30年前へタイムトラベル、カナダ、ペルー、チリ、アルゼンチン

旅の想い出断章、衛星地球局で地球一周、と名付けて大げさなぶろぐを以前書きましたね。何だろう? この衛星地球局ぶろぐは、何、地球一周? と疑問に思われた方は読んでくれましたよね。読んでいませんか、それは残念ですね。では、少し説明します。あれは、アイルランドとニュージーランドの衛星通信地球局を紹介しつつ、日本→ヨーロッパ→北アメリカ→大洋州→日本と巡るフライト旅のぶろぐでした。地球一周が付け足しでした。しかも、北アメリカ、それは、アメリカのロサンゼルスとホノルル、いずれもトランジットでした。その地球一周旅より、かなり前にも、それに似たフライト旅をしていました。今回はその記録の旅ぶろぐです。”30年前へタイムトラベル”と名付けました。いつもみたいにずっこけないといいのですが。始めます。

私の大事な旅アルバムの写真の中に、年月日とその時間を記載、記録しているものがあります。写真に年月日を付け加えることは、アルバム整理のためにはどれも行っているのですが、時間を記録することは、めったにないことなのです。

ここに唯一、そういった珍しい旅の記録、写真があります。その記録の年月日を確認すると、1981年12月4日の記録です。東京成田空港をPM20時出発、カナダ、バンクーバーに翌日AM4時着、バンクーバー発AM10時40分、ペルーのリマ着PM20時30分、リマ発PM21時40分、チリ、サンチアゴ着AM0時45分、サンチアゴ発AM1時25分、アルゼンチン、ブエノスアイレスのエセイサ着AM4時と記録されています。この時間はすべて、私の腕時計の時間である。つまり日本時間なのである。アルゼンチンと日本の時差が12時間ありますので、翌日の現地時間午後4時にエセイサに到着したことになります。東京成田空港を離陸して、32時間後にアルゼンチン、ブエノスアイレスのエセイサ空港に着陸した記録です。

ここで、この飛行機に搭乗して、その間に撮影した写真、かれこれ約30年前になります、がありますので、お見せします。成田空港での写真はありません。成田空港にて、カナディアン・パシフィック航空CP402便の搭乗の記録があります。バンクーバーではトランジット時間が約6時間ありましたので、航空会社のサービスでバンクーバーのスタンレー公園に連れていってもらいました。その写真です。これから約30年後、このバンクーバーの町で冬季オリンピックが開催されたことになりますね。オリンピックの応援に行かれた方は、このスタンレー公園のトーテムポールに見覚えがあるのではありませんか。そんな筈は有りませんよね。30年前ですから。もちろん大きく変貌していますよね。
貼付の写真は、公園から眺めた今から30年前のバンクーバー市です。雨に煙る冬のバンクーバー市の佇まいです。それとトーテムポールです。トーテムポールの写真が明るく写っていますが、雨のスタンレー公園の印象が強く残っています。最終目的地が南半球、真夏のアルゼンチンですから、軽装でした。とにかく寒かったので、いくら、サービス(ただです)とはいえ、断るべきだったと当時のメモに残っていました。でも、今となっては、バンクーバーに出かけたのはこのとき限りでしたので、正解だったと思っています。一期一会ですから大事にしないといけない。
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バンクーバーからのフライトは、同じカナディアン・パシフィック航空CP424便でした。ペルーのリマ空港では1時間、トランジット時間があり、飛行機から降り、搭乗待合室で休むことになりました。その時撮った写真が次の写真です。カナディアン・パシフィック航空の勇姿です。この航空会社はエア・カナダに吸収合併されてしまいました。私は約30年前に確かに、赤道に近い、ペルー、リマ空港に足跡を残してきました。
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この時のペルーに対する感慨というものは、当時はありませんでした。私にとって、世界遺産のマチュピチュもまだ知らず、そんなに親しみのある国でもなかったようです。でも、それから日系人のフジモリ大統領が誕生し、日本大使館占拠、人質事件があり、フジモリ大統領の活躍が記憶にあります。今は大統領時代に反政府勢力に対して行った行為により、フジモリ元大統領が不遇を託(かこ)っているのですね。

次にお見せするのは、チリ、サンチアゴ空港に着陸したカナディアイン・パシフィックの機内から撮影した、真夏のサンチアゴ空港の建物の写真です。もう既に何回か建て替えが行われているとは思いますが、今回の地震で空港の建物はどうだったのでしょうかね。それから、アルゼンチンに向けて飛び立った機中から撮った写真にチリの海岸が写っていました。見えますか。
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今年の2月27日発生した大地震と大津波に見舞われたチリです。当時、あのチリの空港で約40分、機内から外(チリの国です)を眺めて考えていました。この時には、この国で発生した1960年のチリ沖地震が日本の三陸地方に大きな被害を与えたこと、また、当時、チリの国が非常に厳しい政治状況にあることを考えていました。この時、私は、1973年9月11日の軍事クーデターで倒れたアジェンデ大統領、彼を倒したピノチェト現大統領とチリ国民のことを考えていました。南アメリカで最初の民主的に選ばれた社会主義政権であるアジェンデ政権を倒したのが軍事クーデターを主導したピノチェト現大統領だった。それから今でも、当時です、大統領の座に座っている。でも、あのクーデターの裏でアメリカのCIAが暗躍し、金銭的にも、軍事的にもピノチェトを支援したのがアメリカ合衆国であったのでしたね。アメリカがアメリカの気に入らないチリ社会主義政府であるアジェンデ政権を倒したのだ、とずっと考えていました。でも、その後、ピノチェト大統領のもとでチリはそれなりに経済発展しているとは聞いていました。
深田祐介の”革命商人”を読んでいましたので、外国に出かけて仕事をするときには何があっても驚かないとの気概を持って出かけましたよ。”革命商人”の主人公はあのときは、トヨタのランドクルーザーの売り込みだったような感じがしていますが、自信はありません、まだまだ日本の自動車は競争力は無かったように思いますね。少し本筋から外れてきました。戻します。あのモネダ宮殿にピノチェト大統領が今の時間執務しているのかなとも思っていました。機内では当時のチリ人の苦しみを考えたりしていました。あの女性のパチェレ大統領、今では前大統領になります、もその苦しみのさなかにおられた方でしたね。

その後、小一時間でアンデスのやまなみを越え、アルゼンチンの雄大な草原を眼下に見ながらアルゼンチン、エセイサ空港を目指します。アンデス山脈、アルゼンチンの大平原、少し町らしきものも見えます。
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サンチアゴ空港離陸後約2時間でアルゼンチンの空の玄関、ブエノスアイレス、エセイサ空港に無事着陸しました。成田空港を離陸して、エセイサ空港着陸まで32時間の旅でした。不思議と当時のブエノスアイレス、エセイサ空港の写真は無いのです。その後、エセイサ空港を訪れたのは7年後でした。その時のフライトの機種が違うのと、ラプラタ川越えでしたので、ここではお見せできません。すみません、ずっこけて、やはりつれづれぶろぐですね。

その、アルゼンチンですが、当時、アルゼンチンはガルチェリ大統領がこれもまた酷(ひど)い政治を行っており、経済の失敗で超インフレのさなかにありました。私自身は、ブエノスアイレスでは、仕事一途で、私が設計した装置の動作確認に邁進していました。それで、あまり気楽にブエノスアイレスの町を歩いた記憶はありません。私が経験したのは、超インフレに苦しんでいる暗い市民と暗いブエノスアイレスの町の佇まいでした。でも、肉料理は美味しかった、なんて言いますと、イエローカードが出そうですからね。上司からも、夜、なるべく一人で歩くな、とアドバイスを受けていました。ブエノスアイレス滞在中は知らなかったのですが、帰国後、聞いた話ですが、ガルチェリ大統領は彼の施策に反対する勢力、そんな簡単な表現ではすまされないくらい多くの知識人、を捕らえて、虐殺の限りをつくしていたことも分かりました。このブログには書きません。そして、私がブエノスアイレスを離れてまもなくフォークランド戦争がイギリスとの間でおこりました。ガルチェリ大統領が国の失政を覆い隠すために戦争を仕掛けたことになっています。アルゼンチンはサッチャー首相のイギリスに大敗北を喫し、ガルチェリ大統領も退陣してアルフォンシン大統領に代わりました。私は、その後しばらくして、またブエノスアイレスにでかけました。その様子は旅の断章でぶろぐにも書きました。

今、あのチリでは大地震、大津波の災害の復興に大変な時期にあります。チリと日本の関係は貿易も経済も良好な関係にありますので、日本からチリに支援の手をさしのべていただきたいと思っています。また、アルゼンチンは、フォークランド紛争が再燃しつつあります。あくまで噂に過ぎなければよいのですが。フォークランド沖に油田があるとのことで、イギリスが調査を始めました。アルゼンチンはフォークランド諸島をマルビナス諸島と呼び、自国の領土と見なしていますから、資源が発見されたとなると、聞き捨てならない話しになるのでしょう。30年前とは情勢が違いますので、再びフォークランド戦争に突入する愚は避けると思いますが。アルゼンチンは広い領土に広大な平原を有し、農業牧畜が盛んであるし、鉱物資源も多くかつ成熟した大人の国でもあります。また、30年前と情勢は違うので、その対応に誤りは起こさないと思ってはいます。

チリ、アルゼンチン、どちらの国も、大変親日的な国ですし、日本との関係も良好と伺っています。日本として災害復興支援及び(もし起これば)紛争解決に骨折りを惜しまない姿勢で政府の対応を期待しています。

カナダ、ペルー、チリ、アルゼンチン、30年前の旅に思いを馳せてみました。

雑文で失礼しました。




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