最速の時速320キロメートルで走るんだそうです。愛称はなんと「はやぶさ」なんですって。JR東日本の社長のお声掛かりで、公募で第7位だったものを、第1位の「はつかり」、その他を押しのけて、決まっちゃったのだそうです。
私も若かりし頃、青森駅から、東北本線経由は、「はつかり」、「はくつる」、常磐線経由だと、「ゆうづる」、「みちのく」の懐かしい愛称の特急で上京したことを思い出しました。大阪方面に出掛ける人は、「白鳥」、「日本海」に乗車して青森駅を離れました。これらはみんな郷愁をさそう特急列車でしたね。これらの愛称は数多く歌謡曲のタイトルにもなりましたね。「はつかり」が選から漏れたのは、この特急列車に乗車して都会に向かったものとしては、少し寂しい感じがしました。

いつもお世話になっています、天声人語の筆者は、〈上野発の夜行列車おりた時から/青森駅は雪の中〉。北国が近づくほどに、あの昭和の名曲、(石川さゆりの)「津軽海峡・冬景色」の寂寞(せきばく)がまた遠くなる。と、「はつかり」が選からもれたことを寂しがっていました。まったく同感ですね。

確かに、少し鉄道のこと、歌謡曲のことを知っているもの、私です、にとっては、特急「はやぶさ」なら、熊本行きでしたからね。熊本と言えば、石川さゆりの「火の国へ」の歌詞とメロディーを思い出しますね。これも「津軽海峡・冬景色」と同じ、阿久悠作詞、三木たかし作曲になります。お二方とも亡くなられました、歌謡曲ファンにとっては残念です。どちらも、私のカラオケの持ち歌でもあります。考えてみますと、熊本行きの特急「はやぶさ」に乗車する女性は、都会のしがらみを裁ち切り、肥後もっこすを思い出させる泣かぬ女、強い女、頑張る女なんです。(作詞家がこう書いているんです。熊本の女性の方、ごめんなさい。) 一方、「はつかり」に乗る女性とは、都会のしがらみをひきづりつつ、自分をみつめながら、しっかり生きていこうとする北国の我慢強い女性ですから、少し違います。(青森、北海道の女性の方、喜んで下さい。でも、北海道の女性は少し違うかな・・。) やはり、「はやぶさ」は熊本行きが似合い、新青森行きには無理があるのではないか、と私は思いましたね。ここは、私の甘い考えが、そうするのですから。平成の名曲に東北新幹線「はやぶさ」の出番が巡ってくるのは、そう遠い先ではないかも知れません。

でも、この愛称「はやぶさ」の決定経緯についてはですね、以前新幹線ぶろぐで少し指摘しましたが、技術力、性能だけで、他のものより優れているとの考えは、実際に利用する側、乗客です、からしたら、ちょっと違うんだと思いますよ。つまり、みんなが愛称として良いのでは、と提案した「はつかり」を落とし、速いだけで、「はやぶさ」を選んだとしたら、例え民間の会社とはいえ、このJR東日本の社長さんは、日本最速をひけらかし、おごり高ぶり、舞い上がりがここでも見え透いているように思いますね。長い文章ですね、しかも言い過ぎかな。失礼。

私のカラオケ持ち歌に、チェリッシュの名曲、「はつかり号は北国へ」があります。この曲は列車の愛称が「はつかり」だからこそ出来た北国行きの名曲なのです。この歌の主人公は、北国東北へは、急ぐ旅ではないとしながら、自分を見つめ直しでかけます。行き先は北国青森なのでしょう。この主人公は津軽海峡・冬景色の主人公よりは、少し若いのではないか、と勝手に思います。でも、どちらの主人公も、青森で降りる列車は「はつかり」が似合いますね。もし、これが「はやぶさ」だと、この名曲は出来なかったと思いますよ。このJR東日本の社長は、チェリッシュのこの名曲をご存じないでしょうね。さらに、前回のぶろぐで触れた、海外への売り込みも考えたのでしょうか。日本最速の新幹線の愛称が、「はつかり」だと、英語で、雁は”Wild goose”かな。さらに、初は"the first"、迫力がないな。最も速く飛ぶ鳥、「はやぶさ」は、"Falcon" これなら、米軍の軍用機みたいだし売り込みができそう。新幹線車両が「かものはし」に似ているから、かものはしは、"Duckbill"または、"Duckbilled Platypus"これじゃあ売り込みには良くないし、となったのでしょうか。でも「はやぶさ」は悪くは無いですよ。

私は、「はやぶさ」を本州だけに生息する鳥と考えていたのですが、北海道始め東北及び日本各地に生息していることがわかりました。でも、絶滅危惧種でもあるんですね。名前ともども大事にしないといけない。

そこで、新幹線は次に青函トンネルを抜け、2015年度には新函館(仮称)に至るということを考えてみたいと思います。

JR北海道は新幹線の新函館延伸、さらに札幌延伸には、どう言ったメッセージを発信するかは考えてはいますよね。少なくても、新幹線は津軽海峡を抜けて北の大地へ!! ここから大きく変わりませんよね。「はやぶさ」が津軽海峡の海底トンネルを抜けて北の大地に降り立ちます。すばらしいことです。でも、「はやぶさ」が”津軽海峡を抜けて”はあまり良いキャッチフレーズではないから、”津軽海峡を飛び超えて”、”津軽海峡を渡って”、かな。こうだと競争相手、飛行機です、つまり敵に塩を贈ることになるから使えないし、困った、ということになるんですよ。えっ、全然困りませんか、失礼しました。私はまだ津軽海峡の海底トンネルを通過した経験がありませんが、昔は特急列車として、「はつかり」、いまは「白鳥」が、そして、「北斗星」、「トワイライトエクスプレス」、「カシオペア」が海底トンネルを通過しているそうです。もう、青函連絡船、津軽海峡・冬景色の時代はとうに昔のことなのです。

皆さんは、津軽海峡には日本列島に生息する哺乳類や鳥類の生息分布を分ける境界線、ブラキストン線があるのをご存じですね。ブラキストン(Thomas Wright Blakiston, 1832 - 1891)は、イギリス出身の軍人・貿易商・探検家・博物学者です。幕末から明治期にかけて日本に滞在しました。津軽海峡における動物学的分布境界線の存在を指摘、この境界線はのちにブラキストン線と命名されました。ブラキストンは日本の哺乳類、鳥類は北海道と本州とでは違うと気づき、1880 年に発表しました。函館山にその方の記念碑があります。また、北大植物園に彼が北海道で採取した鳥類の標本が展示されています。すいません、説明がくどくなりました。
つまり、津軽海峡以北(北海道)と津軽海峡以南(青森県以南)で哺乳類や鳥類分布が違うのです。

何が言いたいかと言いますとですね、新青森までやってきた新幹線は、津軽海峡の海底トンネルを通過して、次は北海道に延伸されます。まず、2015年に新函館までやって来て、その次は札幌まで延伸する事になるわけです。こちらはまだ計画段階ですが、いずれ、延伸することになるでしょう。

それで、北海道の住民の皆さん、JR北海道の社長さん、北海道の新函館に「はやぶさ」がくるのか、それとも、北海道にちなんだ愛称にするのか考えておきましょうね。今回のように、速いから「はやぶさ」でも良いのですが、是非、北海道の旅情、郷愁をそそる、愛称にしましょう。
例えば、動物、鳥だと、「ひぐま」、「たんちょう」、「えぞしか」、「きたきつね」、「なきうさぎ」、「おじろわし」、「くまげら」・・・。どうも良いのが浮かんでこないな。じゃあ、無難なところで、「北斗星」、「オーロラ」、「おおぞら」、「おおとり」、「エルム」、「しれとこ」、名横綱「大鵬」・・・・。ええい!、「ほっかいどう」、「でっかいどう」、「ふらの」だ。どうだ! まさかね?

でも、北海道の新函館に来る新幹線は、北海道民の民意、道民目線で選んだ愛称、名称にしましょうね。

私にとって、もう急ぐ旅はあまり無いと思いますが、時速320キロメートルの東北新幹線の「はやぶさ」には、是非、乗ってみたいと思います。

東北新幹線青森延伸、はやぶさ号は北国へ、でした。

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この記事へのコメント

タクロウ
2011年02月19日 21:46
僕は8月13日から15日まで札幌へ往復の東北新幹線と急行はまなす号に乗ります。1ヵ月前にJRの緑の窓口へ混雑しないうちに早めに買いに行き、愛の手帳で東京~札幌間の乗車券と往復の新幹線指定席券を買い、当日にははまなす号の往復自由席券を買います。札幌の街を見物したいです。

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