四国の旅、坂の上の雲のまち伊予松山と龍馬のふるさと土佐高知

私の旅の想い出はいつも外国の都市の紹介になってしまっているのですが、今回は四国の旅の記録、思い出です。

先週、5月18日~20日、四国を一人旅してきました。愛媛県の松山市を見学、国道33号で高知県の高知市に至り、国道55号を室戸岬まで行ってきました。恥ずかしながら、四国に足を踏み入れるのは、生まれて初めてのことでした。私にとって、日本国の中で唯一出掛けた経験が無いのは、四国4県でした。どういう理由があるにせよ、北海道で生まれて育った私は一度も四国に足を踏み入れたことさえありませんでした。本州の各都府県、九州の各県、そして沖縄県にもでかけました。たとえ、その県の町に足を踏み入れなくても、少なくとも、電車が通過したとか、駅で降りたとかはあったのです。本当に四国は生まれて初めての旅でした。でも、どうしてか分かりませんが、懐かしい感じがしました。旅の間中、どうして懐かしい感じがするのだろうと考えていました。

今回、どうしても、四国の松山と高知に行きたくなりました。もう還暦も過ぎ先が短くなったから、ということもあります。四国八十八ヶ所、お遍路さんの旅のことも考えました。今話題の、坂の上の雲、龍馬伝の影響もあったと思います。でも、私の世代は、正岡子規と夏目漱石ぼっちゃんの町、松山、そして、南国土佐、よさこい節とはりまや橋、かつおとくじら、皿鉢料理の高知でした。田宮虎彦の名作「足摺岬」は高校時代に読んで、それなりに感動したものでした。今ではその本を探すのも難しくなったのかなと思います。

そんな昔の松山、高知を吹き飛ばす感じの、坂の上の雲のまち、松山と、龍馬のふるさと、高知でした。とにかく、ブームに沸き立っているんですね、松山、高知が。今回は高松、徳島に足を伸ばせませんでしたので、こちらは、次回ということにしました。

旅行の間中、私のいつもの心がけが悪かったと見えて、毎日雨でした。でも、ずっと続いて雨だったという訳ではなく、ここぞと言うときには、雨は止んでくれました。それは、松山城と高知城を見学したときでした。城の中で雨に降られると雨宿り場所を探すのが大変ですが、それは良かったと思います。

私はお城見学が好きで、その町にお城があれば、必ず天守閣に登ります。今回もその目的を達成することができました。色々な場面でお城を写真に撮りましたが、一番美しい、格好の良いものをお見せします。あとは私のアルバムにおさめました。

松山市に到着して、すぐ、ロープウェーに乗って松山城を見学にでかけました。写真をお見せしますね。昨年の国内旅行では熊本城を見学していましたので、この松山城の雰囲気がいいんだよと自分を納得させていました。
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次に、秋山兄弟生誕の地にでかけました。この場所は、私が既に道を間違えて車で通ったところにありました。混雑していましたので、中には入りませんでした。
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松山市で、ここは外していけないところが、坂の上の雲ミュージアムです。館内は見学者が移動しやすい展示になっており感心しました。実は私は、司馬遼太郎のこの本を読んでおりませんので、蘊蓄を披露できる知識はありません。謙虚に見学しておりました。さすが、詳しいかたがおられまして、始めから終わりまで、見学者に説明しておられる方、このミュージアムの方ではない、がおりました。自分の知識不足を嘆き、忸怩たるものがありました。
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この坂の上の雲ミュージアム奥に、郷土美術館として使われている萬翠荘と漱石の愚陀佛庵がありました。この2棟の建物の見学も目指していましたが、なんと本日は休館日でした。さらに明日も閉館とのことで見学は適いませんでした。萬翠荘だけ坂の上の雲ミュージアムから撮しました。
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松山は夏目漱石、坊っちゃんの町ですから、道後温泉の見学は欠かせません。行きましたよ。
道後温泉駅前に坊っちゃん電車がありました。まちなかを走っている坊っちゃん電車も見ましたが、お休み時間なのでしょう。
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こちらは、坊っちゃんのカラクリ時計です。隣の足湯で夫婦の旅行客と外人女性のやりとりが面白かったです。お互い、言っていることが分かっていないのですが、微笑ましい風景でした。最終的には、写真の撮りっこをしていました。
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道後温泉本館の賑わいを見てきました。私の入浴は道後温泉本館ではなく、宿泊したホテルでした。写真からは伺えないですが、賑わっていましたよ。
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雨の松山でしたが、夏目漱石、坊っちゃんが味わったであろう情緒は満喫できました。

翌日は、国道33号を通り、四国の山を越え、高知を目指します。

途中、砥部の近くで伊丹十三記念館を見学しました。どしゃぶりでした。中はこじんまりして良い展示館でした。内部写真撮影は禁止でした。
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四国山中を車で飛ばしました。出会いの車もありません。雨が降ったり止んだりしてましたが、それなりに楽しいドライブ気分は味わえました。

高知の桂浜に近づいた頃は、またまた、どしゃぶりの雨になりました。なんとか坂本龍馬記念館の見学は可能でした。桂浜の海は風雨でほとんど見えませんでした。
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そのような天気ゆえ、残念ながら、桂浜にある、坂本龍馬像に会いに出かけることは出来ませんでした。しかしながら、坂本龍馬記念館前にも龍馬像はありました。

高知城と高知市内見学を行っている間は、雨が止みました。大急ぎで高知城を見学しました。こちらは立派なお城でした。お城は、城好きが見れば、どのお城も素敵で、立派で、格好がいいのです。
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南国土佐の高知のはりまや橋を見学しました。”よさこい節”とペギー葉山のあの名曲”南国土佐を後にして”のはりまや橋です。昔のものを復元した、風情のあるはりまや橋と、現在のはりまや橋です。
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期待していた、ひろめ市場は休みでしたので、山内神社と山内容堂像を見てきました。
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土佐山内家宝物資料館はパスし、旧山内家下屋敷長屋は外から眺めました。
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翌日は、室戸岬にでかけました。足摺岬の往復は、帰りのフライトとの兼ね合いで時間的に難しく、行き先を室戸岬にしました。国道55号を東に向かい、雄々しい太平洋の海と海岸美を見学してきました。見上げると室戸岬灯台も遠くに見えました。
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室戸岬には坂本龍馬と一緒に暗殺された、中岡慎太郎像がありました。生家が国道55号から山側に入った安芸郡北川村にあるのだそうです。
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私にはこの鯨の像が気になりました。江戸時代に捕鯨が盛んだったのが室戸であり、土佐は江戸時代、捕鯨王国だったのです。あのジョン万次郎を輩出した高知県ですからね。彼は足摺岬に近い中浜の出でした。国道55号沿いに、道の駅キラメッセ室戸に鯨館がありました。室戸と鯨の関係を紹介していました。
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高知龍馬空港に戻る途中、岩崎弥太郎の生家を見学してきました。本日の観光客は少なかったようです。
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岩崎弥太郎の像が、安芸市の国道55号の道路沿いにありました。そちらは撮りませんでした。

国道55号を高知龍馬空港に戻る間中、ずっと、どしゃぶりの雨の中でした。やっとたどりついた高知龍馬空港から羽田空港に戻りました。

ここまで雨にたたられた旅行も珍しいのかなとは思いますが、楽しい、四国一人旅でした。

今では大きなブームに沸いている、愛媛県の伊予松山、高知県の土佐高知の旅でした。確かに、観光客の誰でもが、坂の上の雲と坂本龍馬を口にします。それにしても、松山、高知には、派手さも飾りっけもない、生き生きとした生活感あふれる、かっては城下町であった佇まいがありました。江戸時代末期の明治維新と明治時代の日本国に大きな影響を与えた二つの町ですが、実際に生活している人々からは、そんな激動の時代を明るく生き抜いた楽天家たちが多く住んでいたという、気負いは感じられませんでした。しかしながら、どちらの町からも、観光客として暖かく迎えられた感じがして、すっかり好きな町になってしまいました。

私は昔から城のある町が大好きで、今までも随分、お城の有る町を訪ね歩いてきました。お城を取り囲むお堀の内側に入ると、何故か駆け出したくなります。そして天守閣まで一気に登り詰めます。松山城でも高知城でも同じ事をしてきました。少しお年を召した方は、”青春の城下町”という歌謡曲をご存じではありませんか。梶光夫が唄ってヒットした曲です。小柳ルミ子の”私の城下町”、多分こちらの方が有名かも知れません。昭和30年代後半のヒット曲だったと思います。高校時代から好きだった曲で、お城の天守閣に登るといつもこの曲を口ずさみます。松山市も高知市もそんな唄が似合う城下町の風情でした。

初めて訪れるのに、ずっと懐かしい感じがしていました。これは、お城と城下町の佇まいから来るのだと思います。あの若かりし頃に口ずさんだ、”青春の城下町”の思い出が、これら、松山の町で、また高知の町でも感じられたということなのでしょう。年甲斐もなく少しセンチメンタルな気持ちになりました。

四国には、まだ、未踏の香川県と徳島県が残っており、私の四国周遊の旅は、これからも続きます。

四国、坂の上の雲のまち伊予松山と龍馬のふるさと土佐高知の旅の記録、思い出でした。

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